簡単にパンを食べたいときどうしますか。カット不用のものを買えばいいのです。一個単位のパンや食パンは切られていますね。(パン屋さんは頼めば切ってくれますし)
でも、スーパーから買ってくる安価なフランスパンは自分で切らないといけません。これが少しだけ手間です。
「そんなことまで手間って言うの?ズボラなのね~」
と思われても仕方ありません。
「面倒な面倒と気付く」ことが改善のスタート
このレベルの手間は「手間と思ってはいけない。」という思い込みがあるのです。実際は明らかに手間がかかります。
「パン切ナイフ、まな板、皿を出して切ってしまってナイフとまな板を洗ってしまう。」
この文章の長さの分だけ明らかに手間なのです。ただ、普段は「手間なんて思ってはいけない」というポジティブモードな概念が邪魔をするのです。
「あ~あ、めんどうくさい」とネガティブでズボラな発想が出たときにこそ、改善のチャンスです。このとき自分の本音によく耳を傾けましょう。
何が面倒なのかよく向き合う
「パン切ナイフを出すのがめんどう」
「まな板を出すのが面倒」
などです。ならば、どうすれば面倒なこと減らせるのか。考えてみればパンを切る度に同じ動作を繰り返しています。
ならば、これを一度で済ませるようにしてはどうか。ここで「パンを食べる都度切らない。一個のパンは全部カットする」というように面倒を減らせる解決の糸口が見えます。つまりフランスパンの場合は、食べてカットするとき、一個全部切ってしまえばいいのです。
私は最近、フランスパンは2本買ってきます。そして2本全部をカットします。あとはポリ袋に入れてひとつは冷凍庫に入れます。
これであとはトースターで焼くだけ。ナイフ、まな板の出番はありません。ほかには、カットするたびにパン屑が出る面倒も回避できます。
「切るが8割」パンの面倒は、たいていがコレ
パンも野菜などと同じく「切る」手間が8割です。切ってってさえしまえば、手間は激減します。パンは洗うがない分、いかに「切る」手間を省くかがポイントです。