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『一秒で捨てろ!人生がときめく「逆転の整理術」/著/成毛眞』書籍感想(書評)

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こんにちは ちゃくまです。

はじめに

捨てるべきものは、目に見える「物」、が手っ取り早くもある。だけど実は、目に見えない「無形」の物にもまだまだ捨てるべきものが膨大にあったのです。

むしろ、そちらに目を向けることで、形のある「物」も手放すことができるようになるはずです。 

 

この本は、従来の「目に見える系」不用品だけではなく、目に見えない不用品を含めた「捨て」を実行するための本です。

著者は日本マイクロソフトの代表取締役でもあった方です。退社 後は投資コンサルティング会社設立、代表 取締役社長、書 評サイト「HONZ」開設、代表など。

一秒で捨てろ!  人生がときめく「逆転の整理術」 (PHPビジネス新書)

一秒で捨てろ! 人生がときめく「逆転の整理術」 (PHPビジネス新書)

  

この本をおすすめしたい方

  • 人生をガラリと変えたい方
  • 不要な物や習慣を手放す勇気を持ちたい方
  • 何を捨てれば良いのかわからない方

この本を読んで得られること

  • ムダな物を広い定義で手放すことで、これまでの思い込み手放すことができます。
  • これまで「大切だ」と思っていた物や事が、実はそうではないと知ることができます。
  • 何から捨てれば良いのかわからない方も、この本を読めば、従来の「捨て」とは違った視点を持つことができます。

結果として、今後の行動や思考や価値観に大きな変化が起きるに違いありません。

 

それでは以下より、特に印象に残った項目を紹介します。

第1章

その私物、いつのもの? 

「物を大切に」使わなくてはいけないのは、ごもっともなんです。だけど、今の時代、どんどん新しい物を取り入れて使わなければ、変化に追いつけなくなってしまいます。

 

これまで使い慣れたものを買い替えるには、「何を買うか」を調べ、新しい物を使いこなすために操作法を覚えなくてはいけません。だから「めんどうくさい」ことを「大切に使う」と言って言いわけ化してしまいがちですね。

現代において「同じものを何年も使い続ける」のは、横着の側面もあるのですよね。

QRコードは「使えないサービス」 

最近、何かと話題の「何とかpay」ですが、本書によれば

「Suica」で事足りる。

とのこと。

理由はレジでいちいちスマホを立ち上げたりの動作がムダだから、です。これには同感です。が、ずっと「何とかpay」を「使いこなさなくてはいけない」と、負担に感じていました。

ですが

中国のデジタル大国は虚像であり、蘇も実態は「デジタル途上国」と言える。

さらに不思議なのは、日本がなぜ、そのデジタル途上国のマネをするのかということだ。

の箇所を読んで安堵しました。これからは心置きなくモバイルSuicaを活用することにします。

イノベーションは「捨てること」から生まれる

アイディアとは実は「既にある物」の組み合わせの手法の例が記載されています。その場合も、イノベーションは「捨て」から生まれるのだそうです。

ウォークマンやフリクションボールも「捨て」から生まれたとのこと。一方で日本は反対の手法を取る例が多いのだそうです。

 

第2章

電話を掛けてくる人は、仕事がデキない証拠

著者は、自宅の固定電話を手放すことを本気で考えているそうです。ホリエモンの電話嫌いの例を挙げつつ、電話を掛けてくる人の弊害が書かれています。

要は電話を掛けてくる人とは、メールで的確に意思を伝えられないからかけてくるわけです。しかも、相手の時間を奪うという視点がないわけですね。

とは言え、いまだビジネス外でも電話が突然かかってくる例は多いわけです。電話はかつては貴重な連絡手段だったのでしょう。でも今は電話意外に連絡手段はある。それに乗らずに変化に乗らない自体にも大いに問題があると言えます。

特に女性は、プライベートは特に、非論理的な会話を延々とする傾向にあります。実は私はこれが苦手です。角を立てずに長電話を避ける工夫をいろいろ試みてはいます。

好きなものに囲まれて仕事をしよう

 開発者は、自分の城を築かせることで独創的なアイデアが出るそうです。意外だったのは、開発系の人たちにはADHDやアスペルガー症候群の人たちが多いということです。

さらに「わたしもADHDなのでわかるのだが」とあるので、著者もADHDであるようです。マイクロソフトはそれを知っているので、エンジニアに個室と好きな物を持ち込ませていたそうです。

「変な人」をうまく採用して使いこなせる会社こそ、これから伸びる会社だと思う。

 とあるように、「みんなと違う」ことで悩んだり変な目で見る時代ですらないということですね。

「私物持ち込み禁止」のように、仕事と「楽しさ」を切り離さない視点は従来の仕事の概念にはない視点ですね。

第3章

SNSで誕生日メッセージを送る人は「即ブロック」

著者がSNSで誕生日メッセージを不愉快に思うのは、たいていが打算的に見えるからなのだそうです。

著者のように世界を視野に入れたビジネスをこなした来た方は、このような感覚を直感的に抱くのでしょう。

ですがふと思い出すのは、数年前に目にしたビジネス書です。それらの多くはたいてい、「顧客の奥さんの誕生日まで覚えて贈り物をする」ようなことが「出来るビジネスマン」であるようなテクとして紹介されていました。

