食器はいくつ揃えれば無駄がないのでしょうか。今回はそんな悩みを解消するお話です。
以前、我が家の食器を公開しました。
食器は家族の人数分+1~2枚が使いやすい
食器を買うときは、家族の人数ぴったりではなく1~2枚多く買う事をお勧めします。漆器類は割れにくいので家族の人数と同じです。
我が家は3人家族ですが食器の数は家族の人数である各3枚ではなく+1~2枚で5枚用意しています。
同じ食器が3枚でも4枚でも5枚でもスペースに大した違いはないからです。そして家族の人数ぴったりより+1~2枚ある方が無駄がないのです。無駄をなくすためにあえて多く持つやり方です。
普通は家族の人数と同じ数をそろえますが、実は 1か2枚追加したほうが効率よく使えます。
例えば2人家族なら食器の数は 2+1=3枚
3人 3+1=4枚
4人 4+1=5枚
です。
我が家の場合は3人家族ですから食器は各3枚あれば良い計算です。ですがたまたま買った食器が単品より5枚セットの方が安かったんです。なので+1枚の4枚ではなく5枚セットを買いました。
形が同じなら皿の数が多くても収納スペースは変わらない
1枚多くする理由は、
- 割れた時に同じ食器を買う手間を省くため
- 割れた時に同じ食器が手に入らない事があるため
- 食事の支度の段取りのため
半端な食器が片付けにくさの元凶
まず「割れた時」ですが、だいたいどこのお宅でも「数がそろわない半端な食器」がありますよね。食器が片付かなくなっていく理由って、結局は「半端な食器」なんです。
一方で数が多くても同じ形、サイズの皿なら重ねられるからきちんと収納しやすくなるんです。
プラス1~2枚の食器でラク家事できる
次に「食事の支度の段取りのため」ですが食事って家族がそろうとは限りませんよね。そんなとき、例えば「まだ食事が終わっていない夫の夕飯の食器」と「明日の朝使う食器」が別にある方がいいんです。
夜遅く帰宅した家族の食器を夜のうちに洗えないことってありますよね。また、お皿にラップをかけて冷蔵庫にしまった時など。家族の人数ぴったりでは、足りなくなることがあるんです。もちろん、タッパーを使うとか方法はあるんですけどね。
食器棚のネックは幅の制限
食器棚の中は幅に制限があります。だから効率よく収納するコツは「いかに重ねても使いやすいか」にかかっています。
重ねると言っても違う種類やサイズの食器では、いちいち上のお皿を持ち上げなくてはいけません。本の様に「立てて収納」などは無理があるので続きません。
食器をそろえるときは、重ねられることを重視するといいですよ。(もちろん、重ねられない種類の食器もあります)
さいごに
「食器を減らそう」とする理由は「サイズも形もバラバラな食器」が原因なんです。数が多くても同じサイズ、形で重ねられるなら問題ないんです。
減らそうということばかりにとらわれていると、根本的な原因に気付けなくなりますよね。食器棚が片付かない理由はサイズや形がそろわないことです。