1,000円のパウダーファンデーション。
3,000円のパウダーファンデーション。
さらに上の価格の
5,000円、8,000円、10,000円のパウダーファンデーション。
違いは何?
疑問に思ったことはありませんか。私はずっと疑問に思っていました。ここ4,5年の間、メインで使ってきたのは1,000円くらいのリーズナブルなパウダーファンデーションです。(ケース代除く)
ファンデーションって値段と仕上がりは関係あるの?
基本、主婦業メインですから、完璧なメイクが必要な場面は多くありませんでした。ちょっと念入りにメイクしたいときはベースメイクに手を入れていただけです。
ところが最近、近隣のお店でその1,000円くらいのパウダーファンデーションを見かけなくなりました。厳密にいえばメーカーを変えればあるんです。でも、ちょっと勇気が出ません。
そこで3,000円くらいのものを買ってみました。この価格帯を使うのは久しぶりです。ちなみに、化粧品は全般に実質安くなっているものがあります。それは、昔は中程度の価格帯だったものがロングセラー化している化粧品です。例えば、20年前くらいに3,500円とか、4500円で買っていたAというブランドがあるとします。それが現在ではセルフ化粧品となり、1,500円から2,000円くらいで売られていることがあるんです。多分、中身も多少はグレードアップしているのではないかと推測しています。だからロングセラー品でセルフ化された化粧品はお得です。
ずっと、そういう品を使ってきたのですが、見かけなくなったんですね。通販でも化粧品は扱いが無かったり、送料が割高だったり、店舗の価格より割高です。だからこればかりは実店舗購入がいいみたいですね。
違いが分かった皮肉な理由
で、これはロングセラー品ではないと思いますが、3,000円くらいのパウダーファンデーションを買いました。早速、肌に塗ったら、明らかな違いがわかりました。ノリ(乗り)がいいんです。肌が乾燥する時期なので、1000円くらいのファンデーションは下地をきちんと塗らないと素肌が見えてしまうかんじ。いわゆる化粧の乗りが悪いっていう状態です。
それに対して3,000円くらいの方は適当な下地の塗り方でもス~ッと肌に乗ります。二度塗りしなくてもいい感じです。これなら断然こっちがいい。そう確信しました。多分10年前は違いが判らなかったと思います。それは肌の状態がそもそも違うからです。年を重ねたからこそわかったファンデーションの違いなのです。皮肉なことですが。
ファンデーション。値段の違いによる違いで出した結論
つまり安いファンデーションと高いファンデーションの何が違うのか。そして高いファンデーションを使う意味とメリットはあるのか。これについての答えはこうです。(3,000円のファンデーションは高い部類とは言えないのでしょうが)
- 違いがわからない➡肌の状態が良いということ➡どっちでもいい(安い物でもかまわない)
- 違いを感じる➡肌の状態があまり良くないということ➡少し値段が高くても良い物を使う
違いが判らないなら、どっちを使ってもいいのです。安い物でもいい。
違いを感じるなら少しお値段を上げてグレードアップさせたほうがいい。
そういう結論です。
もちろん、メーカーにより品質に違いがあります。相性もあります。私の場合ですがパウダーファンデーションは国産のどこでも手に入るメーカー品が一番良いと感じます。それぞれのアイテムにつき、このアイテムならこのメーカー。というように自分の中で基準があります。パウダーファンデーションならこのメーカーが良いと長年感じています。(アイテムが違うとまた別のメーカーを使っています)
( お得な下地付きも出ているみたいです。)
「素肌メイク」実はとても手間がかかるメイクです
このメーカーのパウダーファンデーションの良さはカバー力です。薄く付けても肌の欠点を目立たなくしてくれます。カバー力がないファンデーションは一見、良さそうに思えますが違うのです。素肌が素肌に見えて良いのはせいぜい20代くらいまでです。30歳を過ぎればいやでも肌の粗が目立ちます。シミ、そばかす、赤味、クマ・・。
もちろんクリームファンデーションに、ルーセントパウダ―をはたき、コンシーラーなどベースメイクを駆使し、さらに仕上げにパウダーをはたくなどすればもっと「化粧してないのに自然な素肌っぽく」見せることはできるでしょう。
実は芸能人の「素肌っぽいメイク」は非常に手間がかかっているんですね。でも、私は芸能人ではないので、普段はひと塗りで手を汚さず素肌をカバーできるパウダーファンでションが手軽でいいですね。