過去の国内においては「気配り」として推奨されていた言動も、世界を視野に置いた場合は「打算的」に映るというように180度違う見解を見せています。

こうした感覚の変化にも、気づいていかなくてはなりませんね。

バカが伝染(うつ)る場所には近づくな

 著者は例えばスタバ、タリーズなどのおしゃれなカフェにはいかないそうです。理由は

気取ったやつを見たくない

というもの。

要は「頭の悪い人」と同じ空間にいるのが嫌

ということで、人は環境に左右されることを説いています。

例えば、単に安いからとか、お得だから、便利だから、という安易な理由だけでいる場所を決めないこと。場の雰囲気を重視することは大事なんですね。

付き合う人によって自分も変わるわけですが、それは見知らぬ場所や人であっても知ら影響を与えるということです。心しなくてはならないと気付きました。 

第4章

モノに「聖域」を設けない

本当に大切なモノだけ取っておいて、あとは捨てる

重要性の基本を説きつつ、大切なのは固定観念にとわわれないことだそうです。

大多数の人が「絶対に捨てない」と思っているモノのなかにも、意外と手放すべきモノがある。

そうです。

確かにモノを捨てていくと、「捨て」のも基準が変った経験のある人は少なくないはず。でもそれって、世間から見ると「どうして?」と問われることは多いのです。けれども実は、それこそが固定概念でしょう。

多数のフツーに問わられていると、その他大勢を抜け出すこともできません。だからこそ「フツー」にとらわれずに手放す視点は大事なんですね。

家族がいても、生命保険や医療保険は不要

日本人は保険好きだと言われています。確かに私もわれて、若かりし頃はよく調べもせずに「何となく不安」だからと保険に入りました。

ですが実際のところは本書にあるように、ほとんど公的保険でカバーできるのです。確かに差額ベッド代が気になりますが、レアケースのために差額ベッド代を見越して保険に入るのはバカバカしかったと言えます。

こうしたことは結局、情報収集をして調べることです。公的な情報を調べ、保険の内容と照らし合わせること。その結果「不要」だと論理的に判断を下すことができます。考えてみれば不安とはこの場合は、そもそも「調べていない」「知らない」ことで起きていることが多々ありますね。

第5章

「服選びをやめれば、クリエイティブになれる」は本当か

ジョブズやザッカ―バーグやオバマの例を挙げつつ、「余計な意思決定のに頭を使わない」ための服を定番化している例が挙げられています。ここで著者は

じつは私も無意識にそうしている。

とのことです。鎌倉シャツ、ユニクロ、パタゴニア、ユナイテッドアスレ、パパス、ニューバランスで構成されていて、しかも通販でしか買わないそうです。

著者ほどの方でも服に関してはそのくらいのエネルギーしか使わない、むしろ著者のような方だからこそ服にエネルギーを使わないのだともいえるでしょう。

こうしてみると、つくづく私たちは、服に注ぐエネルギーが多すぎだと言えます。 

第6章

「テレビはオワコン」と言うヤツこそ終わっている

良質な情報源として著者はテレビを挙げています。最近、テレビと言えば「オワコン」と言われるのですが、実はテレビこそ質の良い情報を得られる最強の情報源なのだそう。(そういえば、ちきりんさんもテレビを観ると言っていましたね)

ネットの情報は膨大だけど信ぴょう性に欠けるからだそう。それと比較してテレビは綿密に調べ上げられ、信ぴょう性が高いという事です。言われてみれば確かにそうです。

これからは「テレビはオワコン」の思い込みを捨てテレビを観ることにしたい。NHKスペシャルなどのドキュメントや「サイエンスZERO」などのサイエンス物や歴史ものなど多岐にわたるようです。

確かにユーチューブ動画などは良質な物もあるけれど、個人が発信する以上、内容にはムラがあるし、個人の主観が多く入り込んだものが多数です。やはり何だかんだ言って相応の人と時間とお金を投じて作った番組は質が違うのですね。もちろん、「テレビがいい」と言ってもバラエティなどとは意味が違うのは言うまでもありません。

まとめ

気になる項目はこちらからどうぞ。

 

さいごに

私たちが描いている「捨て」ちは概念の幅を広げればこんなにも多岐にわたるということが本書を読む事で知ることができます。

要は「捨て」で一番大事なのは「思い込み」であり、現状維持で変化しないことなのではないでしょうか。

なぜ、今「捨て」が大事かと言えば、それは世の中が大きく変化しているいからです。それに乗っていくためには、小手先の「捨て」では追いつけない段階に来ています。

広い意味での捨てを実践して、気たるべき新たな世界に乗っていく手がかりを見つけていきたいですね。

 

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