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【野菜高騰でも家計がピンチにならない節約術】もやしはキャベツより本当に安いのか

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野菜の高騰で、例えば「キャベツを買わずに、もやしを買って代用している」方は多いことでしょう。けれどもそうした「節約」のつもりの買い物が、実は「たいして違いがないことがある」と知ったら驚きますか。

野菜高騰の文字にあおられない

連日、テレビや新聞で「高騰」の文字を見ると私たちは「野菜」=「高い」の図式が強くインプットされます。確かに現在は野菜が高いですが、ある意味それは当たり前のことなのです。

野菜は生ものであり、天候や流通の事情、燃料費のコストなどが複雑に絡み合うものだからです。そして野菜が高い時にばかり視点が向いていますが、野菜は安い時期もあることを忘れています。

野菜が安い時期、安定している平均的な時期、高騰する時期実は様々な価格帯の流れがあります。それはある程度長い期間で見れば、最終的には平均的な価格だということです。

目先の価格だけにとらわれない

節約を考える時、私達はつい「目先の価格」にとらわれます。ですがお金を使う時には、目の前の価格の比較だけでは足りません。「節約したつもりが、大して違いがない」結果に陥ることがあるのです。

今回は、「本当の節約とは何なのか」についてについてのお話です。「節約したつもりが節約になっていない」そんな無駄を産まない買い物の仕方をしましょう。

損得だけではない現実との向き合いも大切

初めに断っておかなくてはいけないことがあります。現在の野菜高騰に絡む買い物は、単に損得だけでは量れません。市場に出回る物が少ない現実があるからです。

少ない物にみんなが集中せずに他の食材に分散させる。こうした試みは必要なことです。また、これをきっかけに、新たな食材に気が付いたり、献立の工夫で発見があったりということもあります。

ですから決して野菜高騰で食材を変える試みをしている方の否定をする気持ちは、微塵もありません。野菜高騰は事例の一つに過ぎません。そうした前提を踏まえたうえでのお話です。

価格に関係なくキャベツを買い続ける方が無駄がない

結論を言えば、全体の流通量などの事情をいったん、脇に置いた場合、キャベツなどのボリュームがあり、使いやすい野菜なら価格に関係なく無心で買い続ける方が無駄がありません。

キャベツが高くても安くても、淡々と買い続ければ最終的にはトータルでは平均的な金額となるからです。それよりも「高い」「安い」と余計な思考を働かせたり代わりの食材で調子が狂う方が「手間」「別の思考」という見えない負担がかかります。

そして、食材を買うときコストに目を向けるなら、真っ先に注目するべきことは何でしょうか。それは一回あたりのコストです。

もやしはそれほど安くない

例えば、もやしは安いイメージの野菜ですが、実は一回あたりのコストとして見た場合、それほど安い食材ではありません。

もちろん、もやしには多大なメリットはあります。

 

もやしのメリット

  • 1袋の価格が安い。
  • 価格が安定している。
  • 安定して供給されている。
  • カットしなくて良い。
  • 汚れがほとんどない。
  • 癖がないので嫌いな人がいない。

 

一方でデメリットも考慮する必要があります。

もやしのデメリット

  • 普通は加熱しなければ食べられない。
  • 日持ちしない。
  • 加熱するとカサが激減する。
  • 加熱するとすぐに食べなければさらにカサガ激減する。

という欠点を持ち合わせているからです。

 

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例えばもやしは、安い食材というイメージが定着しています。確かに1袋は40円くらいです。それに対してキャベツは昨今の価格は1個400円前後です。その差はおよそ10倍です。

ここで「キャベツはもやしの10倍高い」と考えてはいけません。もやし1袋に相当するキャベツはどのくらいか比較してみなくてはなりません。

単純にグラムで比較した場合はこのようになります。

 

  • キャベツ 1個 およそ 1200グラム
  • もやし 1袋 およそ 250グラム

1200グラム÷250グラム=4.8

 

この場合、キャベツ1個はもやし4.8袋分に相当します。ざっくりと5袋としましょう。キャベツ1個ともやし5袋。だいたいの感じですが、実際はキャベツ1個はもやしのカサはもう少し必要な気がします。

私の印象としては、だいたいキャベツ1個はもやし8~10袋分くらいあるのではないかという感じがします。

仮にキャベツがもやし8袋分と同じカサの場合、8袋×40円=320円となります。10袋ほどならちょうど400円分です。

日持ちのしやすさ、使いまわしやすさも考慮して判断する

とすれば、野菜が高騰している現在でも、大きな違いはないということです。この他、キャベツが日持ちすることや、使いまわしやすい野菜であることを考えると、「もやしが安い」とは限らない事が見えます。

これは、他の野菜も同じです。例えば、カイワレ、豆苗などのスプラウト系野菜は同様の傾向にあります。

確かに1個当たりの価格は安く安定していますが、実際に食べるカサを考慮すると必ずしも安いとも言えないことがわかります。

食材はカサだけが選択基準ではありません。ですが野菜が高騰していることを理由に別の野菜を選ぶときには、こうした事も考える必要があります。

食材の選択基準は家族構成で考慮する

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そして、野菜が高騰しているとき、選択基準は(キャベツを買うか、もやしを買うかなど)は家族構成、食の量などにも左右されます。

単身、夫婦だけ、食が細い・・などの場合は1回使い切りで単価が安いもやしなどを買う方が適しています。食材を余らせるとかえって無駄になるので、少量ずつ使い切りで買う方が無駄がありません。

一方で、3人以上の家族、食欲旺盛、・・などの場合は、ボリュームがあり、日持ちするキャベツなどを選ぶ方が適しています。

実際に我が家の場合ですが、夫もまだまだ食欲旺盛ですし、何といっても息子がよく食べます。私は普通ですが、全体として後者の「食欲旺盛で食材がたくさん必要な家族」です。そのため、選ぶ食材は、一見高いキャベツを選ぶ方が都合が良いのです。

 

さいごに

同じことはまだまだあります。節約を意識するときには、単純に価格だけにとらわれない事です。本当の損得とは何なのか。それは野菜高騰という何気ない事例からも気付きが見えるのです。今現在という短い期間ではなく、家計も俯瞰する見方が必要なのです。