100円ショップの食器を買いますか。買いませんか。なぜ、買うか買わないかを迷うかと言えば安全性を心配しているからですよね。
私の場合ですが、100円ショップの食器は日本製なら買う事もあります。日本製以外の外国製なら原則、買いません。
これは、100円ショップに限らずどこのお店でも同じです。例えばニトリ、イケア、3コイズ、イオンやヨーカドーなどのスーパー、ホームセンター・・いずれも同じ基準です。
先日、ある雑貨やさんで、気に入ったマグカップを見つけました。ところが製造国が書いてありません。価格は1つ800円です。価格からして日本製の可能性があります。ですがわからないので、店員さんに聞いてみました。
「こちらの製造国はわかりますか。」と。
すると、3分ほど調べて
「日本製です。」
との返答を頂きました。
ですので、そのマグカップを買いました。
厳密に言えば、日本製でも実は不透明な部分はあります。外国製でも心配のない品もあります。ですが、細かく確認のしようがないので、不安を感じたら買わなければよく、不安を感じないなら買うというシンプルな鉄則で決めています。
いっときは食器の有害物質についての不安が世間で話題になっていました。ですが現在は、そうしたことを経過しているので、一定の基準などを設けているのではないかと推測します。
ですがわざわざ外国製を選ばなくても、日本製は十分だと感じるので、それをえらぶようにしています。
一方で飲食店に行くと、明らかに100円ショップと同等か、100円ショップで買った食器を使っているとはっきりわかる物があります。購入する食器を気にしても、外食で使われる食器を気にする人は滅多にいません。
というわけで、不安を感じるなら使わなければ良く、気にしないのであれば使う、という当たり前の法則で決めれば良いですね。
不安の要素は気にしたらキリがありません。一方で全く気にしないわけにもいきません。
要はどこで線引きをするかということです。いくら調べてもわからない限界はあります。このあたりの選択は自分で決めるしかありません。
私の場合は先にも挙げたように
原則として、日本製なら買う、それ以外は買わないと決めています。けれども例外もあります。日本製でも不安を感じるなら買わないし、外国製でも「大丈夫」と思えば買う事もあります。
要はどんなことでもリスクは付き物なので、その選択のリスクの可能性は自分で引き受けなければ前に進めないということです。
リスクを自分で判断することをおざなりにすれば、「どこかの誰かが言っていたから。」と盲目的に信じることを選んでしまうかもしれません。
そうすれば自分で考えなくて良いので楽です。いつの時代も人は物事の判断を断言する人を求めます。ですがそれはとても危険なことなのです。
それは100円ショップの食器が安全かどうか、という判断を100円ショップとそれ以外の2つだけに分けて判断していることの危険性も同じです。
私の場合は、100円ショップ品かどうかは判断の基準ではありません。製造国を判断の基準にしています。日本製、外国製、それ以外という判断です。
ですが厳密に言えば、それだけでは実は足りないのです。実際に買う時には販売店の信用度その他を総合的に判断して買っています。
100円ショップの食器を見ると、仮に外国製であっても危険だと単純に憶測で判断できないものを感じます。