服を少なく持つために有効なのが「兼用」の概念です。このブログでも過去に「兼用」の例を紹介してきましたが、「衛生面やだらしなくなる危惧」を犠牲にしては本末転倒です。そこで、再び兼用可能な衣類と、兼用するのは注意が必要な衣類についてまとめてみました。
兼用にしても良いか否かの判断ポイント
だらしなくならないか?
衛生面に問題がないか?(におい、汗)
社会通念上、問題がないか?
兼用可能な衣類の例(私の場合)
シーズン違い服を兼用する・・例・春夏ものと秋冬もののインナーを兼用する(無理のない範囲で。健康対策にもなる)
場面違い服を兼用する・・部屋着とワンマイルウエアを兼用する(外に出られる服を部屋着にする)
「兼用不可能」な衣類の例(私の場合)
パジャマと部屋着は兼用しない
パジャマと部屋着の兼用はしない
就寝時のインナーと起床後のインナーの兼用はしない
兼用不可能な衣類の理由
兼用不可能な衣類の理由は、衛生面と、生活のメリハリです。まず、就寝時は思った以上に汗をかいていると言われています。そのため、就寝時と起床後に着る衣類は別にした方が、スッキリするのでそうしています。もっとも、フルタイムで仕事をしていて、家にいる時間が極端に短い方などはこの限りではないかもしれません。
休日でも必ず起床時に着替えることで、生活にメリハリとけじめの習慣を付ける
子供には、どこから見てもパジャマにしか見えないものを着せる理由
最近は部屋着なのかパジャマなのか判断が付かないデザインのパジャマが主流です。ですが我が家では、子供にはわざと「どこから見てもパジャマにしか見えない」ものを用意しています。そうすることで、ダラダラせず、いやでも着替えざるを得ない状態にしています。
パジャマは定価でシーズンはじめに、わざわざ選んで買う。
パジャマは、値段だけで選んでしまうと、着心地がいまひとつだったり、機能性が良くなかったりで結局長持ちしません。外出用の服は着心地より見栄えを重視する場合があります。けれども、パジャマこそは(買い換え時には)機能性を重視してシーズンはじめに定価で買っています。目的を持って選んだものは過不足がないので最低限のセット数でも長持ちします。成長でサイズが小さくならなければ、もっと長く着られます。
着ているものの心理的効果は大きいからこそ注意が必要
人は着ている物でダラダラしたくなったり、活動的になったりします。特に私は根がズボラです。だからいつまでもパジャマを着ていると本当にそのまま何もしたくなくなってしまうことでしょう。なのであえて強制的に起床時には真冬でも熱があっても朝シャワー&朝シャンします。(夜も入浴します。)そのときにインナーもソックスも全部着替えます。
その分、余分に服が必要になりますが、就寝時に汗をかいているであろう服をそのまま着ていたくないので、そうしています。シャワーを浴びて、髪をブローして、着替えをすることで強制的にダラダラを排除しているというわけです。
人は気持ちからではなく、シャワーを浴びる、着替えるという動作によっても心理状態が変わるものです。どんなに「気持ち」があっても着ているものがダラダラモードの場合、私などはどうしてもそれに負けてしまうのです。それを自覚しているからこその朝シャワーと着替えの習慣を続けています。