100円ショップは小型店舗の方が得です。
なぜ、小型店舗の方が得なのか。今回はその理由をお話します。
100円ショップ利用の秘訣
節約のイメージが大きい100円ショップですが、「つい買い過ぎる」という注意点があります。
100円ショップはうまく、活用すればメリットになります。けれども「安い」「品物が豊富」というメリットがかえって財布のひもを無駄に緩めることにもなりかねません。
つまり、100円ショップをうまく利用するには
「必要な物を必要な分だけ買う」
ことが秘訣です。
時間をかけないで買う
ただし、「何をどれだけ買うか」について時間をかけ過ぎてはいけません。時間は貴重だからです。お金をかけないために時間を使い過ぎては本末転倒です。
そこで役に立つのが大型店ではなく小型店です。100円ショップと一口に言っても店舗の形態は多数あります。品揃えが豊富で売り場面積が広い大型店舗から小規模な店舗と様々です。
大型店のデメリット
一見、大型店舗の方がいろんな商品があるので得だと思うかもしれません。ですがこうした店舗は、目的の品にたどり着くまで時間を要します。
小型店のメリット
一方で小型店舗は品数が少ないのですが、実はそこにメリットがあります。第一に店内が広くないので早く目的の品にたどり着けます。
また種類が限られている分選ぶ迷いが減ります。選択肢が少ないことはデメリットとはいえないのです。その分、無駄な選ぶ思考と要する時間を最小限にすることができます。
店舗の売り場面積が限られている小型店は「売れるか売れないかわからない半端な商品」ではなく、定評がある品を多く取り入れるはずだからです。
コンビニが良い例です。確かにスーパーなどと比較して品物は限られています。ですが売り場が限られているからこそ、万人受けする大きなはずれのない品を扱っています。
100円ショップを節約と時短目的で利用する場合は、同じ意味で小型店舗から買う方が確実なのです。
滞在時間が長いほど無駄遣いが増える
店舗が小さければ無駄に店内を探し回る手間が減ります。スーパーでは客が滞在する時間と比例して売り上げが伸びるそうです。
となれば、必要な物を失敗なく短時間で買うには、小型店舗の100円ショップを利用すれば良いという事になります。
一度に大量に買わない
大型店は郊外など車でなければいけないような場所にあることが多いです。車で乗り付けたような場合は特に「あれもこれも」と余計な物を買ってしまいやすいですね。
100円ショップを効率的に活用する理想は小型店舗です。一回で買う量は、女性一人が自力で持ち帰れるくらいの量です。それくらいが適切で無駄のない買い物です。
もし、どうしても一人で持ち帰れないほどの物を買いたい場合は、日を改めて夫など家族についてきてもらう事です。
そう考えていったん、店を後にすれば「たいして買いたいとは思わなくなってしまった」ということはよくあります。
在庫の波が激しい店は時間の無駄
大型店は一見、「たくさんの中から選べるから得だ」と思うかもしれません。けれども実際は在庫の有無の波が非常に激しい印象があります。
いくら価格が安くても在庫切れで出直しとなれば、時間の無駄です。
一方で、小型店の場合は、小さい売り場に品切れ続出ではまずいからなのかわかりませんが、比較的一定の在庫がそろっている印象があります。
確実な買い物のためには在庫が安定した店から買う
100円ショップに宝探し感覚で買い物に行くなら別です。けれども確実な買い物が目的であれば小型店舗のほうがかえって確実な品揃えだということはよくあります。
それは先ほども言ったように、コンビニと似た原理だと考えれば理由が見えます。
小型店で売っている品は、比較的在庫が安定している品が多いのです。つまり後から買い足しをしやすい品が多いというわけです。
100円ショップを実用的に利用するのであれば、大型店ではなく小型店が狙いめです。もちろん、店によって違いがあります。在庫が安定して、よく考えられた品ぞろえの100円ショップはを見極めるポイントは簡単です。それは売り場がよく整理されていることです。