誰でも「手間なく簡単にできる食事作りのコツ」を紹介します。
私はフライパンとフタの活用で解消しています。今のところ、これがベストですがまだ何かもっと良い方法を見つけたらアップデートしたいと考えています。
使う道具はフライパンとぴったり閉まるフタです。
広めのフライパンを用意します。
唯一のポイントは、はじめにフライパンは熱しないことだけです。
- 冷たいフライパンにゆっくりと落ち着いてオリーブオイルなどを敷きます。
- あとは食材を並べてフタをします。
- あとはタイマーをセットして点火するだけです。
この方法にすると煮崩れなどが起きにくいと感じます。また炒め物みたいに油羽がないので周囲が汚れにくく焦げ付きも起きにくいのです。後片付けも楽なんです。
カットしたにんにくと共に食材を並べます。塩コショウまで済ませます。
全部終わったらぴったり閉まるフタをします。あとはタイマーを掛けて中火程度で火を付けます。これで料理は終わりです。
仕上げの写真を撮り忘れたのですが似ている画像があったので貼っておきます。
普通は次のような行程を踏みますよね。初めにフライパンを良く熱して、それからオリーブオイルやにんにくを入れ、にんにくが香って来たら順番に食材を入れる行程です。
確かにそのように段階を踏んだ方が失敗がなく美味しくできるでしょう。
けれども一方で私が今回紹介した方法でも失敗はしませんでした。(写真を撮り忘れましたが)
トマトは加熱されて甘みが増し、ブロッコリはぐちゃっとせずに程よい歯ごたえがあります。タラは十分に火が通り煮崩れしていません。にんにくも全体に香りがいきわたっています。
そもそも体何が料理をメンドウなものにしているのでしょうか。
その人によって多少違いはあるでしょうが、私は次の行為が原因だと気付きました。
- 包装を外す手間
- 食材を洗う手間
- 食材を切る手間
- 周囲を掃除する手間
- 洗い物の手間
- ケガに注意する手間
- 作り終えた物をタイミングよく食べる手間
- 臭いに配慮する手間
けっこうありますよね。
つまり煮る、焼くなどの料理の部分自体はそれほど苦にはならないのです。
例えば「〇分クッキング」のような料理番組があるとします。この場合、テレビに映るのは料理の先生です。「先生」が行う手間は、いわばもっとも料理の「おいしい」部分です。
既に食材は洗われてカットされています。肉や魚の余分な水気はたいてい拭きとられています。調理台の上にはカットした野菜くずは落ちていません。
買って来たばかりの食材が入っていた包装紙もすでに調理台には見えていません。包丁はスパスパ切れるように良く研がれています。
もし私達も「先生」のように最もおいしい部分だけを作業することができたとすればどんなに良い事でしょう。確かに煮る、焼く、蒸すタイミングやカットの仕方などのコツもあるでしょう。
けれどもそれは何度か料理を繰り返せばある程度推測は尽きます。それよりも料理をするうえで一番「おいしくない部分」こそが実は最も肝心な部分なのです。
誰もが「先生」のように最も「おいしい部分」だけを作業するにはどうすればいいのでしょう。
答えはあります。まず、次の作業は事前にまとめて作業をしておくことです。
これであとは一番おいしい作業に徹することができます。
この時、同時に隣でみそ汁を作りました。この場合も全て「火をつけずに冷たい状態でスタンバイ完了したら点火」方式です。
ダシのかつをぶしは、仕上げの鍋に投入するだけです。料亭ではないのでかつおぶしのだしを取ったものごとみそ汁で食べてしまいます。栄養価が高いので捨てるなんてもったいなさすぎます。
みそも仕上げに投入するだけです。みそはできるだけ加熱しないで食べるのが理想です。そのほうがみその栄養を余すことなく得られます。
この日はたまたま家族がそろっていたので鍋で作りましたが、平日の朝はおわんでみそ汁を作っています。
おわんに
- みそ
- かつおぶし
- かんそうわかめ
- 刻み葱
等を入れて熱湯を入れるだけです。かつをぶしの香りがとても良いです。
この方法ならば道具は全く使いません。なのに栄養価があり美味しいのですから手間と栄養と美味しさが比例しない例です。