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【お金を貯める】「1年で○万円貯めた」を読んでも貯められない理由

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今回はお金を貯められない人が、貯められるようになる方法をお話します。

よく雑誌などで見かけますよね。「1年で○万円貯めた!」のような記事を。

「うわ~すごい!」と思って記事を読む。で、書いてあることを真似してみる。でも、結局貯まらない。

・・こんなことの繰り返しでがっくり来ていませんか?「私はお金を貯められないタイプなんだ。」と。

 「貯めた」話が参考にならないわけ

もし、こんな風に思っているなら、落ち込まないで下さい。それは、あなたのせいではないんです。そもそも、参考にする土台が違うからわかりにくいだけなんです。

そして、お金を貯めるために、無駄な手間は要らないんです。貯めている人は何が違うのか?それはちょっとしたコツをつかんでいるかどうか、なんです。では、どうすればいいのでしょう。

まず、冒頭の「○万円貯めた!」のような記事が参考にならないのはなぜかをお話します。

例えば1年間で100万円貯めた人がいるとします。「1年で100万円」と聞いてあなたはどう思ったでしょうか。

  1. すごい!
  2. 少ない
  3. わからない

私はこの手の話を聞いたり読んだりすると「3」つまり「わからない」と即座に思います。確かに1年で100万円貯まったという事実は存在します。

けれども、それが果たしてすごいことなのか、それとも全然すごくないのかは、もっと背景にある状況を知らないと何とも言えないからです。

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例えば、単純に「年収で手取り1千万の人が1年で100万円貯めた」と聞いたらどう思いますか?全然、すごいと思いませんよね。むしろ少ないとも思うはずです。

では「年収で手取り300万円の人が1年で100万円貯めた」と聞いたらどうですか?これは「すごい」と思いますよね。

つまり、すごいかすごくないかは、貯まった金額ではなく、年収、家族構成、住んでいる地域、職種、住居の状況、親の見えにくい援助などを総合的に見なければ何とも言えないのです。

比較するべきは過去の自分の貯蓄額

そしてこのような条件は非常に比較がしにくいのです。確かに「どう考えてもすごすぎる貯蓄額」をこなす人はいます。けれども「○万円貯めた!」という表現はあくまで自分が過去の家計と比較する表現なのです。

例えば「これまで貯蓄ゼロだったけれど頑張って100万円貯めた」というなら、すごいですよね。つまり「○万円貯めた!」で比較できるのは過去の自分(世帯の家計)だけなのです。

そして過去の自分(世帯)の家計と比較することはかなり大事です。もちろん、年々、必要な支出は変動します。けれども、大きく変動した収入と支出をのぞけば、その年の貯蓄が増えたのか減ったのかは把握できますよね。

これまでは貯金を全くできなかった人なら、半年とか1年ごとに少しずつステップアップすればいいんです。

そして貯金を確実にしている人は案外、コツコツ頑張っているイメージがありませんか?実はそうじゃないケースがほとんどなんです。

貯蓄を確実にするには手間をかけない方法で

確実に貯蓄をしている人って、最初だけシステムを作りますが、以後は手間をかけないようにしています。だから貯まるんです。そこに意志など感情が入り込まない工夫をしているんですね。

例えば「給与振込口座から毎月自動引き落としで定期積み金をする。」このようなシステム作りは「手間がかからない」方法です。現在は金利がゼロに等しいので「銀行に預けるのは無駄」と思うかもしれません。

確かにそう思って確固たる増やし方を自分の意志でできるなら、そのほうがいいんです。でもこれまで貯蓄を全くできなかった人が、それをできますか?

だったら、まずは給与振り込み口座から毎月強制的に引き落とされる自動引き落としを設定してしまい、使わないお金を取り分けることが必要です。金利がどうのと考えるのは、もう少し貯まったあとです。

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収入が増えても生活レベルは上げない

さらに、4月に給料が昇給で増えたとします。そしたら増えた分、さらに積立金額を増やせばいいんです。つまり普段の生活費は収入が増えてもずっと同じペースを貫くんです。

このようなスタイルを続ければ、意識しなくても「いつの間にか」ある程度必要なお金を貯めることができます。

こうした方法に慣れたら、次の段階で銀行以外のお金の使い方に移行すればいいんです。

「お金は貯めるより経験に使ったほうがいい」のは間違いありません。けれども「使う」ためには、まず貯めなければいけません。例えば「世界一周旅行をしたい」と考えたとします。この場合も、まずはお金を貯めなければ旅行は実現しません。だからやはり「いつの間にか貯まる」システム作りは必要なんです。

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戦略のない借金はお勧めしない

「貯めるより先に借りて後で返す」方法はお勧めしません。今までお金を全く貯められなかった人は常に預金残高がゼロであり続けるのはあまりにリスクが大きすぎるからです。

借金は良い借金もあります。それはある程度お金を持っている人が戦略的に借りる場合です。こうした良い借金を除き、全くお金を持たない人がいきなり借金で経験を先に賄うのはリスクが大きすぎるのです。

さいごに

やはり何かを新たに経験するのでもまずは「貯める」ことが必要です。「まずは貯める」ことをして、その資金で行動するなら貯めるまでの経緯も経験値としての糧になります。

金利がないに等しい現在、預金にお金を貯めることは確かに疑問があることでしょう。けれどもこれまで貯蓄ゼロに近い人ならば、新たに心置きなく行動するためにベースになる貯蓄は必要なんです。

その際に必用な情報は見知らぬ人の「○万円貯めた」という話ではありません。過去の自分の貯蓄額との比較なのです。