はじめに
節約のために利用するイメージの100円ショップです。ところが実は、ここはギャンブル場でもあることに気づきました。
100円ショップでの失敗談
街のいたるところで目にする100円ショップは、一見して節約の味方です。一方でたいていの場合、予定よりも多くの買い物をしてしまいます。
筆者の場合は、「ふせん」一つを買いに立ち寄ったのに、かんじんの買い物を忘れて、タオルや収納用品や食器などを多数買って、散財していた過去の経験があります。
100円ショップのラインナップは確かに魅力的です。最近の物価高のご時世でも、税込み110円で買い物ができます。通常は3~5倍するようなものも、どれでも110円です。
けれども時に、ここでの買い物は失敗もあります。それは冒頭の買いすぎのほか、製品自体、品質にばらつきがあるからです。
100円ショップでは「いちかばちか」に賭けて買い物している
多くの場合、100円ショップの買い物は「いちかばちか」(一か八か)に賭けて買い物しています。
無意識レベルではありますが、仮に負けて低品質の場合でも
「ま、100円だからいいか。」
と、負けを想定もしています。
一方で思いがけず高品質だった場合は、賭けに勝ったことを意味します。
「100円なのに、すごい!」
と、自分のSNSにアップするなどして、賭けに勝ったことを嬉々(きき)として世間に公開するでしょう。または友人などに報告することもあるでしょう。
それでも100円ショップに寄らずにいられない理由
このように、100円ショップで痛い目にあったことがある人は多いはずです。ところがそれでも、ほとんどの人が100円ショップに行くことをやめることをしません。
それはいったいどうしてなのでしょうか。それは100円ショップの買い物が、ギャンブルであると仮定すると、すべて説明がつきます。
多くの人が、100円ショップで失敗した経験がありますが、同時に成功体験も持っています。
つまり、「100円なのに思いがけず高品質だった」という賭けに勝った経験です。この勝利の経験が、忘れられないわけです。
また少しの出資で大勝ちする体験と興奮を味わいたくて無意識レベルですが、100円ショップに寄ってしまうのです。
依存症はギャンブルを含めて手軽さが発端になる
依存症は、ギャンブルをふくめて手軽であることが発端になるとされています。つまり100円ショップの場合も、
- 低価格
- 身近
- 無駄遣いとは気づかれない
の条件があるために、街のいたるところで目にする100円ショップに、再び立ち寄ってしまうわけです。
100円ショップの買い物をギャンブル化しない6つのコツ
もちろん、すべての人が100円ショップをギャンブル的に利用しているわけではありません。
最近では、100円ショップで買いすぎてしまうデメリットを熟知している人は多いからです。
その場合を含めて、あらためて100円ショップでの買い物をギャンブル化させずに、利用するのにはコツがあります。
- 買い物メモを書いて持参する
- 以前買ったことがある製品を買う
- メーカー品を買う
- 予算と数を決める
- 長く使うものは100円ショップ以外でさがす
- 滞在時間を決める
100円ショップは数が多く、見ているうちに予定外の買い物をしがちです。そこで事前に買い物メモを持ち、予算と数を決めて入店します。
さらにできれば、以前買ったことがあり品質に問題がなかった製品を選びましょう。
また、例えば文具やプラスチック製品などは、国内メーカー品が置いてあることがあります。なるべくそうした製品を選ぶことで、失敗の確率が激減します。
そしてスマホでタイマーをかけるなどして滞在時間を限定しましょう。特に大型店ほど、夢中になり滞在が長くなりがちです。
まとめ
「100円ショップの買い物をギャンブル化しない6つのコツ」
という話をしました。できれば100円ショップにはひんぱんに立ち寄らないほうが節約になります。
やみくもな利用は、節約のつもりで利用する100円ショップが、逆に無駄遣いになることが多々あります。
どうしても必要がある場合に限り、利用するようにしましょう。参考になればうれしいです。
- はじめに
- 100円ショップでの失敗談
- 100円ショップでは「いちかばちか」に賭けて買い物している
- それでも100円ショップに寄らずにいられない理由
- 依存症はギャンブルを含めて手軽さが発端になる
- 100円ショップの買い物をギャンブル化しない6つのコツ
- まとめ
- さいごに
さいごに
今回は、「100円ショップの買い物をギャンブル化しない6つのコツ」という話をしました。参考になればうれしいです。