水切りかごでの困りごとは受け皿にたまる水ですよね。今回は、この悩みを解消する簡単な方法を紹介します。
我が家の水切りかごの現状
フェイスタオルを使うだけ
結論を言うとフェイスタオルを使うだけです。マイクロファイバーのタオルであれば、なお良いです。受け皿にこれを敷きます。最低、一日一回以上交換します。タオルは洗濯機に放り込んで他の洗濯物と洗うだけなので特に手間は要りません。
我が家の水切りかごは、現在2個使いでです。
- A シンクに受け皿の水が流れる水切りかご
こちらはシンクに水が流せるタイプです。流す向きは変えられます。ただし、どこのシンクの位置にも対応できるかというと、無理な場合もあるかもしれません。この種のシンクは初めに自宅の設置場所のサイズを入念に計って、店頭で現物を確認するほうが良いと思います。我が家の場合は置きたい場所に何とかギリギリ大丈夫でした。
- B シンクに受け皿の水が流れない水切りかご(たためるタイプです。画像手前の箸置きは別売りです。現在は奥の別の水切りかごに引っ掛けています)
この2種類を使っています。
このように2つを並べて使っていますが・・(この画像はタオルを敷く前ですね)画像左にタオルを敷いています。シンクの手前なので交換も簡単です。
Aの水切りかごは受け皿の水がシンクに流れます。けれどもBの水切りかごはシンクに流れないタイプです。そこでBの受け皿にはフェイスタオルを二つ折りにして敷いています。
最適なタオルの仕様とは
以前使っていた「吸水性は良いけれど、ちょっと固いのよね~」と思っていたマイクロファイバーのタオルを使っています。
ない場合は、出来れば厚手のタオルが良いです。粗品のタオルのような薄手のコットンのタオル場合は、すぐにびしょびしょになります。吸水が間に合いません。結局、一日たたないうちに受け皿が濡れてしまいます。ない場合は、交換頻度を高くするか、二枚重ね(二つ折りを二枚使う)すれば大丈夫です。(朝と晩に2回など)
マイクロファイバーのフェイスタオルの場合は一日1回でも間に合っています。(そのタオルの厚みにもよると思います)
受け皿にたまる水の何が問題か
受け皿に水をためて、時々水を捨てる方法の場合、ぬるぬるが発生しやすくなります。不衛生だし、手間です。けれどもタオルを交換する方法の場合、受け皿がぬるぬるすることはありません。(受け皿が濡れる前にタオルを交換することが前提です。)このほうがずっと楽なので、基本の手入れはこのようにしています。
ただし、見た目にタオルが乾いていても最低一日一回は交換したほうが良いです。
「水切りかごの受け皿の水が流れるタイプ」も手入れが要らないわけではない
現在、受け皿の水がシンクに流れるタイプと流れないタイプを使っています。どちらもメリットデメリットはあります。一見、シンクに水が流れるタイプの方が、万能に思えるかと思います。確かに、一日単位では、水がたまらないのでラクです。
けれども、手入れ不要かというとそんなことはないんですよね。流れると言っても、多少は受け皿に水がとどまることもあるんです。特に少量の洗い物をしたときなどですね。
そんな感じなので、もちろん、ときどきスポンジで洗ってあげないと、今の時期などは受け皿がピンク色になりかかることもあります。特に小さい溝があるのですが、そこにどうしても水がとどまるんですよね。
水切りかごを使う、使わないの目安は何か
かつて約5年間「水切りかごを使わない暮らし」をしていたこともある
持たない暮らしを心掛ける人を中心に水切りかごを使わない話をよく見かけます。私は以前、住んでいた場所で約5年間「水切りかごを使わない暮らし」をしていました。
なぜかというと、本当は使いたかったのですが、シンク上があまりに狭かったからなんです。今も決して余裕があるわけではありませんが、当時の住まいより3倍くらいの広さがあります。
今にして思えば、ワゴンを使うなどしてでも水切りかごを使えばもっと楽できただろうなと思っています。洗い物はタオルを敷いて、その上に重ねて行き、その場で拭いてしまっていました。これが仮置きする場所も足りないので、洗う、拭くを一気にできず、半分ずつ繰り返すこともよくありました。
それが今の住まいに来て、ようやく水切りかごを置くことがかないました。ですが昨年あたりに、再び「水切りかごを撤去してみたことがある」んです。
結果、数週間で挫折しました。そして現在の2個置きにと至っています。半端なことをせずに2個使いにしたことで、劇的に洗い物プチストレスが解消したんです。
水切りかごを使うか使わないかは各自の判断で
結局、水切りかごを使うか使わないかは、各自の生活の状況や、好みなどによって変わります。「こうでなくてはいけない」という決まった正解はありません。
「ないほうがいい!」という人もいれば、私のように「やっぱり要る!」という人もいます。どちらも自分にとっての正解なのですから、それが最善です。
じめじめした日が続きますが、水切りかごは耐熱性があるならば時々熱湯をかけるのも大した手間がかからないのでおすすめです。
参考までに・・
水を流す下部の部分は向きを変えられます。外して洗えます。無難な感じで使いやすいです。
こちらはたためる水切りかごです。受け皿はスライドしません。皿は立てられません。デザインはスッキリしていて生活感がありません。