「何を着よう」
という服の迷いは、女性に避けて通れない事に思えますよね。
けれども、これはちょっとした方法と考えで簡単に解決できるんです。
まず、その「迷い」ですが根本的に100%完璧な方法はないと、心得ることです。
これが第一歩です。
確かに
値段と、
着心地と、
自分が気にいるかどうかと、
周りの評判全てが合致すること、
が理想ですね。
でも、これを仮に満たしたとして時がたてば全て変わります。
だから、今現在満足しても100%の完璧はないんです。
それでも、私たちは何かを着なくてはいけない。
どれかを選ばなくてはならないんです。
だったら、楽しんだ方がいい。
苦しんで迷って人の目を気にして気にして・・
それでは、どんなに素敵な格好をしても「心ここにあらず」です。
ただ、これだけは言えます。それは、手っ取り早い方法を取るならば、こんな方法があります。
これは成毛眞さんという方が(148)黄金のアウトプット術 インプットした情報を「お金」に変える (ポプラ新書) [ 成毛 眞 ]という書籍で語っておられたことです。
新しくて安い服は、高くて古い服に勝る
それは高価な服を長く着るよりも、リーズナブルな新しい服を着た方が見栄えがするという内容です。
高くても古くてくたっとしていては、それを着ている人間も、古くてくたっとして見える。
具体的には、高価なパタゴニアよりも新しいユニクロの服の方が断然見た目がいいってこと。
成毛眞さんは、外出時は新しいユニクロ、新しい鎌倉シャツに着替え、自宅では着慣れたパタゴニアを着るそうです。
最近はミニマリストブームもあり「高価でも質のいい服を数少なく持って長く着る」ブームです。
確かに、こうしたスタイルは私も賛成です。もっと言えば本当はそうしたいのです。
けれども日本で暮らしているので、周囲の価値観はある程度取り入れた方がいい。それは流されることではありません。あくまで戦略です。
くたっとした服が有利に働かないのならば、わざわざその方法を選ぶことはない。物を大事にすることは必要だけど、企業がイメージ戦略を大事にするように、個人もイメージを無視しては暮らせません。
つまりは、高価な服を長く着るより、新しい服を取り入れた方がパリッとして見える。パリッは清潔感にもつながります。
時代遅れのクタッとした服よりも、トレンドの新しい服を着た方が断然印象はいい。少なくとも庶民の私たちの場合は。
その代り高価な服を着ることはないと思っています。服は布ですから、どうしたって摩耗するんです。
もちろん、限度はありますが、ある程度のトレンドを受け入れつつ、クローゼットの中身は鮮度が良い方がいい。
「高価な服を長く着るほうがいい。」
と誰かに断言してもらいたい気持ちは痛いほどわかります。けれども時代の雰囲気がそれを許さないのです。
毎朝、服で迷ってしまう理由。それは、なんとなく「クタッとした服が多くて着ても生えないから」というのも原因かもしれません。
そして買った時は結構高価だったりするので、手放すに手放せないんですね。
もちろん、買っては捨て・・みたいな風潮自体は問題です。心が痛みます。だからこそ、数は少なめにしつつ鮮度を保てばいい。
成毛眞さんのように、高価で質のいい長く着る服は自宅で着ればいい。外では安価でも新しい服を着る。結局はそうした方法の方が、毎朝服で悩まずに済むのです。そしてこれはあくまで戦略と心得ることです。