ふるさと納税って私には関係ないんでしょ?いいえ、きっと違います。知れば得します。知らないと損をします。
年末も近くなり、かけこみでふるさと納税をしました。で、毎年聞くふるさと納税ですが、今だよくわかっていない。自分には関係ないと思っていませんか?それではわかりやすく簡単に説明します。
ふるさと納税って何?
寄付という形で、自由に納める自治体を選べます。その場合、実質負担額はたった2千円だけです。例えば1万円を寄付したら、8千円が所得税と住民税から引かれます。つまり実質税額8千円キャッシュバック・・のようなものです。(キャッシュバックとは厳密には言えませんが)
ふるさと納税は「出身地にしかできないんでしょ?」
いいえ、関係ありません。どこでもいいんです。選ぶ自治体は、例えば・・
- 出身地
- 今、住んでいる自治体
- 思い入れのある自治体
- 応援したい自治体
- ふるさと納税お礼の品が魅力ある自治体
・・と、理由は関係ありません。
何か得するの?
とりあえず寄付をしたときは寄付金を払いますから、お金がいったん出て行きます。けれども、あとで寄付金から2千円を引いた金額が全部戻ります。それは税額控除という形です。だから気付きにくくはあります。けれども、間違いなく戻るんです。1万円寄付した場合は8千円が戻ります。10万円寄付すれば9万8千円戻ります。
けれども上限があります。所得と扶養家族人数などで変わりますから、それは確認してください。たくさん寄付するのはかまいませんが、寄付で戻るのは所得などに応じた分の範囲です。
年末に駆け込みで寄付する人が増えるのは、12月のボーナスなどで変動が予想されるからです。
手続きが面倒なんでしょ?
いいえ。もともと確定申告の必要のないサラリーマン、ウーマンなど場合は年間、5自治体以下ならワンストップ特例という申請用紙を提出するだけです。申請用紙の記載内容はシンプルな内容なので手間ではありません。
どうやってふるさと納税するの?
ネットで簡単に手続きできます。各自治体のウェブサイトのほか、楽天、ふるなび、ふるさとチョイスなど提携サイトを経由して納めることが簡単にできます。おすすめは楽天です。
お金持ちの人だけの制度なんでしょ?
いいえ、税金を納めている方なら独身の場合年収300万円では3万円も寄付が可能です。2万8千円が控除されます。同じく年収300万円でも共働き、子供2人なら9千円寄付が可能で7千円戻ります。詳しくはシミュレーションの表等で確認してください。
支払方法はどんな方法があるの?
基本的に自治体によって様々です。ですが楽天であれば、楽天の買い物方法とほとんど同じ方法が使えます。クレジットカードのほか、楽天スーパーポイントも使えます。
とにかく面倒くさくない方法がいいんだけど。
まずはお試しに楽天から寄付してみましょう。新たに入力する項目が最小限ですし画面に沿うだけなのでわかりやすくて簡単です。どうしても不安なら、手ごろな金額で米はどうでしょうか。手順を練習してはどうでしょう。(ただし、こちらは配送まで少し時間がかかるようです)
今年寄付でいただいた鰻の紹介
まず、昨年も頂いた「うなぎ」が美味しかったので今年もリピートしました。そしたら今回はキャンペーンでハンバーグがついていました。(現在は鰻のみ)
うなぎを頂くことがメインなので、正直、ハンバーグは全く期待していませんでした。届いてびっくり。こんなにたくさん。一瞬、ハンバーグがメインみたいに見えます。
どちらも冷凍で届きます。ハンバーグは家族も大好きですから、冷凍なのでいつでも食べられます。
贈り物にもできる化粧箱入り。
お皿からはみ出します。電子レンジで解凍したとは思えないふっくら感です。このうなぎは宮崎県宮崎市塩路にある鰻楽(まんらく)というお店のものです。厳選した管理のもと育てられたハーブ鰻というものです。味です。スーパーで売られているものとは全く違います。パンフレットによれば通常販売額は5尾セットは送料込み、税込みで11,400円です。2万円のふるさと納税ですから還元率は何と57%です。そのほか、今回は大量のハンバーグがつきました。だからさらに還元率がアップです。
ふるさと納税は、利用方法がいくつかあります。
- 自治体のウェブサイトから直接
- 「楽天」「ふるなび」などの各サイトから経由
ふるさと納税扱いのウェブサイト
- ふるさとチョイス
- さとふる
- ふるなび
- 楽天
など
お礼の品の種類にもよりますが、食品であれば楽天経由が手軽でお得です。ふるさと納税に関して今だ誤解している人、知らない人もいるようです。ふるさと納税のシステムはこちらにわかりやすく掲載されています。
