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ちゃくまのブログ。ミニマルな暮らし。50代主婦。家事、家計管理、捨て作業のコツなど。やりたいことに集中できる暮らしの追及。

10人に一人がボケている国に住んでいる・『高城式健康術55・著・高城 剛』書評・書籍感想・ブックレビュー

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こんにちは ちゃくまです。

今、すでに「全国民の10人に一人はボケている」と聞いてどう思いますか?

・・まさか。

・・いくら高齢化社会と言ったって、さすがに「10人に1人のボケ」は先の話でしょ?

そう思いますか?

 

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もくじ

 10人にひとりがボケている

「10人に一人がボケ」の根拠とは、2025年の日本の状態がこうなるからと書いてあります。

 

団塊の世代が75歳を超える(後期高齢者)

3人に一人が65歳以上

5人に一人が75歳以上・・2025年問題

 

さらに厚生労働省のデータをもとにすると、

認知症+認知症予備軍

が、

2012年で860万越え

2017年時点で一千万人以上になる予想

がされていたのだそうです。

と言うことは、

全国民のおよそ10人にひとりがボケている状態に陥っているのだ

という判断を著者はしています。

それで何が困るかというと、世の中全体として俯瞰した場合

全国民の10人にひとりがボケている状態で、国家として成立するのだろうか?

と言うことを著者は危惧しています。

医師でないから言える健康情報

確かに、ボケは通常個人の問題として対処されます。けれども高齢者の割合が増え、さらに個別のボケも増えているとなれば、これは個々の問題ではなくなりますよね。

さて著者は、お母様のボケをきっかけにするなどして、病院処方の薬ではなく食事、サプリ、点滴などを駆使して一か月でよくなったというのです。

と、これだけを読むと「ええ?」と目を疑ってしまいます。一応、その実施の前提としては、海外文献、論文を読み漁ったり、世界中にいる医師と相談しながら試みた方法だそうです。

ですので、独自の方法とはいっても、著者は相当なネットワークがあるうえでの判断ですから、私のようなごく一般人が同じようなことはするべきではないと考えています。

頭から否定しないでまずは「頭の片隅に入れておく」

けれどもこの中から、極端ではない程度の食事の選び方、摂り方などで気になる箇所を参考にしたり、頭の片隅に情報を入れておくことは有用だと思います。

健康情報と言えば、医師のいうことが最上だと思われるのが普通です。けれども思うに、医師だからこそ言えないこと、できないことがあるでしょうね。

医師の資格を持っている人が、やっていいこと、言っていいこと、やっていけないこと、言えないことが存在せざるを得ない以上、それ以外のことを知りたければ本を読むしかありません。

このような時、世界の情報にも詳しく、健康に関して関心が高い著者のような方の本を定期的に読んでおくことは非常に興味深いことだと考えます。

小麦は食べるな→わかっちゃいるがやめられない

「はじめに」では「ボケ」の話題に引き続き、小麦との関連性の話題が挙げられています。確かに私の周りでも、「パンを常食していたらなんだか物忘れが増えた」という話を耳にします。

それでパンをやたら、物忘れもなくなり「やっぱり小麦は良くない」と確信する人は多いようです。私も同様に、パンをやめたり復活したりの繰り返しです。

なぜパンをやめてもまた、復活してしまうかというと、やはりパンはおいしいということと、手軽だということと、出先での軽い食事には致し方ないなどの条件が重なるからです。 

小麦は食べるな!

小麦は食べるな!

 

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ストレス回避を優先した

結局のところ、私は「なるべく植物油脂や砂糖を含まないパン」限定ににしつつ、パンを昼前後にのみ食べています。

パンをまったく排除してしまうと、食事の準備や食べるものを選ぶことがストレスになると気づきました。アレルギーなどがある場合はまた違うと思いますが、とりあえず現状はできるだけストレスを抱えないことを優先しています。

実践が難しい方法が大半。可能な方法も一部あり。

この本には、実践が難しい方法が多い一方で、すぐに誰でもできる方法も紹介されています。

誰でもできる方法の羅列も良いのですが、あえて「すぐに実践は難しい」方法も紹介してある方がずっと良いですね。

なぜなら100メートル走で100メートルがゴールだと思って走るよりも110メートルくらいがゴールだと思って走る方が、結果としてよい記録が、素人小学生だった自分には思えるからです。

