簡単に暮らせ

ちゃくま・我が家流シンプル、ちょっとミニマム、家事も家計も整理収納も思考も簡単に。

第3回ウェブ読書会・発表(ドグラ・マグラ/夢野久作)/次回ウェブ読書会(第4回)参加募集のお知らせ

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どなた様もお気軽に参加ください。

今回の作品選択について

 三回目のウェブ読書会です。今回の参加は私、ちゃくまだけです。それでは早速。まず、今回は全部読めていません。633ページ表示で読んでいますが、そのうち読了したのは75ページまでです。

読み進んでいないから、面白くない?読みにくい?いいえ、そんなことは全くありません。私が読み進んでいないだけです。この作品は読みやすいし、サスペンスドラマの雰囲気もあります。

固定概念を外して読みたいので、一切他の情報を仕入れないで読んでいます。タイトルの意味もわからないし、作家の夢野久作の作品も知りません。題材を選ぶときに最初の2ページ位を読み、何となくの直感で決めた作品です。(他のウェブ読書会作品も同様に決めました。)

前回の「秋の筑波山」は言葉が昔でしたのでかなり読みにくかったのですが、今回の「ドグラ・マグラ」は現代の言葉なので読みにくさは全くなしです。

今回、参加を見送った方も次回以降ぜひ、参加下さい。せっかくなのでしばらく、この作品を平行して続けることにします。

新たな作品と同時募集します。

 

 

第3回ウェブ読書会・発表(ドグラ・マグラ/夢野久作)

では、「読書会本文」です。

 

  • 参加者名 ちゃくま(このブログを書いています)
  • 読了/75/633(633ページ中75ページまで)

 

急な脳出血で救急搬送された私は、一時的に正確に発声できなかったのです。言葉が言葉の形を成していなかったのです。医療関係者の方は「ああ」と残念そうに私に目を向けます。私は必死で心の中で叫んでいました。

「いえ、わかっています!きちんと理解しています!」

幸いに、その状況は一晩で済みました。一連の様子は、全て理解していました。けれども倒れた直後、一時的に言葉を正確に発音できなかった私は、発声と同じくそれが伝わらなかったのです。とはいえ、あの状態が変わらなかったならば。それは気が遠くなる恐怖です。

いまも一瞬思い出します。病そのものではない。自分が受ける視線です。もちろん関係者の方には、多数お世話になりました。とはいえ、「正常ではないかもしれない」として視線を向けられる恐怖。それは絶望の一歩手前です。病そのものが怖いのではありませんでした。

この物語の「私」は以前の記憶もなく、記憶は「ブーン」という音だけ。そして「気が違っている」患者として病院に入れられています。大学教授が礼儀正しく説明しますが、それがどこまで真実かもわからない。病院という閉鎖された空間。説明された「私」の過去は本物か。目の前に現れた人の好意的な態度は本物か否か。

私の状況は主人公の「私」と違いはあります。けれどもあの状況が続いたならば。「私」の心の動きや次々抱く疑念は、まさに当時のことを彷彿とさせるよう。(もちろん違いはあります)「こうなんじゃないか」と思い読んでいくと主人公の「私」も全く同じように疑念を抱く。おもしろいです。

この物語がどう動いていくのか楽しみです。サスペンスドラマのようでもあり、退屈とか意味がわからない箇所もなく、ぐいぐい読ませる作品です。

 

第4回ウェブ読書会募集のお知らせ

次回は2つの作品を募集します。

1つは今回と同じドグラ・マグラ/夢野久作

もうひとつの作品は後日お知らせします。青空文庫で読める作品で短編の予定です。

 

ドグラ・マグラ/夢野久作 

 

  •  両方でも、片方でも構いません。文字数の目安は千字前後でお願いします。
  • 随時送って下さって構いません
  • 締め切り 2017年12月15日です。
  • 発表は12月17日頃の予定です。
  • 応募はこちらからどうぞ。
  • 対象本の入手方法は自由です。青空文庫からは無料で読めます。(青空文庫

    夢野久作 ドグラ・マグラ