はっきり言ってふるさと納税をしない選択肢はあり得ません。「細かい節約はするのに、ふるさと納税はしない」こんなあり得ないことが現実にあるのです。何を隠そう、それは我が家です。ふるさと納税ができてしばらく、私は全く無関心で利用をしなかったのです。それが、ある時、気が付いてびっくり。「今まで、こんなお得なことを見逃していたなんて。」
ふるさと納税、手軽な食品などは楽天経由が良い理由
ふるさと納税の方法は先ほど書いた経由方法があります。なかでも食品などは断然楽天経由がおすすめです。なぜかと言えば理由はいくつかあります。
楽天経由でふるさと納税するメリット
個人情報の入力の手間が省ける
住所や名前など何度も入力するのは面倒です。ですが楽天なら、普段使っているアカウントを使えばいいだけです。もし、普段、妻の名前で楽天を使い、夫名義でふるさと納税をするなら、夫名義の楽天アカウントを作っておきましょう。
楽天カードで支払いすればポイント二重取りできる
楽天カードで支払いをすれば、当然カード利用のポイントが付きます。楽天での買い物に対するポイントだけでなくカード分のポイントが得られます。
ふるさと納税にも楽天スーパーポイントがつく
ふるさと納税をしても楽天経由でポイントがつきます。
楽天スーパーセール等、お買い物マラソン時に納税すればさらにポイントが多くもらえる
楽天スーパーセール、マラソンなどで利用すれば普段よりお得にポイントを獲得できます。
レビューが多いので、お礼の品の品質がわかりにくい食品の参考になる
食品は特に個体差が大きい物です。ですが状態がわかりにくいと困りますよね。その点楽天は多数のレビューがあります。
支払方法は楽天で買い物する感覚でいろいろ選べる
納税というより買い物する感覚で気軽に選べます。やり方は普段楽天で買い物する方法とほとんど同じです。
ふるさと納税は自治体により、届くまでの期間が様々です。素早い対応の自治体は良いのですが、届く時期がよくわからない自治体は生ものの食品を頼む際は注意が必要です。楽天の場合は「すぐ届いた」「ちょっと時間がかかった」などのレビューがあるので参考になります。
楽天以外からふるさと納税をしたほうが良いケース
反対に楽天を経由しない、もしくは楽天に掲載されていないお礼の品があります。このような場合は、楽天以外をチェックすることが必要です。
例えば、長野県飯山市マウスコンピューターというメーカーのパソコンなどがそうです。パソコンやタブレットなど、以前は多くの品がありましたが、ついに今回で終焉しそうな気配です。長野県飯山市マウスコンピューターのパソコンなどは、楽天では扱いがありません。けれども他のサイトでは扱いがあります。つまりサイトによって掲載している品に違いがあります。例えば「楽天にないから扱いがない」のではありません。選ぶ順序としてはこの方法がおすすめです。
楽天→ふるなび、さとふる、ふるさとチョイスなど→各自治体ウェブサイト
楽天を最初にチェックするのは、先ほど書いたようにポイント付与や申し込み、決済の利便性が高いからです。
楽天で扱いがあれば一番良いのですが、なくてもあきらめずに次は他のサイト「ふるなび」などをチェックします。それもなければ、自治体のウェブサイトをチェックします。例えばパソコンをさがしているとします。この場合、過去にパソコンをふるさと納税お礼の品に出した自治体をチェックします。そしてそれらの自治体のウェブサイトを確認するのです。
食品の場合は、やはり品質と味、迅速さが好印象につながります。その点、今回も頼んだうなぎは昨年も頼んだので安心して選べました。昨年同様に1週間ほどでとどきました。
ふるさと納税、この(珍しい)太っ腹企画が終わらないうちにしっかり恩恵を頂きましょう。
ふるさと納税のような太っ腹企画は、きっとそう長くは続かないでしょう。そのよい例が家電などをお礼の品にすることが難しくなっている現状です。今のうちに珍しい太っ腹企画を利用しない手はありません。節約よりも簡単です。しかも得られる効果が大きいのです。
税金の使い道を自ら選択していくという本来の目的
支払う税金の使い道を選ぶという本来の目的を自覚する良いきっかけにもなります。ふるさと納税をすると「使い道」について選択項目が用意されています。それを見ると、その自治体の頑張りたい度がわかります。「とりあえず寄付金額が増えればいい」というところと「このようにより良くしていきたい。」と言うところが一目瞭然です。税金とは言え、自治体も受け取る目的と使い道を真剣に考える必要があります。
まずは少しの量で試したいという方は1万円のものもあります。