数か月前に(2015年4月)guのプチプラガウチョパンツの購入を検討して試着した感想を書きました。
http://kurase.com/2015/04/10/gu-gautyo-kanso/
ガウチョパンツって、トイレが大変じゃないですか?
以後、巷でガウチョパンツ姿の女性を見かける度に「トイレ、大変じゃない?」と心の中で声をかけています。なぜ、ガウチョパンツのトイレが大変なのか?
それは、スカートと違い、いったん、ズボンのように下におろす必要があるからです。そのときに裾が広がっているガウチョパンツは裾がトイレの床に付いてしまうのです。ひゃ~。
これがパンツならば対策は簡単です。裾を折ってまくり上げれば良いからです。(トイレから出る時に裾を下ろし忘れて恥ずかしい思いをしたことがあります。注意しましょう。)
ところがガウチョパンツは、「裾を折る」ことが出来ません。となればとりあえず手で裾をかき集めるようにして片手で持ち続けるしかありません。これってどう?
公園のママスタイルでも要注意
それだけではありません。一見すると小さい子供連れの若いママに最適に思えるガウチョパンツ。でも私はおすすめしません。公園で、「しゃがむ」動作をすると、やはり地面に裾が付くからです。
一見、パンツとスカートの間のいいとこどりしているかに見えるガウチョパンツ。思った以上に手ごわいですね。
コーディネイトも要注意
それから、コーディネイトもトップスに合わせる物が限定されますよ。オシャレ上級者の方は、うまく組み合わせるのでしょうが、私のように、無難なコーディネイトで暮らしているならば一般にはトップスは短め限定になりますよ。それからこれも、おしゃれ上級者や若い世代は別ですが、靴はヒールのあるものと合わせないと何かもっさりします。多分。
ガウチョパンツの裾上げ問題
それから、ガウチョパンツは裾上げが難しいんじゃないでしょうか。裾が広がっていますから、単に裾の長さではなくて、広がり具合と長さのバランスを吟味する必要があります。店にあるものを試着して、靴を履いてみてバランスが良ければ買っても良いですが、靴を履かない状態で「履ける」だけで買うのは危険です。
ガウチョパンツの透け・・の問題。ペチパンツも合わせて買いたい。
それから、透け感もチェックしたほうが良いですね。もし透けるならぺチパンツも合わせて買っておいた方が良いです。ただ、このぺチパンツ、選ぶのが意外に難しいと思います。というのは素人判断で買うと「実際に履いたら、ちょっとしゃがんだときにぺチパンツが出ている状態は格好悪いです。迷ったら短い方を選ぶのが無難です。一番良いのはお店の方に合わせるガウチョパンツを見せて相談することです。
安さだけにとらわれずトータル価格で選ぼう
初めから裏地の付いている物を買えばよいのですが安さだけに気を取られないようにしたいですね。guのガウチョパンツは「安い」と言われています。確かに安いし、お値段の割にシルエットもきれいでした。けれども私が買うのを見送ったのは「トイレで苦労しそう。」「透ける&インナーを買わなくてはいけない。」などが気になったからです。オシャレは不便と裏表の関係にある良い例です。
すでに買ってしまったら、洗濯ばさみを使う。
すでに買ってしまった場合、トイレ用に洗濯バサミを2個用意すると良いでしょうか。でも待って。うっかり便器の中に洗濯バサミを落とすとやっかいです。(用心深いのでこういうアクシデントが容易に想像できます。)実際に買って試したわけではないのですが、これしか考えられません。
洗濯バサミを使った場合、跡が残らないようにしたいところ。でも、長時間使うわけではないし、それほど気にする必要もなさそうに思えます。
この記事を書いた翌日、電車の中でやや長めの黒い薄手のガウチョパンツを履いている40歳くらいの女性を見かけました。やっぱり素敵でした。多分、ガウチョパンツ、女性受けは良いのではないでしょうか。なので、結論。ガウチョパンツを履く場所は、状況を選ぶことです。
まとめると(あくまで私の独断です)
ガウチョパンツを履いてOKなケース
- 女性だけの集まり
- 子供を連れていない
- 屋外ではない
- 長時間の外出ではない
ガウチョパンツを履くのがNGなケース
- 子供を連れている
- 公園などの屋外
- 長時間の外出
- 自転車に乗る
分類の理由は、ガウチョパンツは女子受けしそうということ、トイレに行く必要の有無の確率、なし、しゃがむ動作の有無、裾が挟まる危険性などを考慮しました。
履いてから外出先で「しまった」となっては遅すぎる
何も考えずに服を着て外出先で「しまった」という状態が一番焦ります。あらかじめアクシデントを想定できるのであれば、あらかじめ「着て行かない」「対策をとる」などの対処ができますね。
ガウチョパンツが良くないのではなくてオシャレとはある意味、実用性と対局の側面もあるということです。どちらを選ぶかは自分次第です。