簡単に暮らせ

ちゃくま・我が家流シンプル、ちょっとミニマム、家事も家計も整理収納も思考も簡単に。

家が広いと物も増える・狭いから減らしたいのかVS減らせるから狭くて良いのか

何だかんだ言って、家が広いと物も増えます。家が狭いと減らさざるを得ません。過去に住んだ様々な形態の住まいがあります。それらを振り返ってみれば、持ち物の量は、やはり家の広さに比例するのです。

家の広さ比に比例して物は増える

「結構、スッキリ暮らせている」と思っていたとします。ところがそれは、「単に家の広さにゆとりがあるから」に過ぎない事は多いのです。例えば、「スッキリの住まい」と思った約120平米の家は、実際家具は少なく「ガラガラ」に見えました。けれどもそれは、単に家の広さによる錯覚だったのです。

当時、急きょ、夫の転勤で越した住まいは「小学校に近い」など利便性を優先した場所でした。その住まいは約40平米、つまり3分の1です。当然、持参した家具は限られました。それでも、部屋は余裕がなく、とにかく狭い。その住まいに決めた時「かなり物を減らしたから大丈夫、住める」と判断したのは錯覚でした。

そんなに狭い住まいを借りたのは、3年くらいで再び120平米の家に戻るつもりだったからです。家があるのに、住んでいるのは狭い賃貸。夫だけ単身赴任する方法もありました。けれども、まだ小さい息子の成長期に離れて暮らす選択。それは私にはありませんでした。

そして、結局120平米の家に戻る選択肢を手放し、さらなる夫の転勤先へ家族で移動する道を選びました。このとき、半年だけ夫に単身赴任をしてもらいましたが、それは多感な時期である息子の転校先と居住地を慎重に選ぶための期間でした。

狭い住まいの反動で以後、家具が増えた

ようやく家族が再びそろったわけですが、当然、少しは住まいも広くなりました。約40平米から約78平米の住まいです。もちろん、78平米と言っても戸建や分譲マンションと比較すると狭い部類ですが、首都圏では普通です。

ところがです。これまで狭い住まいで我慢してきた反動でしょう。この住まいに来てから家具が増えてしまいました。まあ、広さはあるものの、分譲マンションなら普通にあるウォークインクロゼットなどはありません。収納はお世辞にも多いとは言えません。

それを補うために家具が必要でしたが、今にして思えば「ちょっと買い過ぎたかも」と後悔しています。賃貸ですから本格的な家具はありません。いずれも小さい家具を選んだつもりです。それでも改めて見渡せば、そこにあるのは増えた家具なのです。家具が増えれば入れる物が増えます。

おそらく、この住まいにある家具を通常の賃貸2LDKサイズである65平米くらいのところに持ち込むのは絶対無理です。やはりスッキリしていると思ったのは錯覚で、ある程度は住まいの広さが(と言っても戸建てや分譲マンションと比較すれば十分狭いですが(笑))そう感じさせていただけだったのでしょう。やはり居住スペースがあると、物は増える傾向にあります。

物を減らす。それは、ただひたすら現実

「物を何とかして減らしたい」本音とは現実です。現実が限りある居住スペースなのです。だから減らさざるを得ないのです。限りあるスペースでゆとりをもって暮らすには減らすしかないのです。

昔は収納テクを駆使することが常識でしたが今は減らす方に多くの人が向いています。ただ、減らすことは家族の賛同を得るのが難しいのです。例えば私は物を減らしてしまいたい派ですが、夫は一度買った物を手放すことには懐疑的な方です。

もちろん、ある時期がくれば処分にOKをしてくれる場合もあります。けれどもそれにはある程度の間が必要です。もしかしたら「妻は(私の事)すぐ捨てる」と思われているかもしれません。が、そんなことはありませんよ。

とにかく大きい物ほど一度買って家に入れてしまうと、手放すことがいろんな意味で難しくなります。買うときには慎重になる事だと痛感しています。

限りあるスペースは「今」に視点を置くことしかできません。「もしかしたら」といった「仮説」を置く余裕はありません。物を減らすことは現実以外の何物でもありません。