簡単に暮らせ

ちゃくまのブログ。女性ミニマリスト。FP。合理的な家事、家計管理、少ない服で暮らす、お金、節約、捨て作業のコツ。好きな事をして生きる。

炊事の悩みは「コールドミール」をヒントにすれば解決できる



こんにちは ちゃくまです。このブログは暮らしに関することをつづっています。

・ミニマリスト的な暮らし方 ・家事を簡単にする工夫 ・お金に関する管理方法(筆者はFPです) ・世間に惑わされない生き方 ・・など。お役に立てたらうれしいです。

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最近、家庭料理も弁当もカラフル命だった概念が覆される気配です。炊事をはじめとした家事が負担なのはそもそも「手をかけ過ぎ」が原因だったとしたら?

 がんばらなければできな食習慣は思い込み

ヨーロッパ兼で食事は意外なほどにシンプルだと言われています。特にドイツではコールドミールという習慣があるので主婦は炊事をするのはちょっとだけなんです。

そう、私たちは「こんな風にがんばらなければいけない。」と思い込まされてきただけだったとしたら?

周りが頑張ってカラフルな食事を作れば、「常識」としてだれもが頑張らなければいけなくなってしまうんです。

ところが最近になって風向きに変化が出ています。地味なご飯が人気です。

その背景にあるのは家事、特に炊事の大変さと見た目のカラフルさの何とも言えないモヤモヤ感。

そこに広がる本音と建て前のアンバランスさにみんなが薄々感づき始めたのです。

美しいキッチンを保つヨーロッパ圏の種明かしとは

自分が、家族が食べる弁当だから見た目じゃなくて味が良ければいいはず。ところが人の目を意識したおかずの数といろどりと手作り感アピール。

家庭内で食べるごはんも、カラフルに彩りよく品数を整えなければ主婦失格のような気持に陥る女性たち。

それでもなんとかしようと作り置きをしたり、段取りを工夫したり。でも諸外国ではあまり炊事が大変という声が聞こえません。例えばドイツなどでは室内はピカピカだと評判ですが主婦はあくせく家事をしている様子はないと言います。

自宅で日本の様な炊事をほとんどしない

いったいなぜ?その理由は簡単でした。主婦は台所を汚すような料理をめったにしないからなのです。ドイツではコールドミールという食習慣があります。

それはメインの食事は昼食で暖かい食事も昼だけというもの。昼食は仕事で外食となれば自宅ではほとんど日本の様な料理をしないということです。

パン、ハム、チーズ、サラダなどで簡単に済ませると言います。これはエネルギーの節約にも要因がある様です。

子供の弁当もいつもと同じ

それだけではありません。ヨーロッパ圏で暮らす人が驚くのは例えば小学生が遠足に出かけた時の弁当だと言います。どこの国の話か忘れましたが、ある女性が遠足に付き添ったときのこと。

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子供たちは昼食の時間になると「弁当」をカバンから取り出したそうです。ところが出てくるのはパン、ハム、チーズ。その程度だと言います。しかもそのサラダがパイレックスというガラスのタッパに入っていたのでさらに驚いたそうです。

皆で地味に戻れば怖くない

日本だったら子供用のカラフルなプラスチックの弁当箱が登場するところでしょう。そして誰もが「お母さんの手作り」のカラフルな弁当を広げます。

そんな調子だから、地味な弁当を持参することなどできません。母親たちは子供のためにカラフルな旗やピックやホイルを買っていろどりを工夫します。

ヨーロッパの例の様にみんながその調子ならいつもの食材をいつもの容器に入れていくだけです。親は何の苦労も手間も要りません。

炊事がほどほどなら家事分担の不満もでにくい

ドイツだけではありません。イギリスでは食事は冷凍食材メインなので主婦は料理をしないといいます。この辺は天候の事情などもあるでしょうが、世間の普通がそもそも「適当」でいいから楽そうです。

これなら食事の支度が負担だと愚痴らずに済みます。栄養に関することはまた別途考えるとして、日本の主婦は世界的に見ても家事やりすぎなんです。

ところがそこに気付いていなかったわけです。みんなががんばっているから自分だけ地味弁や地味飯を家族に出すわけにいかなかったのです。

地味飯でいいんですよ

ところが最近になってようやく「地味飯でいいんだよ。」という風潮が出てきました。日本は進んでいると思われています。でもやはり様々な面でまだまだ遅れているんです。

主婦が頑張りすぎれば夫も子供も無駄に頑張りすぎてしまうんです。頑張る事自体が悪いわけではありません。でも無駄に頑張って疲れたり「家事分担」でけんかになる人も居ます。

それもこれも「家事やりすぎ」が原因だったとしたら?諸外国ではとっくにこうした事に気付いて実践しているのです。

家事は頑張ればいいというものではないですよね。ドイツのコールドミールという考えの概念をヒントに上手に手を抜いていきたいものです。

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