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アマゾン詐欺業者横行、楽天派でも安心したらダメ。通販で詐欺に遭わないため気を付けること。

アマゾンで詐欺業者が横行してます。「私は楽天派だから大丈夫」そんな風に楽観しているなら大間違いです。今回の事件で問題のポイントをまとめてみます。

 

  1. 注文した商品が届かない
  2. 注文者の個人情報が怪しい外国詐欺グループに抜き取られた
  3. 抜き取られた個人情報とアマゾンアカウントが新たな犯罪の踏み台に利用される

平和ボケに注意したい

変な話ですが、「1」が目的の詐欺ならある意味可愛いものです。しかも今回は販売価格が1円ですから被害金額としては1円です。なら、被害額が少ないからたいしたことがないのでしょうか。そうではありませんね。

詐欺グループの目的は自分の足跡を残さないで犯罪を実行することです。アマゾンの商品を売るというエサを巻き、餌に食いついてくる魚を狙ったのです。その餌とは個人情報やアマゾンのアカウントなどです。

つまり「3」を手に入れるために「1」という餌を撒いたのです。

今回のアマゾンでの事件は、規模が大きく目立ったからニュースなどで取り上げられているだけです。水面下では何年も前から類似の事件が小規模で発生しています。

今回は、たまたまアマゾンを悪用した事件が目立っただけ、つまり氷山の一角だということに危機感を持つ必要があります。確かに悪い事をする方が悪いんです。でも、それだけでは自分の身を守れません。

自分の身を守るために必要なこととは

「自分は何も悪いことをしていない。」

確かに被害に遭った方は気の毒ですし、今後対策は必要です。けれども、どんなに気を付けても、隙あらば狙ってやろうと思う側の人たちは、私たちが思うほど甘くありません。

私達も常日頃から隙を見せず狙う気持ちを諦めさせるくらいの気迫も必要です。日本は平和のあまり、善良であることがスタンダードです。

けれども、それだけでは足りません。これからはなお一層、そうした警戒は重要になります。

通販をよく利用する私ですが、アマゾンも楽天も、それ以外も利用しています。幸い、今のところ詐欺にあったことはありません。

それは購入するときに値段だけを比較するのではないからです。物にもよりますが業者の健全性を重視しているからです。

これは、このブログでも何度か記事にしています。 http://kurase.com/2015/12/11/phishing-mail-taisaku/ http://kurase.com/2016/08/23/account-kaiyaku/ http://kurase.com/2015/03/24/tuhan-rebyu-riyo/

「安い」だけではなく重視したい。販売店の健全性

アマゾン経由の場合はアマゾン直販が安全ですが、それではテナント店から買う利便性が失われます。それは楽天も同じ事です。

アマゾンから買うとき、アマゾンが直接の販売でない場合は必ず販売店を可能な限りチェックします。アマゾンの画面ではわかりにくければ、楽天で検索するとヒットすることがあります。

確率的に下記の様子なら、まず大丈夫ですが、チェックしてみましょう。100%ではありませんが目安にはなります。見落としがちですが地味にチェックしています。

 

  • 地元で実店舗ありで長年営業している店舗なら、とりあえず合格
  • 店舗、もしくは会社の住所でグーグルストリートビューでチェック(不審に思ったらとりあえず確認。まともな実態があるかどうか)
  • 地元の地方銀行がメインバンクになっているなら、とりあえず合格
  • ショップレビューで「参考になる順」をチェック
  • 会社概要記載箇所にたどり着きにくいショップは怪しい
  • 会社概要の名前が外国人は警戒
  • 都内のビルの一角らしい住所&若者の代表者の場合はちょっと警戒
  • メールの文章が日本人として不自然な場合も警戒

 

ネット通販は簡単に価格を比較できるのが魅力です。誰でもしでも安く買いたいのは当たり前ですよね。けれども価格以外に大事なポイントがあるのです。それは取引がスムーズに行われるかということです。

最終的に品物が手元に届けば問題ないのでしょうか。そうじゃありませんよね。注文したのに、いつ届くかわからなかったり、あげく待たされる羽目になったり「品切れなのでキャンセルさせていただきます」と一方的にメールが来たり、梱包の状態が悪くて段ボールが破けていたり(配送業者の責任の例もあります)

