市販の入浴剤をやめた理由
数年前までは市販の入浴剤を買っていました。いろいろな商品があるので、選ぶのが楽しかったのですが、保湿の効果を感じなかったことと、以下のようなことを感じて使用をやめました。
- 重い(買い物の負担)
- かさばる(買い物と保管の負担)
- 容器の処分が大変(ゴミ処理が面倒)
- 浴槽が汚れる(掃除が大変)
- 身体によくない着色料、香料が使われている物が多い(健康に良くなさそう)
- 肌の乾燥予防の効果を感じなかった(個人的感想です)
ちなみに、当時、よく使っていたのは、誰もがスーパーに行くと目にする普通の入浴剤です。その他、雑貨屋さんでよく目にする一見、おしゃれでエコそうな入浴剤も、成分を改めて調べてみると、健康に良いとは言えない成分が入っている割合は大して違いがない事にも気づきました。
ちなみに、もし、市販の入浴剤を使うなら、比較的安全な選び方のコツがあります。それは着色料に注目した場合ですが、色が白い物を選ぶことです。(成分は着色料だけではなく、白と言っても微妙にクリーム色のことがあるので、例外はあります。)当時使用したことのある一般的な入浴剤の成分表示を確認したところ、白い色の入浴剤であれば比較的、良くない着色料が入っていないようでした。
とはいえ、いろいろよくわからないカタカナ表記の成分が入っているのには違いありません。確かに中には良い物もあるのでしょうが、不明な成分も含まれていることでしょう。
何より、人工的なガムのような香りでは癒されないし、余計な物を体に付着させるだけと感じて入浴剤はやめたのです。
入浴剤をやめても肌に変化はなし
それまで肌の保湿や湯冷め防止に効果があると思って使った入浴剤です。けれどもやめても何も変化はありませんでした。
肌の保湿に関しては保湿ローションを塗った方が確実に効果がありました。
お風呂の塩素除去にビタミンC粉末(アスコルビン酸)を使う
(ペンはサイズ感の比較のために置いてあります。)
白い粉末です。
黄色い箱に入っています。付属のスプーンに容量は一グラムです。
スプーンはボールペンくらいの長さがあります。
使用後は清潔なティッシュにくるんでこのように箱に刺しています。
とはいえ、お湯だけのお風呂に入ると、特に最初に入った場合、肌がピリピリします。これは水道の塩素によるものです。入浴剤には、この塩素を中和するためにビタミンCが配合されているものがあります。つまりは、このビタミンCだけを入れれば十分なのです。
そこで塩素を中和させるためにビタミンC粉末(アスコルビン酸)を使います。この粉末をお風呂に入れると塩素の成分を中和してくれるので、独特のピリピリ感がなくなります。肌の刺激がマイルドになるのです。
これは、飲めるものなので口に入っても安全です。安価な製品も販売されていますが、普通に薬局で売られているようなこのパッケージの製品が一番間違いなく使えます。
ビタミンCをお風呂の塩素除去にする使い方
一回当たりの使用量
使用量ですが一般的な浴槽の場合ビタミンC粉末を0.2g~1g入れると良いそうです。我が家の場合、いつもちょっと低めの水量にしているので、0.2gで十分そうです。
少々多めに入れたとしても特に問題になる事もないでしょうから、よくわからない時は1gを入れれば良いと思います。
ビタミンC粉末(アスコルビン酸)を効率的に湯船に入れるコツ
一回の使用量は少ないので付属のスプーンを持って直接湯船の上に持って行くと湿気で不衛生ですし、どこかに飛んでしまいそうです。
そこで工夫した確実な入れ方は、適当な容器に水を入れて、付属のスプーンでビタミンC粉末を適量入れます。
この時、付属のスプーンを水に付けないように注意します。かき混ぜるのは別の食事用のスプーンなどで良いでしょう。
いったん、室内で別の容器にちょっと濃い目の水溶液を作ってから、その水溶液をお風呂場に持って行き浴槽に投入するという方法です。この手順であれば、途中で粉末がどこかに飛んでしまう事がなく、付属のスプーンの衛生も保てます。
ビタミンC粉末で塩素を中和したお風呂の感想
塩素が中和されるだけなのでたいした違いは感じないと思いますよね。ところが私の感想ですが「お湯が軽い」んです。お湯が軽いって変な日本語ですが、本当にそう感じます。お風呂の温度はぬるめに設定してありますがそれでも違いは確実に感じました。(感じ方には個人差があると思います。)
お湯がなめらかでピリピリ感はありません。「プラシーボ効果じゃないのぉ~?」と思うかもしれませんが、とにかくそう感じました。
とにかく毎日ほんの少しのビタミンC粉末を入れるだけなので、これはお勧めできます。口に入っても安全なのでお子さんがいても大丈夫です。(ただし粉末の取り扱いには注意して下さい。)
ビタミンC(アスコルビン酸)粉末は入浴剤以外にも!
今回購入した品のパッケージには、主な用途と効能として次の様な事が書いてあります。
次の諸症状の緩和:しみ、そばかす、日やけ・かぶれによる色素沈着 ・次の場合の出血予防:歯ぐきからの出血、鼻出血 「ただし、これらの症状について、1ヶ月ほど使用しても改善がみられない場合は、 医師、薬剤師又は歯科医師に相談すること。」 ・次の場合のビタミンCの補給:肉体疲労時、妊娠・授乳期、病中病後の体力低下時、 老年期 用法、用量 成人(15歳以上)一回量1g、一日2回 15歳未満の小児 服用させないこと
というわけで、ビタミンCの補給をすることができます。考えてみれば、「ビタミンCを摂取できるから」とその手の飲料を買う事もあるでしょうが、どうせ人工的なものであれば、この製品を利用する方が良さそうですね。コスト的にも性質的にも自分がどのくらいの量のビタミンCを摂取しているかを把握できます。
ビタミンC粉末はコストパフォーマンスが良い
市販の入浴剤との比較
ちなみに気になるコストパフォーマンス、これは市販の入浴剤と比較計算してみましたが、どちらもほぼ同じという結果が出ました。
・市販の入浴剤・・1個400円、680g入り、一回の使用量30g→一日当たり約18円
・ビタミンC(アスコルビン酸)・・100g入り、一個約1,700円、一回の使用量1g→一日当たり約17円
一回の使用量0.2g→一日当たり3.4円
どちらも販売価格は上下します。
ビタミンC粉末は容量の多いものにすればコストはもっと下げられます。
販売価格と使用量は一例ですが、目安としては、このような感じです。どちらも同じくらいですが、ビタミンCの方が使い方その他でもっとコストは抑えられるくらいです。
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