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「100均で買うな」より危険なこと

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100円ショップなどで「買ってはいけない」とされる記事をネット上で見かけることがあります。例えば「100円ショップで売られている食品や食器は危ない」などです。

よくある理由として「中国製だから有害物質や品質が不安。」という事が挙げられています。まれに100円とは言え、品質に疑問が残る品物に遭ってしまうことはあります。

けれども、よく品揃えを見れば、100円ショップの食品類でも国産品は多数あります。また、100円ショップではない国内メーカー品でも中国製の品は多数あります。

「買ってはいけない記事」よりもっと危険なこと

実はもっと危険なことがあります。それは、曖昧な記事を鵜呑みにすることです。さらには自分の目で確かめたり、考える手間を省いてしまう習慣です。

こうしたことは、100円ショップで「買ってはいけない物」を買うよりずっと危険なことなのです。

確かに、100円ショップには中国製の品があります。けれども、全てがそうだとはかぎらないのです。本当に100円ショップで販売されている食品は、皆、中国製で劣悪なものばかりなのでしょうか。

もちろん品揃えはショップにより差があります。個体差の様な違い、「これはどうかな。」という物も確かにあります。けれどもそうした品と同じくらいに、ごく普通の国産メーカー品の品や全く問題のない品も多様にあります。

100円ショップで買ってはいけないものと買うべきものは裏表

買ってはいけないとされるものに食品類があります。口にするものですから慎重になります。けれども実際に品ぞろえを見れば必ずしも中国製ばかりではありません。反対に普通のスーパーでも中国製の食品は多数あります。

調味料について

例えば、私が100円ショップで食品を扱う店に行ったら、必ず買うものがあります。それは、わさび、からし、コショーなどです。いずれも普通のメーカー品です。こうした品は、スーパーでは150円くらいですが、100円ショップでは100円です。2~3割値段が違います。これらはあきらかに「買ってはいけない」というより「買うべき」品でしょう。

粉ものについて

他には、和菓子作りに使う白玉粉、上新粉なども買うことがあります。これらの製造は日本製です。

ほかには、片栗粉、小麦粉など国内メーカー品がいろいろあります。もちろん、中には「これはどうなんだろう。」と思う品もあります。けれどもそれは100円ショップだから、というわけではなく通常のスーパーでも同じです。

菓子類について

また、国産メーカーの菓子類も相当数の種類があります。例えば、おなじみのブルボンのスティッククッキー類なども100円ショップでしばしば見かけます。これらのお菓子をスーパーで買えば、通常は140円程度で販売されています。たまにセール価格で税抜き100円で販売されていることはありますが、頻度は多くありません。

せんべいなどもあります。スーパーでは、2~3割多く入った同じ物が一袋150~200円で販売されている事が多いようです。

このほか、間違いなく国産品なのですが、大手スーパーではあまり見かけない菓子を100円ショップで見かけます。例えば、私がたまに買うのは、ピーナッツ菓子です。コーヒーピーナッツとか、そんな感じのお菓子です。

ピーナッツ自体は確かに中国製です。けれども、そもそもスーパーで売られている柿ピーなどもピーナッツ菓子は、ほとんどが中国製です。製造する業者が中国であれば、さすがに私も考えますが、製造、販売しているメーカーが日本の企業なら、特に警戒しすぎることはしていません。

卸業者と大手スーパーについて

推測ですが、製造販売する企業、卸業者にとっての大手スーパーは取引をしてもらうだけで「ありがたい」存在です。一方で実績の大きくない中小規模の企業は大手スーパーの言い値で取引をせざるを得ない暗黙の空気があります。となれば、最終的に採算度外視で卸さざるを得ません。

だから品物は全く問題なくても大手スーパーには卸ろしにくい、そこで100円ショップがそうした企業の品を受け入れることがある。おそらくはそんな理由でマイナーな菓子を100円ショップで見かけることがあるのでしょう。

 

100円ショップで買うべき文具

また、「買ってはいけない」とされる文具類も、要は100円ショップ品だからダメとは限らないということです。

例えば、100円ショップの文具はメーカー品から、無名の「ただ安いだけ」のような品まで多様です。文具選びに関してはメーカー品を買うということです。というのも、こうした品は、実際に使ってみないとわからないからです。ただし、無名メーカーだけどメーカー品と変わりない品もなかには存在します。

けれども、例えばボールペンの場合ですが、私は数年前から三菱ジェットストリームの0.5ミリと決めています。ですので、その品が100円ショップにあれば買うこともあります。また、それ以外の品も、国内文具メーカー品が見つかれば、買うことがあります。ただし、国内文具メーカー品は、100円(108円)が必ずしも安くないこともあります。ですが、文具だけを買いに行ったり、通販で取り寄せるのも面倒なことがあります。そんなときは100円ショップで見つけた「ついでに」買うという選択もあります。 

100円ショップの品は、「品質が最高とは言えないけれど、たまに使うだけなら十分」ということもあります。

100円ショップで買うべき食器

100円ショップの食器は多くが中国製です。ですが中には国内の窯元が暇な時期に製造した良質な品も交じっているという話を何かで読んだことがあります。食器に至っては日本製であれば、そうした良質な品である確率が高いでしょう。

また、自分で買う食器は製造国にこだわりますが、外食で使われる食器のことを考える人はほとんどいないでしょう。100円ショップの食器の製造国を考えることとは、本来、外食で使われる食器のことまで考えることと同じ意味があるのです。

100円ショップでは日用品を買う目的と意味を考えよう

例えば、大工さんが使うカナヅチなら、100円ショップではなく、きちんとした品を買う方がいいでしょう。けれども普通の主婦が、ちょっとだけ使うなら100円ショップのカナヅチでも十分なわけです。要はそういうことです。

品質に100%を求めるなら当然、100円ショップではない方が良いでしょう。けれどもそれは、目的次第なのです。たまにしか使わないのであれば、わざわざ高い物、高品質である必要はありません。

我が家の場合ですが、サブの包丁に至っては、息子が5歳の頃に買った「子供用包丁」を今でも愛用しています。国産品だったと思います。現在、使っているのはほとんど私です。子供用包丁は軽くて扱いやすいので果物の皮をむいたり、ちょっとしたものをカットするのにフットワークが良くて便利なのです。 

「100円ショップ」というくくりだけで判断しない

100円ショップ品だからと、全てをひとくくりにしないこと。これが成功する買い物の秘訣です。そして買い物が成功するためには、普段から「なぜ、その品を選ぶのか」という自分なりの軸を意識して買うことです。

 100円ショップというくくりで判断するのではなく、あくまで商品単位で判断することです。そうすれば適切な品物選びができます。

そうすれば、100円ショップだろうが、高級店だろうが、買うか買わないかを自分の意思で決定ができます。ところが単に「100円ショップだからだめ」というイメージだけによる選択に頼っていては、噂や不確かな情報に翻弄されます。すると何を買えば良いのかわからなくなってしまうのです。

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