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『自律神経を整える人生で一番役に立つ「言い方」/著/小林弘幸』書籍感想

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こんにちは ちゃくまです。

『自律神経を整える人生で一番役に立つ言い方/著/小林弘幸』という本の感想などを紹介します。

 この本を読むことをおすすめする人

この本を読む事をおすすめする方はこんな人です。

  • 「言い方」で失敗したくない人
  • 他人への「言い方」の難しさに困っている人
  • メール文面に神経を使う割に効果が出なくて困っている人

 

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自律神経を整える 人生で一番役に立つ「言い方」 (幻冬舎文庫)

 

この本の著者は医師です。

順天堂大学医学部の教授をしている方です。

 

巷には実に多くの「言い方」に関する情報が本を含めて出回っています。けれども、その多くはいわゆるハウツーものです。

本であれば自己啓発としての分野で出ていることが多いですね。

そうした中にあって、この本は著者の医師という視点から自律神経と言い方を関連させた視点で書かれています。

 「言い方」は医学

ですので、これまでの自己啓発や単なるハウツーもので解決を見なかったかたでも、この本を読むと、新たな気付きがあります。

 

それは「言い方」とは人の体、つまり自律神経と大きな関連があるということです。

それは言葉を発する自らだけではありません。言葉を受け取った相手も影響を受けるのです。

この本のはじめに、こう書いてあります。

「言い方」は技術じゃなくて、医学だ

言い方を左右しているのは自律神経

人の言い方はその時々でムラがあります。機嫌が良い時と悪い時では同じ人でも違う言い方をしてしまうものです。その原因こそが自律神経なのだそうです。

つまり、相手を傷つけるような言い方をしているときというのは、自律神経のバランスが乱れているのだそう。

ということは、例えば友人、知人の心ない一言や、上司のキツイ叱責も自律神経のバランスが乱れている表れなんでしょうね。

交感神経と副交感神経のバランスが言い方を決める

言い方と自律神経のバランスの理想は

「交感神経、副交感神経も高い」

・・状態だそうです。このようなときは

「シャープなのに感じがいい言い方ができる」のだそうです。

一方でバランスが崩れているときは・・

  • 攻撃的な言い方になる・・交感神経が高く副交感神経が低い
  • 空気が読めない言い方になる・・交感神経も副交感神経も低い
  • やる気のない言い方になる・・交感神経が低く副交感神経が高い

・・となるそうです。

 

自分や身の回りの人の状態を、これにあてはめると原因が見えてきますよね。

最も大事なのは「ゆっくり」話すこと

そして注意しなければならないのは、「言い方」が体に影響を与えてしまうことです。いい影響なら良いのですが、悪い影響が問題なわけですね。

だからこそ、まずは自分の言い方は大事だと痛感します。

では、どのような言い方をすればよいのでしょうか。

本にはいくつかのポイントが書いてあります。それによると最も大事なことは「ゆっくり」話すことだそう。

これは自律神経のほか呼吸の関連も大きいのだそうです。

実は私も、少し前から「ゆっくり話す」重要性を身をもって痛感していたところです。

一年前、こんな記事を書いていました。

 

www.kurase.com

 以前は早口だった私が、ゆっくり話すようになって見えること

私は以前、早口だと指摘されることがありました。

 

ですがおそらく、2年前からだと思います。どうやら話すスピードが変わったようなのです。そこからしか私を知らない方から、

「ゆっくりと話をするんですね。」

と、わざわざ言われることがあります。自分ではそれほど、ゆっくり話しているつもりはなかったのです。

ですが、相手からすると、「ゆっくり・・ですね。」とわざわざ言わずにいられないくらいに、内心は少しイラつかせているのかもしれません。

 

イライラさせたとすれば、それは申し訳ないことです。ただ、これだけは言えます。そもそもですが、早口で話す状態というのは、相手を強く意識しすぎた状態から起きることです。

例えば、

  • 相手に時間をかけさせないように気を遣っているか、
  • 「頭を良く見せたい」と思っているか、
  • 「相手がこちらの話を理解する隙を与えたくない、もしくは全く気を遣わない」か、

などです。

 

つまり早口で話すことは、裏を返せば相手を恐れている表れだったりします。

または、全く相手の都合(話を理解するスキを与えない)を考えていなかったり、

早口で話すことで、「こちらを有利に導きたい」という気持ちの表れであったりもします。 

 

ゆっくり話をすると、相手の反応は主に2つのパターンがあります。

  • 実は少しイライラしているケース
  • こちらが話し終えるのを口を挟まず待っているケース

ちょっと皮肉な面もありますが、ゆっくり話をすると変な話、相手の本音みたいなものが見えます。ある意味、あえて ゆっくり話して相手の反応をみることもできます。

ゆっくり話していても、イライラする様子もなく、話をしっかり受け止めることにだけ重きを置いているケース・・、こうした場合は相手の方に余裕があることが明白です。

一方で、前者の場合は、聞いている本人も気付かないところでイライラの反応が出てしまっていることがあります。

 

 

ゆっくり話しても早口で話しても、情報量に大差はない

結局のところ、話は早く話そうと、ゆっくり話そうと、情報量に大差はありません。そうであれば早く話しても、互いに自律神経が乱れる分メリットがないわけですね。

この本によれば、ゆっくり話すには「意識する」しかないのだそうです。

この本にはこのほかにも多数の「言い方」に関することが医師の視点で書いてあります。

言い方による難しさを感じている方はぜひ、読む事をお勧めする本です。

自律神経を整える 人生で一番役に立つ「言い方」 (幻冬舎文庫)

 

 また、メールは会話以上に工夫が必要だそうです。なぜなら相手の都合に関係なく突然届くし、抑揚がないから伝わりにくく、相手の真意を量りにくいからだそう。

 

まとめ

  • 「言い方」で悩む人は多いのですが原因は自己啓発やハウツーものの情報で解決しません。
  • 理由は「言い方」は自律神経が大いに影響しているからです。
  • この本の著者は医師(大学教授)の視点から「言い方」は医学だ。・・と断言しています。
  • 言い方が自律神経に影響を与え、受け、それが体にも影響を与えるのだそうです。
  • 「言い方」で最も大事なのはゆっくり話すことだそう。
  • それには意識するしかないそうです。
  • 私も2年前からゆっくり話すようにしています。周りの反応は様々ですが、自分としてはゆっくり話すデメリットはありません。

「言い方」で困っている方におすすめできる書籍を紹介しました。

何かのヒントになればさいわいです。