25日が給料日の方は多いと思います。その日(休日の場合は24日など)のATMは長蛇の列です。
私は、ここ数年、25日のATMに並んだのは1、2回ほどです。基本的にその日に現金を引き出す必要がないようにしているからです。
ちなみに、我が家では支払いは口座引き落としと現金支払い、振り込み等が中心です。クレジットカードは、たまにしか使いません。
方法は、実は簡単です。
1~2ヶ月分余分にプールしておくだけ
口座に1~2ヶ月分の生活費+アルファを余分に入金しておく。(普通預金)それだけです。
無駄遣い防止にと、1ヶ月分の生活費しか普通預金に残さない人もいることでしょう。定期、その他投資などに回していてお金がないわけではない方も多いことでしょう。
25日に引き出す必要があるのは、なぜでしょうか。それは、必要な現金が手元に不足しているからでしょう。
けれども、25日に振り込まれるからといって、何も素直にそれに従う必要はありません。都合の良い日に引き出せば良いのです。けれども、残高が不足すると混雑するATMに、向かう必要が出てきます。
ということは、裏を返せば、口座に余裕を持たせておけば、好きな日に下ろせる事ができます。
「余裕」と言っても、言葉通りの意味ではありません。あくまで、都合が良い日に行くためのプール資金のようなものです。すべてを定期や投資に振り替えてしまわずに、最低でも1~2ヶ月分だけは普通預金口座にキープしておけば、いざというときに便利です。
引き出す時期がずれるだけです。無駄なお金でも、余っているお金でもありません。
また、給料日直後と給料日前とではお金の使い方に差をつけないようにしています。
あくまで、基本は毎日同じペースです。
スーパーに行くと、月末~月初めは買い物客が多く、混雑しています。心なしか買い物の量も多いように思います。反対に20日~24日あたりは閑散としている様な傾向があります。
これは、多くの人が、入金直後には、多くの買い物をして、だんだんお金が減ってくると次まで買い物を控えるからだと思われます。
できるだけ、翻弄されずに暮らしたいものです。使う予定のお金をピックアップして、あとは日割り計算します。その範囲で買い物をすれば良いだけです。
そうすれば特に家計簿を必死に記録しなくても、給料日直後でも給料日直前でも、いつでも買い物できる内容は変わりません。それでいながら、必要な物は確実に買うこともできます。
物だけではなく、お金の引き出し方や、使い方を少し工夫すれば、無駄な時間を減らすことができます。それでいながら、お金が途中で不足することもありませんから、心穏やかに暮らすことができます。
時間もお金の管理もシンプルにミニマムにすれば、様々な面でゆとりが生まれます。