料理は楽しい反面、毎日こなさなくてはいけません。だから「手を抜きたい」ことは日常茶判事です。でも、心配はいりません。料理の面倒の8割をクリアすれば良いからです。
料理は洗う、切るをクリアすれば面倒くさくない
料理の面倒。
8割
その正体とは
洗う
切る
これだけです。
たったこれだけ。
されど、これが「面倒」の8割なのです。
ならば、その8割をどうするか。
答えは簡単です。
できるだけ、まとめてしまうのです。
例えば、朝、納豆に入れるネギを刻むとします。そのときに納豆に入れるネギだけではなく、冷蔵庫にある野菜の「洗う」「切る」をまとめて終わらせてしまいます。
ネギ1本を洗い、1本の4分の1を洗って切る手間も、ネギ2本を洗い、2本を切る手間も大して変わりません。だったら、ついでに2本のネギを切ってしまえばいい。
ついでに、ネギだけではなく、冷蔵庫にあるブロッコリ、白菜、ホウレンソウ、も洗って切ってしまいます。冷蔵にある野菜は、近日中に洗って切ることは明白です。どうせ台所が汚れ、手を濡らし、包丁とまな板も汚れるなら、同じ動作はまとめて一気に終わらせてしまいます。
そうすれば、あとは鍋に投入するだけ。もう、包丁とまな板の出番は要りません。
肉、魚は火が通ってからキッチンバサミでカットする
肉や魚も、なるべく包丁とまな板を使わないように工夫します。生の状態で包丁を入れず、火が通ってからキッチンバサミでカットするようにします。そうすれば、熱湯で消毒する必要がありません。
さいごに
食材を洗う、切る、いずれも手を濡らし、手が汚れます。洗えばいいのですが、これが実は心理的負担でもあるのです。手が汚れたらまな板や包丁、ボウル、キッチンバサミも丁寧に洗わなくてはいけないということです。こうした手間を「めんどうくさい」とは誰も声を大にして言いにくいのです。けれども明らかに「面倒」であるには違いありません。
だったら、その面倒の回数を最小限にしてしまえばいいのです。それにはできるだけ同じような動作はまとめてしまうことです。
買い物したら、洗う、切る食材は一気にまとめてやってしまいます。また、100均で買える使い捨て手袋を使うのも手です。「手が汚れない」だけで心理的ハードルが下がるからです。