今回は「少ない=〇」という概念にがんじがらめにならないようにしよう・・という話をします。
服の数が変わるのは当たり前のことです。服を処分したのに「増やしてしまった。」と罪悪感を覚えるのはやめましょう。
人が変化すれば服の数も変化するのです。
私は以前、秋冬のパジャマは「1組で間に合う」という時期がありました。朝、起きたら洗濯をして夕方までには乾くので、それを再び着るというスタイルです。
ですが現在は最低、2組は必要です。1組から2組へ。場合によっては3組必要かもしれないと思う事があります。
「秋冬のパジャマは1組」
と書いていたのは3年前です。3年もたてば様々な状況が変化します。私の場合は、パジャマをはじめとして服の持ち方も種類も数も変化しています。
パジャマの場合は、数を増やしましたが、他の服は減った物、増えた物、ランダムに様々です。
一度「服を減らそう。」としたあとに再び服が増えることを「リバウンド」と呼ぶことがあります。ですが私の場合はリバウンドではありません。
必要だから数を増やしているのです。その理由として、こんなことが挙げられます。以前、1組のパジャマで間に合っていた時期は、洗濯物を干すスペースがあったり、浴室乾燥機があったり、私本人も今よりパワフルでした。
ですが現在は、洗濯物を干す環境が以前より控えめです。私の家事ペースも以前よりゆるやかです。ですので、無理に1組のパジャマにこだわらずに、増やす必要があれば増やすようにしています。現在は1組から2組ベースです。
私に限らず、皆さんも生活していれば状況は変化します。減らす時期があればやむなく増やさなければいけない時期もあります。
最近は少な目の身の回り品で暮らす方が、多くの方の興味を引きます。確かに当人に無理がないのであれば、減らしたいだけ減らして構いません。
一方で、本当はもう少し数をそろえた方が安心できるとか、無理がないと感じるのであれば、納得できる数に増やしたって構わないのです。
一度物や服を減らした人が、再び増やすことにある種の恐怖を覚えるケースがあります。それは一体、誰に対しての恐怖なのでしょうか。
暮らしは自分と家族のために行うのであり、誰かに賞賛されるためのものではありません。必要な服の数でも物の数でも変化するものです。それを恐れないことです。