豆はインスタント食品です。日本古来の知恵が凝縮されています。最近、そんな肝心な事に気付きました。
- 常温保存できる
- 栄養価が高い
- 保存が簡単
- 美味しい
- 様々なメニューに応用できる
- 生鮮品に負けない栄養価と味がある
通常、インスタントとは即、食べられる物を指します。けれども「保存がきいて常温保存できて水でもどせば生に負けない栄養価と味がある」という意味ではインスタントでもあるのです。
豆は水に浸して戻しますが、小豆は不要です。それでも「豆を煮るのは難しい、面倒くさそう。」と思っていませんか。
豆を煮るのは簡単
確かに豆ってたいていは浸す時間が必要だったり、煮るのに時間がかかったりします。でも、それは思い込みなんです。
豆を煮るのが面倒くさく感じるのは「今、煮よう。」と突然調理しようとするからなんです。
まず、
- 予め豆を買っておきます。豆は保存が効くので予め買い置きできます。
- 時間と気持ちにゆとりのある日時をみはからう。それから煮る用意を始めます。
コツはたったこれだけです。
でも、「ゆとり」と言っても「忙しくてそんな暇はない。」と思う事でしょう。
豆を使いはじめるベストなタイミングとは
タイミングは、
台所に立っていて、ある程度片付け終わる頃
がベストです。
台所を使っているときではなく、使い終わる頃が良いのは理由があります。それはコンロをふさがないためです。鍋は大きいので、シンク上などでも他の調理の邪魔をしないためです。
例えば、金曜の夜、夕飯の後片付けが終わる頃が最適です。ある程度片付けが終わり「後はシンクを拭いて終わり」くらいのタイミングで開始します。ザルに豆を入れて洗い、鍋に水を入れて浸します。すると翌朝には十分豆が戻っていることがほとんどです。
もしくは、朝ご飯の後片付けが終わった直後です。夕方には豆が戻っています。
夜でも朝でも昼でもいいのです。ただ、台所を使っているタイミングがあります。だからその前後を利用すると行動がスムーズです。
自分でゆでた小豆はこんなに使える
自宅で小豆をゆでると、こんな使い分けが可能です。
- 甘く味付け
- 塩で味付け
- 味を付けない
- ゆで汁を活用する
- 甘さ、塩辛さを自由に調整できる
- 白砂糖ではなく甜菜糖などを使える
完成された「あんこ」はお菓子としてしか食べられません。けれども自宅でゆでた小豆なら・・
- あんこ
- お汁粉
- 赤飯風小豆入り炊き込みご飯
- 塩あんのだんご・・
など多様に使えます。
調味も好みで使い分け
使い切れない物は冷凍もできます。
これは常備している「てんさいとう」です。結婚以来、白い砂糖は数えるほどしか買ったことがありません。
自然な甘みが美味しい調味料です。
小豆のゆで汁は、文字通りお汁粉にできます。その他、もっとシンプルにマグカップに入れて飲んでもいいです。
さいごに
今回は小豆をゆでた例を紹介しました。おやつに最近は和菓子を取り入れることが増えました。なぜならヘルシーで、よくわからないカタカナ添加物が少ないからです。もちろん、市販品と併用しています。100%手作りでなくてもいいんです。市販品の合間に取り入れるだけでも違いがあります。食材を選ぶ視点も変わります。