実践不可能でも、とりあえず知ることは必要

健康方法も同じです。誰でもできる基本だけが書いてあるものは有用ですが、あえてステップアップした方法も書いてあった方がいい。それを実践するかしないかはわからににしても、頭の片隅に「とりあえず入れておく」ことはできます。

何か思案しているとき「とりあえず入れた情報」が、ふっと役に立つこともあります。

世界を飛び回っていてかつ、健康意識が高い著者の情報であれば国内ではあまり目にしない情報も知ることができます。

とりあえずすぐに実践できる方法の中には、知っているものもあります。けれども知っていても、いつの間にか忘れていたり、本当に効果があるのかとよくわからないので保留になっていたことも多数あります。

ところがこの本に掲載されていることで、効果が高いことを改めて確認することができます。

例えばこのような方法などです。

 ビタミンB12/メチルフォレート

ビタミンB12が不足すると、疲労、肩こり、貧血、しびれなどが現れることがあります。このほか、本書によると神経障害、神経痛、筋肉痛、などの回復を促すほか、心臓病、脳こうそくのリスクを減らす効果もあるそう。

これはサプリの範疇で著者は飲んでいると思われますが、実は私、毎月この薬も処方を受けています。

もともとは処方されていなかったのですが、2年ほど前に追加で処方されたのがメチコバールという錠剤です。

医師によれば、これは副作用がほとんどなく、「サプリのようなもの」とのことでした。サプリのようなものなので、即効性はないのですが、じわじわ効くような感じです。

私はビタミンB12の重要性を、特に実感しています。ちょうどこの本でも触れていましたので、この項目は「あやしくない」かと。(笑)

この本によると首に貼るとか。なんともこんなことまで知っているとはさすがですね。 

丹田呼吸法

自律神経をコントロールできる唯一の方法が呼吸だと言われています。呼吸と言えばマインドフルネスや瞑想がグーグルにも注目されていますね。 

www.kurase.com

 

丹田とは「へそ」の下5~9センチ下のツボのことで、丹田呼吸法とは、そこを意識して行う呼吸法のことだそうです。

巷ではさらに丹田呼吸法を腹式で行う方法も推奨されていますね。丹田を意識することは必然的に腹式になるのかもしれません。

著者は。海外を飛び回っているので寒暖差による、自律神経の影響も受けやすいのだそうです。著者ほどの寒暖差ではなくても、私たちもエアコンのある室内と猛暑の屋外の寒暖差に自律神経がやられます。

こういうときには栄養ドリンクを飲むより丹田呼吸法で自律神経を整えることが良いですね。

コツは吸うよりも吐く方に意識を向けることだそうです。

私の場合ですが、最近は夜中に暑かったり寒かったり、温度調整が不安定で頻繁に目を覚ましてしまうことがあります。

そういう時には、とりあえず瞑想式の呼吸をすると、す~っと眠りにつけることが多い気がしています。

呼吸は誰でもやっていますが「意識を向ける」となると意外とやっている人は少ないでしょう。これだけで様々なメリットがあるのですから、これは副作用なしで、すぐにできる方法ですね。 

 

さいごに

最後に紹介したビタミンB12と丹田呼吸法以外の多くは、かなりマニアックで、一般の人が実践するには難しいことが大半でしょう。

けれども、こうした方法を効率よく知る機会はなかなかありません。

その点、長きにわたり健康に関心が高い著者が効率よくまとめてくれているのですから、これほど効率が良いものはないといえます。

この本に書いてある健康術は、びっくりするような多様な方法と情報です。「医師ではない著者が書いているからどうなの?」と思う前に、医師でないからこそ公表できるということでもあるかと思います。

いろんな情報に触れているつもりでも、実際は知らないことばかりです。まずはこの本に書いてあることに目を通しておきたい。良いか悪いか、信ぴょう性があるかないか、エビデンスがどうこう以前に、「そういう視点もあるのか」ということを知っておきたいと思います。