かつて
「我が家の衣類は少ない。」
そう思っていたのですが、実は甘かったと気づいた話をします。
それは3年前、以前の住まい約75㎡2LDKから、
現在の住まい約65㎡2LDKに
引っ越したことで気づきました。
以前の住まいには押し入れ上に天袋がありました。
そこにシーズンオフ衣類をメインに収納していたんです。
以前の住まいも、収納は少ないと思ってました。
ところが現在の住まいには天袋がありません。
天袋に収納していた衣類の行き場がなくなりました。
今の住まいで初めて、前はまだ、収納はましだったと気づきました。
初めは途方にくれました。
それで押し入れに入れるものを見直して、減らしに減らしました。
結果、やっと押し入れ下段にそれらの衣類を収めることができました。
ところが最近になり、それでもまだ甘いと気づいたんです。
越してきたときには10個あった収納ボックスですが、4個に減らせそうです。
こうしてみると、本当の物の量は住まいの広さや、収納の仕様によっても左右されることを痛感しました。
その証拠に、前回の住まいではかなりものを減らしたと思っていたのですが、現在の住まいに起こしたら途端に収納に困る事態になりました。
けれども、改めて本当に必要かどうか見直していくといらないものって結構あるものです。
2対8の法則がありますが、まさにコレだと思いました。
2割が必要なもので8割はあってもなくてもいいものなんですね。
いずれにしても、どうしても洋服の多くは季節が変わると別の服を着たくなってしまいます。
けれども前シーズンの洋服が傷んでなければ捨てる気にもならず、どんどん幅は蓄積されて増えていく一方です。
その他ユニクロなどではしょっちゅう期間限定価格などでセールをやっているのでつい足が向きやすくなります。
他にも最近は安くておしゃれで機能的な洋服のショップさんは多数あります。
家の広さや収納のスペースや仕様がよくないとデメリットだと意識が働きますが、実はそうではないと気づきました。
むしろ収納スペースはあまり充実していない方が、余計なものを持たずに進みます。
そういう意味では現在の住まいは物を減らすにはとても良い住まいなのかもしれません。
とはいえ、物の減らした割に前回の住まいと比較しても、全くそうは見えないのが現在の悩みどころです。
暮らしはこれで完結ということがない点が興味深く、ある意味面白いですね。
一旦解決したと思っても、また次から次へと難題が押し寄せることがあります。それは人間も生きているし変化があるからです。
ブログには解決した結果を載せられれば良いのですが、生きている以上そういうわけにもいきません。
実際に以前の住まいでは落ち着いていたと思っていた収納や物の持ち方も、しばらくたつと現在の住まいではまた色々と課題があります。
こうしたことをどうするかと考えるのも楽しみの1つと考えればレジャーにもなるかもしれません。