簡単に暮らせ

ちゃくまのブログ。女性ミニマリスト。FP。合理的な家事、家計管理、少ない服で暮らす、お金、節約、捨て作業のコツ。好きな事をして生きる。

節約できること11選



こんにちは ちゃくまです。このブログは暮らしに関することをつづっています。

・ミニマリスト的な暮らし方 ・家事を簡単にする工夫 ・お金に関する管理方法(筆者はFPです) ・世間に惑わされない生き方 ・・など。お役に立てたらうれしいです。

今回は節約できることを紹介します。

お盆も過ぎたので、財布のひもを締めている方も多いのではないでしょうか。

もくじ

通信費の節約

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何といってもスマホの通信費の節約効果が大です。

そのためには、格安SIMを使う事です。

注意点としては、ヘビーユーザーであるとか、エリア外に住んでいるとか、自分で手続きをしたり設定をすることがどうしてもニガテという場合はむずかしい場合があることです。

でも、私も以前はキャリアのソフトバンクを使い続け、右も左もわからないところから格安SIMに移行しました。

今の時代、ネットで調べられることが多いので答えは転がっています。

格安SIMに変更したことで、おおざっぱに見積もっても半分以下、実際はそれ以下節約できています。

保険料の節約

保険は入りっぱなしになりがちです。半年に一回程度は内容を見直す習慣を持った方が良いです。

という私も、かつては「入りっぱなし」の医療保険がありました。

全然、見直していなかったのですが、少し前にFPの資格を取得しました。

 

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 これがきっかけになり、改めて保険を見直しました。

そこで気が付いたのは、掛け捨ての医療保険が、ほぼ無意味に近い状態だったことです。入院して確かに保険は受け取りました。

けれども当たり前ですが、入院日数の限度があったのです。だから全日程分はおりませんでしたし、少ない保険金のために割高な保険を掛けていたと気付きました。

もちろん、結婚したばかりだとか、若くて貯蓄がないなどの場合は有用に働くことはあります。

でも、この程度なら、手持から出した方が良かったのです。掛け捨てだから安いと思って見直していなかったことが敗因です。

保険も定額サービスで引き落とされるものと似ています。無意識になりやすいから注意が必要です。

車両関係費の節約

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地方は生活コストが低いと思われがちですが、実は車両関係費にコストがかかります。

私の出身は地方ですが、成人している人はほぼ、一人一台車を持っています。そうしないと自由に移動できないのです。私の実家は関東地方の郊外のような場所と大差ありません。

だから地方でも特に不便はないほうです。それでも車がないと生活が成り立ちません。

他の生活コストが低くても、車の支出は大きいのです。

(信じられないかもしれませんが、住居費も関東地方の郊外と大差ないか、同程度です)

裏を返せば車両関係費のコストを抑えることができれば、かなり節約できるということです。

  • 税金が低い車種に乗り換える
  • 可能なら手放す
  • 燃料費が低い車種に変える

などできることを検討したいですね。

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住居費の節約

住まいにかかる支出は、ベスト3に入ることが多いようです。

注意したいのは、今、支払える金額だからと言ってローンを組んでも、今後数十年にわたるお金が不足する場合もあるということです。

マンションの場合は管理費、修繕積立金、税金のほか、自分の住まい分のリフォーム代や修繕費用は別途支出がかかります。

戸建の場合は管理費、修繕積立金は不要ですが、税金と修繕費、リフォーム代は別途必要です。

賃貸の場合でも、「今支払える金額」を目安にしても、いつ資金不足になるかはわかりません。

一度条件の良い所に住んでしまうと下げる勇気は出なくなるものです。

いっぽうで、若いうちはある程度、古い&せまいで耐性を付けておけば、資金をキープできつつ、ステップアップしていく楽しみがあります。


交際費の節約

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必要で削れない交際費もありますが、(親類間の冠婚葬祭など)交際費の見直しは、そもそもの交友関係を見直すきっかけにもなります。

交友関係は自分の価値観と近い人の集まりが一般的です。見栄を張る傾向が大きかったり、自分がムリをしているような場合は要注意です。

もちろん「高みを目指す」気持ちは良いのですが、お金が絡んでくると大変です。

自分の交友関係が、やたらお金を使ったり消費を伴うものであれば、そもそもそれ自体が考えれるものかもしれません。


旅行、レジャー費の節約

(コロナの今は、実現不可能な旅ですが、落ち着いたらという事でお願いします)

旅はお金をかけなくても実現できます。例えばハイシーズンを外す、有名観光地の宿泊から外すなどです。

短期間に見どころをめぐるタイプの旅ではなく、一つの場所にとどまりゆっくりするタイプの旅もおすすめです。


食費(嗜好品)の節約

まずは菓子、アルコール、菓子パンなどの嗜好品の見直しがおすすめです。

また、出来上がっている食品よりも、材料になる食品を買えば節約になりますし、健康にも良い傾向にあります。

たとえば惣菜よりも野菜、肉、卵などの素材を買う方が安上がりで栄養価が高いです。

調理の手間がかかると思われるでしょうが、最近はホットクックなどの自動調理家電もあります。

こうした家電は割高ですが、いわば作業員一人雇っている感もあります。火の側についていなくてもよく、煮加減を見る必要もなく、ガスコンロが汚れません。元は取れる家電です。

