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梅雨時のお出かけ。大人が静かに楽しめる美術館おすすめ10選。実際に行ったからわかる穴場スポット。

梅雨時におすすめの穴場の場所を紹介します。

それは、美術館です。「美術館?退屈そうなんだけど。」と言われそうです。または「美術館?草間彌生展に行ったけど絵を観に行ってるんだか、行列しに行ってるんだかわからなかった~」と「美術館→混雑→疲れる」というイメージがある方がいることでしょう。

美術館などミュージアム系はたいてい夏休みシーズンに合わせて大きな企画展が開催されます。大規模な企画展は楽しみでもある反面デメリットがあります。それは「混雑」です。

いわば夏休み前の今から梅雨時あたりは、ちょうど混雑前の穴場の時期でもあるのです。今のうちに静かに楽しんでしまいましょう。今回は、美術館を美術館らしく楽しむコツを紹介します。

また、私が昨年、実際に行った美術館のうち、「大人が静かに楽しめる、おすすめの美術館」を紹介します。

美術館をゆっくり楽しむコツ

国立系美術館は有名な作家の企画展を避ける

有名な作家の企画展を実施しているときにばかり行っていませんか?確かにそれも観たいのは事実です。けれども美術館の良さは常設展にあります。特に有名作家の企画展を実施していない時期は穴場です。混雑しないので、ゆっくり静かに観られます。何より行列が出来ていないので、自分のペースで観られるのもメリットです。

何より、国立系美術館はむしろ常設展(所蔵展)にこそ観る醍醐味があります。常設とはいえ当然ながら所蔵品はハイレベルなものばかり。

もちろん、マイナーな美術館にも、それぞれの良さもあります。

国立系美術館の有名な企画展の混雑を甘く見てはいけない

国立系美術館は企画展の時には全国から客が来ます。だから会場は熱気むんむん。常設展だけ観るつもりでも企画展から流れる客で混雑します。レストラン、トイレも混雑するので行くには気合が必用です。美術館も大きな企画展の時には体力が必要なのです。体調がすぐれないときには有名な企画展示は避けた方が良いでしょう。(甘く見て入場チケットを買ったものの帰宅した苦い経験あり)

規模が大きめから中規模の美術館のおすすめ5選

混雑のイメージがある国立系美術館も有名企画展のない時期が穴場です。しかも常設展ならば料金も数百円と格安国立価格です。そんな低価格なのに、有名な絵を生で観られるのです。

東京国立近代美術館

皇居のすぐそば、毎日新聞社本社ビルの近くにあります。皇居といえば皇居ランが有名ですが、皇居の景色とともにじっくり静かに美術館・・も味わいがあります。

ここのメリットは国立ならではの展示のすごさと、料金の安さです。常設展は大人500円です。

教科書で見たあの国宝級のの絵画が気軽に観られます。日本の絵画、洋画、彫刻などが数か所のフロアに展示されています。最近は展示数を減らしてポイントを絞っている印象です。ちなみに私が好きなのは日本の絵画です。

国立西洋美術館

ここも国立ならではの料金の安さと教科書で観たクラスの絵画が惜しげなく展示されています。ただ、最近は子の建物自体が世界文化遺産に登録されたので観覧客が多い傾向にあります。

上野公園の中にあるので、公園散策も楽しめます。こちらもさすが国立です。常設展だけでもかなりの展示数があります。キリスト教系の洋画が多いです。

東京オペラアートシティ

基本的に現代美術の企画展示のみです。(常設はなかったと思います。ちがっていたら現状を優先下さい)

ここは建物も壮大でアートな空間です。見るからに「クリエイター」な人を見かける場所です。ここは無料でパイプオルガンのコンサートも開催しています。まだこのコンサートには行ったことがありませんが、行ってみたいですね。

五島美術館

場所は決して行きやすいとは言えませんが、穴場の美術館です。多分企画展示のみと思われます。私立の美術館とは思えない規模です。客層も年齢が高めです。そのせいか、扉の開け閉めをする係の方がいます。

美術の展示のほか、広く高低差のある地形を生かした庭が見どころです。スニーカー必須。足元に注意してください。私が行った時には横山大観の絵画がこれでもかと展示されていました。

戸栗美術館

高級住宅地の一角にふさわしい陶器の美術館です。陶器のことは(も)さっぱりわからないので、全く違いがわかりませんでした。ですが時々本物を目にすることで「10年後にわかるようになれば」という思いで気長に観ています。

マイナーな美術館に行ってみる

国立系美術館も良いのですが、小規模美術館は穴場です。近くに行ったついでに、ふらりと寄るのもおすすめです。地元出身の作家の常設展は意外な人物がいたりします。今回もいくつかありますが私立の美術館でもすごい規模のところもあります。良さは決して規模の大小じゃないんですよね。自分がいいなと思えばそれが一番なんです。

