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ミニマリスト志向ちゃくま(アラフィフ主婦)のブログ。シンプル、合理的に。家事も家計も整理収納も思考も健康管理も簡単に。

『マンションを買うなら60㎡にしなさい/著/後藤一仁(ごとうかずひと)』書籍感想(書評)

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こんにちは ちゃくまです。

不動産関連の本だけど、なんとなく、ミニマリスト志向のにおいがしませんか?

 

60㎡という広さは、決して広くないコンパクトなスペースです。

いったい、どんな話を知ることができるのでしょうか。ちょっと変かもしれませんが、ワクワクしてページをめくりました。

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マンションを買うなら60?にしなさい

 

この本を読んで得られること

従来の「常識」にとらわれない、マンション選びのコツを知ることができます。

「60㎡」をマンション選びの目安にする。その理由を知ることで、今の時代にマッチした選択をする目線を知ることができます。

「転勤の可能性はあるのに、家を買う」という愚行をやらかした

実は我が家、十年ちょっと前に所有していた戸建てを手放した経験があります。手放したきっかけは理由は、よくある話です。「家を建てたら転勤」というベタなパターンです。でも、ベタなパターンなら、なぜ家を買ったのか。それは多分「常識」です。

 少し前までは、「家を持って一人前」みたいな謎理論がまかり通っていました。だから結婚した時から貯蓄と節約に励んで「家を買う」ことを目標にしていたのです。

でも、夫は転勤があるのですから、住み続けるのは不可能なのです。だから、冷静に考えたら家を買うのは理にかなわない。その辺は、薄々気付いていました。だけど、気付かないふりをしていました。愚かな行動です。

これから住むなら60㎡しかありえないんじゃない?

そのあと、当然の成り行きで家を手放し、賃貸に住んでいます。でも、常に住む場所についてはいろんな考えが循環します。

そんなとき、この本の60㎡という文字を見て思ったのです。

「何か固定概念をくつがえしてくれるような、そんなことが書いてないだろうか。」

と。

「持ち家か。賃貸か。」

の答え探しは誰もが行っています。

 

60㎡という広さを見て、気になる一方で、ちょっと戸惑います。 

  • ファミリー層にすれば「せまいんじゃないの?」と思いますし、
  • 単身者にすれば「もう少し狭くてもいいんだけど。」とも思うでしょう。
  • 夫婦であれば「ちょうどいい気もするけれど、狭い気もする。」という印象があります。
  • つまりは「半端な広さ」のイメージがあります。

ですが、この本を読むと、そうしたイメージは飛びます。むしろ

「仮に、これからマンションを選ぶなら60㎡しかありえないんじゃない?」

とさえ、思いました。同時に「狭い」と思っていた60㎡前後の住まいって、「実はすごいのかもしれない。」と見る目に変化が起きました。


この本をおすすめしたい人

  • 住み替えを考えている人
  • 今の住まいを売りたい人
  • 今後の住まいを買いたい人
  • 賃貸と持ちマンションで迷っている人
  • 数年後に向けたマンション関連情報を知っておきたい人

広い郊外の賃貸から狭い駅近の賃貸に引っ越し

私の場合ですが、今住んでいる賃貸マンションが「狭い」と不満がありました。

「やっぱり70~80㎡くらい欲しいよね。」

と。

実際、2年前まで住んでいたところは、約75㎡。今より広く、天井も高い。全般に築年数も、今のところより新しい。全般に気に入って住んでいました。

じゃあ、なぜ気に入っていたのに越したのか?と言えば、その理由の1つが私の健康上のアクシデントでした。これまでは駅から少し距離があっても、徒歩はもちろん、自転車に乗れば良かったんです。だけどそれが厳しい状態になってしまった。つまり変な話、老後に似た状態が一般的な状態より早く来てしまったとも言えます。

 

住み替えた今の住まいが65㎡の賃貸

そうして状態で住み替えた、新たな賃貸マンションの広さがまさに約60㎡に近い約65㎡です。

つまり、この本に書いてある例に似た状況を両方を経験することになったわけです。

  • 駅から離れた75㎡の賃貸マンション(賃貸にしては割と広い物件)と、
  • 駅から近い65㎡の賃貸マンション(賃貸としてファミリーは何とか住めるけギリギリの広さの物件)

を経験したというわけです。

もし、私の健康状態に変化がなければ、以前の住まいあたりに住み続けたかもしれません。あくまで我が家は賃貸ですが。

高齢化は誰にでも来る

つまり、いずれ年を重ねた場合、バスで移動しないと無理な地域に住むのは、健康な人でもキツイということです。

利便性の良い駅近だから問題なく暮らせている

実際、2年前に駅近に越したことでマイナス面をカバーできています。平日、一人で出歩くときでも、少量であれば買い物をして出歩くことができます。

病院も全て徒歩圏内。駅が近いので、混雑する日時を避ければ、もう少し遠くでも一人で外出可能です。もし、以前の住まいにいたら、こうはいかなかったでしょう。

確かに駅に近いと空気が汚いとか、騒音の面では劣ります。ですが、完璧な物件はあり得ません。

時間の余裕

利便性の良い場所の利点は、まだあります。それは時間です。第一バスに乗らずに徒歩でサッと最寄り駅に行けますから、その分の時間が浮きます。 

確かに、この本に書いてあるとおり駅近の物件を選ぶことは、自分が住む場合でも貸したり売ったりする場合でも機転が効きやすいですね。

そして多くの人が気になる増税前後とオリンピック前後の価格については、どちらも「大きな変動はない。」とのことです。ただし、この点は本にそう書いてあっても楽観視は出来ないとは思っています。 

 

忘れずに覚えておきたいこと

得に覚えておきたいと思ったのは次の点です。

  • 60㎡×利便性の良い立地×2001年以降完成の物件がポイントである
  • 下限は55㎡で上限は66㎡くらいが良い(住宅ローン減税が確実に適用される広さ、夫婦二人と子供1人が暮らすには程よい広さ、売ったり貸したりしやすいなど)
  • 70~80㎡という価値観にこだわらない
  • 都心、駅近の60㎡マンションは常に需要がある 

さいごに

 この本を読むまでは、利便性を優先した選択に、ちょっと自信を失いかけていました。ですが改めて60㎡前後の住まいは「なんとかなる」広さだという事です。それよりも無駄に広いスペースに住んで、支出を増やす方が危険です。

私は賃貸に住んでいますが、この本は多方面で参考になります。

最近、ミニマリスト志向な考え方が一般にも受け入れられるようになっていますね。それは第一、住まいの居住スペースが大いに関係ありますよね。

スペースが限られていれば、必然的に物を減らさなければなりません。裏を返せば物を減らせば住まいにかけるコストを軽減できるから選択の幅も増えることを意味します。

この本を読むまで「65㎡の住まいは狭い!」と不満を持っていました。ですが読んだ後は「60㎡前後の住まいって、実は合理的なスペースなんだ。」と、知って今後の可能性の幅が見えました。

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