 


 

男性の1人暮らしはコンビニ弁当か外食という方も多いでしょうが、調理家電を使えばだれでも作れますし一人用も販売されています。


 

 


被服費の節約

意外なようですが、被服費の節約では初めに「必要な服をきちんとそろえておく」ことです。着ない服がたくさんあるから「買う」なんてとんでもないと思うかもしれません。

ところが実は、着ない服が100枚あっても、必要な服が1枚もなければ「着ていく服がない」ことになります。

たとえば、スーパーやコンビニに着ていく服はあるのに、夫や友人とランチに行く服がない・・というようなケースです。

または反対に、実際はジーンズしか履かないし、周囲の環境も「ジーンズにTシャツ」なのに妄想で「エレンガントなワンピース」を買ってしまうようなケースです。

被服費を節約するには「1週間以内に必ず着る服を買う事」です。それ以外の服はたとえ100枚あっても意味がありません。

必要な服はきちんと購入したうえで、意味がない服は思い切って手放した方が節約になります。


日用品の節約

トイレットペーパー、ティッシュ、シャンプーリンス、歯磨き粉・・などの日用品は、決まった物を淡々と買った方が節約になります。

その都度「もっといいもの、安いものがないかな?」と思ってリアル店舗をウロウロする間に、余計なものが目につきます。

シャンプーを買いに着たつもりが、帰りにはカゴいっぱいの買い物をした経験は誰にでもあるはずです。

見れば欲しくなるのが人の習性です。だったら初めから見なければいいんです。折り込みチラシ、メルマガも同じです。

必要な日用品は、通販、ネットスーパーなどで配達してもらえばいい。アマゾンでは定期便の設定もできますし割引されます。

こうした便利なサービスを利用して「余計なものは目にいれない」に限ります。


教育費の節約

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「我が子は天才かも」

と思いたい親心は誰にでもあります。けれどもまあ、こう言ってはなんですが、小学校高学年あたりになれば、誰もが「現実」が見えるはずです。

こうした可能性を否定しないし、誰にでも機会があるのは良いことです。ただ問題なのは、そこに無理な支出がある場合です。

たとえば子供の教育費は、習い事意外に幼稚園から大学までかかるわけですが(大学院以上や留学なども付加される場合もアリ)、幼少期に教育資金を使い果たしてしまい、大学などの進学費用を奨学金という名の借金を背負わせてしまうのは考えものです。(現在は、返済不用型の奨学金もありますが、諸条件がいろいろあります)

子供が生まれたら、子供がいることで付与された手当などは全て、将来の教育資金に貯蓄することをおすすめします。手当金をあてにせず「ないもの」として積み立てるのです。月ではわずかな金額ですが月日が重なればまとまったお金になります。

それを利用すれば、全額はムリでも足しにはなります。また、そうした様子を子供に見せることがお金の教育にもなります。


交通費の節約

ここではちょっと変わった例を紹介します。引っ越しで利便性の良い場所に住み替えることで、交通費が節約できている話です。

家を購入したり借りたりする時に、家賃や販売価格に目が行きがちです。けれども例えば駅から離れた物件の場合、物件の住居費は少なくても、結局交通費と余分な時間がかかります。

たとえば我が家では3年前に、駅徒歩20分ほどの場所で、基本は駅までバス移動が必要だった住まいから駅徒歩数分の場所に越しました。

結果としてあまりのラクさに驚いています。同時に、交通費がかなり節約になっています。それだけではありません。

以前は必ず、バス時間を余分に見て出かけなければなりませんでした。ところが今はバス時間を考慮する必要がありません。

その分、時間にもゆとりがでました。交通費を節約すると時間にもゆとりが生まれる例です。

 

さいごに

ここでは、ちょっと一風違った視点からの節約方法を11紹介しました。

 

節約と言えば、チマチマコツコツ手間と労力が必要だと思うかもしれません。

確かに私が20代~30代の頃は主婦向け雑誌を中心に、そのような節約方法が紹介されていました。

でも手間と労力が必要な節約は、真の意味での節約になっていません。

なぜなら手間と労力を経た節約は、労働の対価に過ぎないからです。こうしたものは目に見えていないだけに、気が付きにくいのです。

同時に、実践している人がイライラしたり気持ちに余裕がなくなる欠点があります。

 

いっぽうで、ここで紹介した節約法は、根本的な労力不要な方法です。つまり一度設定すれば、あとは本人が意識しなくても自動的に節約になる方法です。

実践できそうな方法があれば、ぜひ試してみることをおすすめします。