小さな美術館は、おすすめがありすぎて、どれを紹介するか迷いました。また、併設のカフェもそれぞれの良さがあり楽しめるところがあります。

都内でおすすめの小規模な美術館5選

朝倉彫刻館

谷中銀座のあたりなので近くの観光と組み合わせるのがおすすめです。すぐ近くに猫グッズのショップがあり猫好きにはたまらないですね。この「彫刻館」は、彫刻もそうですが建物が見どころです。レトロで味がある本物の空間を同時に味わってください。ただしここは足元が危なっかしい方には行きにくいかもしれません。館内は靴を脱いでスリッパなしになります。だから靴下を持参したほうがいいでしょう。

新宿区立林芙美子記念館

坂が多い街です。ここは林夫美子が暮らした味のある建物や庭を楽しめる空間です。「こういう庭と家、いいな。」とかなり気に入りました。

西洋的な空間が多い現代ですが、日本ならではのしっとり落ち着ける空間。「こんなところで暮らしたらいいだろうなあ。」と思いましたね。

竹下夢二美術館

東京大学の近くです。東大観光を兼ねてもいいかもしれません。かなり小さな入り口で女性が好みそうな空間です。私が昨年訪れたときは、陸奥A子作品展が行われてました。なつかしいですね~。(年齢が下の方わかるでしょうか?陸奥A子さんとは「りぼん」という月刊付録付きマンガ雑誌で人気だった漫画家さんです。)

ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション

銅版画の繊細な絵です。奥さんである南桂子氏の銅版画も展示されていました。一階と地下一階のフロアがあります。一階には小さなカフェスペースもあります。私が行った時には入場するとカフェの割引券がもらえました。

一見、見落としやすい場所ですが見つかればあっけないくらい、わかりやすい場所にあります。

ちひろ美術館・東京

住宅街の中に建物があります。中庭を向いて通路がカフェになっています。お値段は少し高めですが、女性に好まれる繊細な味付けで美味しいです。雰囲気が良いのでこのカフェはお勧めです。

いわさきちひろの優しい絵画を堪能してしみじみまったりするひとときは格別です。

美術館に行くときに持って行きたいもの

飲み物

美術館にはレストラン意外に自販機などが設置されていないことがあります。事故を避けるためでしょうか。事前に水分補給を十分にしましょう。予め水を持って行き、飲み物を飲んでも構わない場所であることを確認して、休憩室なので水分を補給します。

レストランは混雑しているか、高いか、で入ることがためらわれることがあります。夏は水分補給のタイミングをよく考えて行動します。

薄手の羽織物かストール

外は暑いのに美術館は空調で涼しく温度設定されています。外で半袖や薄着でも寒くないように羽織物やストールを持参すると安心です。

反対に暑いときにはロッカーがありますから余分な荷物を置いて身軽に観ます。

エコバッグ

美術館のミュージアムショップで、私が楽しむのは本です。もちろん、書店でも手に入りますが、いま観た感動や感覚があるうちにというのも楽しいのです。「さっき観た作家の生い立ちや他の作品は?」と気になった時、本にはその作家の概要が記されています。

そんな折、ミュージアムショップの袋では持ちにくいことがあります。中には透明な袋に入れられて電車で気恥ずかしいことも。そこで必ずエコバッグを持って行くのです。脱いだ羽織物なども入れられるし、重い本を買ったときには便利です。

美術館へは歩きやすい靴で行く

美術館といえばオシャレしてヒール付きのパンプス・・と思う方もいるでしょうが、楽な靴で行きましょう。また、混雑していない場合はヒール靴がコツコツうるさいこともあります。

何より意外に美術館は体力がいるのです。疲れないように「観る」ことに集中できるように歩きやすい靴でいきましょう。

美術館へ行くときは、お昼をまたがない

レストランやカフェ目的なら別ですが、美術館は立ちっぱなしなので意外とお腹が空きます。だからお昼の食事どきをまたがないようにスケジュールを立てましょう。

例えば11時過ぎに美術館に来たとします。館内のレストランを利用するときには先に食事を済ませます。12時ちょうどについたときには、すでに館内のレストランは混雑します。入場前に食事をして来た方が無難です。

お腹が空いた状態で2時間観覧すると集中できません。お昼をまたがず食事のことをかんがえなくても良い状態にしましょう。

 

さいごに

美術館に行くと、「ここまでじっくりと向き合ってもいいんだ。」という事に気づかされます。とにかく現代は「せかされ」すぎなのです。同時にじっくり深く向き合うことが「面倒くさい人」扱いもされます。だからきっと多くの人は何も考えていないふりをして、さりげなさを装っているのです。

一枚の絵に、とことん向き合い描き続ける作者。そうした背景に思いをはせる観方もありなのです。