細かい文具がいろいろあってデスク周りが雑然として困ってはいないでしょうか。文具を減らそうと思っても、ひとつひとつは「まだ使える」のでなかなか減らせないという現象が起きるのです。
まずはボールペンを統一
その中でも特に、効果が大きいのは筆記具を統一することです。特にボールペンは使用頻度が高いので確実に使いやすくなります。
ちなみに、現在統一して使っているのは三菱鉛筆 uni ジェットストリーム 油性ボールペン0.5㎜芯です。このボールペンは、かすれたり、ダマになったり、にじんだりしません。特に小さい文字を書いてもインクがダマになることもありません。(本体が黒い物よりインク残量が見えるタイプがお勧めです)
ボールペンが決まっていないと困る事
ボールペンを使うときに何が困るってそれは、こんなこと、です。
- インク切れ
- かすれる
- ダマになる
- にじむ
- 書きにくい
皆さんも経験があると思いますが、書きやすいボールペンとそうでないボールペンとでは同じように書いても文字をきれいに書けたり、下手な字になったりしますよね。
それから急いでメモをしたいときに手にしたボールペンがインク切れとかかすれるようなことがあると、困ります。
以前は、ボールペンを続けて使うときには、脇にティッシュを折りたたんだもの置いていました。はじめに試し書きをして、ティッシュに一度ペン先をこすりつけてインクのダマを取るようにしていました。
「いつ無造作に手に取っても常に書き味が同じ」
ところが現在は愛用のボールペンに統一したので、こうした作業が一切不要です。また替え芯が市販されていますから本体が無駄になりません。
普通のボールペンよりもインクがなくなるのが少し早いですが、それは特に問題になるほどではありません。おそらく常に一定の量のインクが出るために一般的なボールペンよりもインクの減り方が早いのだと思われます。
このボールペンの実力を再確認
いつも「使いやすい」と満足していましたが、最近では特にこの作業でこのインクの実力を再確認しました。
http://kurase.com/2016/06/14/syosekika/
本のゲラの校正作業のときです。かなり細かく修正を書き込んだのですが、定規を使って線を引くにしても、文字を書きこむにしてもまったくかすれず、ダマになりませんでした。おかげで脇にティッシュを置く必要もなく、筆記具の事を全く考えずに済みました。
「何も考えずにそばにあるボールペンを手に取ったものが、いつも同じ書き味」にあることで、書類ごとにペンを変えたり選ぶという余計な事をしなくて済みます。
ボールペンの統一で無駄が激減する
使うボールペンを統一すると、必要な数を安心して厳選できます。買うたびに「どれがいいかな?」と考えたり選ぶ作業も不要になります。
書き味が一定しないボールペンが複数種類あると、選ぶ作業が必要で、よく使う物とそうでないものがデスク回りに混在します。文具は小さいので、物を減らすことにあまり関係ないと思うかもしれません。けれども使用頻度が高いので、こういう小さい物をとことん見直すことは、物を選ぶにしても減らすにしても非常に有効な大事な習慣です。