過去に楽天内のショップレビューをチェックしていると、上記のようなものは割と目にします。初めて取引する業者さんの場合は、過去のレビューをチェックするのは基本です。

ところが、たちの悪い業者は、おそらく閉店して名を変えて開店することも考えられます。「やたら安いのに、レビューがない。」とか、扱う商品に一貫性がないとか、リアル店舗ではなくても、画面から何となく「怪しい臭い」はするものなんです。

そして、通販に限らず大事なのは「よくわからないまま利用しない」ことです。アマゾンのシステムでわからないところがあれば、調べたうえで利用します。

基本はヘルプを読めばだいたい事足ります。それでもわからないときには「ググる」ことです。

 

Amazonマーケットプレイスとは?出品者の種類

アマゾンを使い慣れている人には何てことない言葉も、例えば楽天派の方は「アマゾンってよくわからない」印象があるようです。その「わかりにくさ」の筆頭が「アマゾンマーケットプレイス」です。 アマゾンを使い慣れない人が最初につまづくのはココです。「アマゾンから買う」と言いますが、販売者は2種類に分かれます。
  • アマゾンが直接販売しているもの
  • テナント店が出品して販売しているもの
  率直に言うと、アマゾンマーケットプレイスとは、「テナント店」と考えればわかりやすいでしょう。テナント店には個人が小規模で出店している場合と(個人出品者)、業者が出店しているケースがあります。(大口出品者、出店型出品者) アマゾンが直接販売している物は安全です。ただし、ちょっとだけ紛らわしいのは 「テナント店が販売し、アマゾンが発送するもの」 がありますので注意してください。繰り返しますが、この場合、販売者はテナント店です。ただし、この場合はアマゾンの倉庫に商品があるということです。だから100%とは断言できませんが、テナント店の出品としては比較的安全度が高いと考えても良いでしょう。  

Amazonマーケットプレイスの出品者は、3種類に分けられます。

個人出品者

 いらなくなった商品やレア物など、売りたい商品を手軽に出品できる出品者です。

プロマーチャント(大口出品者) ショップオーナーの方など、商品をまとめて出品し、在庫管理ができる出品者です。 出店型出品者 Amazon.co.jp に「出店」という形で商品を出品する出品者です。

 

参考までに、プロマーチャントと出店型出品者の違いですが、ざっくり言えば、販売手数料の違いです。出店型出品者は、販売手数料が高い分(カテゴリによります)ショッピングカートボックスに「こちらからも買えます」と表示され販売者名が出ます。

 

今回、詐欺の出品を行ったと思われるのは、個人出品者でしょう。でも、普通に考えれば、「この品が1円でしかも送料無料で出品なんて怪しい」と考えるのが妥当でしょう。

ただ、過去には出品者が値付けを間違えたなんてことがあったようです。そうした可能性を考えたのかもしれません。

これまで、日本国内ではさほど目立った通販に絡んだ詐欺事件がなかったんのでしょう。今回はたまたま明確な詐欺が行われたので、ニュースにまで取り上げられられました。

メールアドレスは使い分ける

万が一、個人情報を抜き取られた場合、メールアドレスを使い分けておけば少しは被害を最小限に抑えられるかもしれません。

個人情報の中でも本名でしかやり取り不可能なもの、例えば銀行関連に使うメールアドレスと必ずしも本名をつかう必要のないサイトは分けておきます。

すると万が一Aのアドレスが流出しても、早期に閉鎖しても大事なアドレスは無傷で済みます。ところが重要度に関係なく一緒に使っていると、アドレスの変更や閉鎖も困難になります。

けれども、他の通販でも、個人情報を収集するためと思われる販売は見受けられることがあります。もっとも、こちらはきちんと商品を販売していますし、販売に必要な個人情報も悪用しているとは限りません。

けれども、ある通販サイトから買い物直後にやたら迷惑メールが来るようになったとか、勧誘の電話が来るようになったという経験はあると思います。この場合はサイトの利用規約に「勧誘などのあんないを差し上げることがあります」と明記されていることもあります。

全てが詐欺ではないし、勧誘のメールや電話も全てが迷惑とは限りません。けれども、こうしたことはあるので、個人情報は使い分けが必要です。

なるべく一つに絞れば管理は楽です。けれども例えばメールアドレスは主に下記に使い分けています。

 

  1. 役所、銀行用
  2. 通販用
  3. サイト会員登録用
  4. 捨てアカウント用①
  5. 捨てアカウント用②

全てにおいて危機感をもつ事は必要ですね。

 

今回の事件の様子に、最近読んだこの本を思い出しました。