はじめに
今回は「節約術・やっている人が少ないけれど効果絶大10選」という話をします。
1・事前と事後にに調べる習慣を持つ
旅行やレジャーに行くとき、行き当たりばったりも楽しいのですが、ざっくりでもいいから調べていくと、費用対効果が高くなります。
ディズニーランドの例
例えばディズニーランドに行くとします。行き当たりばったり、成り行き任せで回ってもよいのですが、そうすると思わぬ時間ロスを招くことがあります。
そこで事前に効率の良い回り方や、代替え策を立てておきます。すると自分たちの目的に合う回り方ができます。
例えばパレードは人気で見学する人が多いのですが、優先順位を乗り物に乗ることや人気レストラン入店だとします。
この場合、パレードの合間を利用すると、待ち時間が少なく体験できることがあります。
このように、事前に調べることで限られた滞在時間を無駄にしないで済みます。時間はお金と同じです。疲れると高い食事をする羽目になったりするからです。
有名寺院仏閣の例
筆者は先日、有名な寺院仏閣に行きました。事前に公式サイトで、回る順番などを調べたので無駄なくまわることができました。
回る順路くらい
「現地に表示があるだろう」
と思っていましたが、全くありませんでした。ですので調べておいてよかったと思いました。
こうした順路にはかかる時間の目安もあります。体力や都合に合わせてコースを選ぶことで省略するところ、ぜひ回りたいところを迷わず知ることができます。
2・勉強を趣味にする
この項目を見て、画面を閉じる方がいるかもしれません。「勉強」といっても幅は広いので自分が興味のある分野でOKです。
ただ、筆者のように50代半ばともなると物理的、体力的に勉強のハードルが高くなります。
老眼が始まり、体力がおとろえ、持病があったりで試験会場に行き、試験を受けるのも不安でいっぱいになります。
そこで
「思い立ったが吉日」
です。気になる資格や勉強があるなら今から始めましょう。勉強や資格取得は費用が掛かるものがありますが、医師国家試験や弁護士の資格や、通学が必要な資格でない限り、たいていはそれほどかかりません。
例えば筆者が50代になってから、病後に取得したFP(ファイナンシャルプランナー)は独学が可能で通学は不要です。思い立ってから1年後には資格を取得しましたので、このような資格ならすぐに勉強を始められます。
あの時、なんとなく気が向いて資格を取っておいてよかったと痛感します。
このようなことを実践していると、人がどうとか、見栄とかマウンティングみたいなことには全く興味がなくなります。
余計なことにお金を使う暇さえなくなります。それで資格取得すると自己肯定感が高くなります。
FPに限らず、興味のある分野を始めればよいです。
3・歩く習慣を持つ
よく歩くことが習慣になると、無駄遣いがなくなります。歩くと体力がつくのでネガティブな思考などがわきにくくなります。
単純に血行がよくなり、体調が良くなるので、買い物などで不安を埋めようという気持ちが消えます。
歩くのは基本的に単独なので、他人にどう思われるかというありがちな不安も消えます。
無駄な支出の大部分は
「他人からどう思われるか」
です。もちろん傍若無人にふるまったり、不快感を与えていいという極端な意味ではありません。
「いざというときは歩ける」
という体力があると自信がつき、不安も消えます。
4・読書を習慣にする
お金を出して本を読んでいる人は少数派
一説によるとある調査で、本を読む習慣があると答えたのは8割くらいで、50代までは約半数との回答があったようです。
ところが本を買う頻度の調査となると、上記の調査とはまるで違う結果があります。「半年に1回未満」が一番多数で約44%で、「月に1回以上」は約25%、「週に1回以上」は約6%ということです。
筆者は多様な書店に行く習慣がありますが、それらの雰囲気を振り返っても、普通の人はほとんど本を買う様子は見られません。主婦層の場合は、せいぜい、雑誌や料理本などを見ている感じです。
図書館から借りて読んでいるのかもしれませんが、少なくとも、お金を出して本を買う人がかなりの少数派であることはまちがいないようです。
買って本を読むことを推奨
節約の話ですが、本は買って読むことで最終的に節約になりお金がたまります。
筆者の経験から言えば本に投じたお金は必ず回収できます。
回収できるどころか、まるで投資のように、大きな利益をもたらします。ですから安心して本は新刊を買いましょう。
5・レジャー先の選択
休日にレジャーに行く先は、人工的すぎるところを避けることでお金を使いすぎないで済みます。
こうした習慣は、親が幼い子供をどこに連れていくかで知らず価値観ができていきます。
自分の足で、しっかり歩かないといけないようなところに普段から行っていると、そういう場所の価値を身に着けていきます。
食べ物には素材系の食品、例えばたっぷりの野菜、焼き魚、焼き肉のようなものがある一方で、菓子パン、ポテトチップ、パンケーキのようなものがあります。
どれもおいしいのですが、普段から素材中心の食を食べていると、素材の味がおいしいと思います。
ところが菓子パン、ポテトチップ、パンケーキがおいしいと思う生活をしていると、「おいしい」の基準が素材ではなく目で見てインスタ映えするようなものへとなります。
同じように、ひとつひとつ費用がかかる観光施設中心になると、費用がいくらあっても足りません。
6・PCを持つ(使う)
節約とは必ずしも買わないことではありません。例えばスマホは今の時代必要とはいえ、最新のiPhoneは高すぎます。
こうしたところにお金を使うより、PC購入に使いたいところです。
高価なiPhoneを持っている人は多いですが、PCを持っている人は約7割で、3割の人が持っていないそうです。
現在PCを持っていると答えた7割の人の中には、実際はほとんど使っていない人もいると思われます。
その場合はあくまで想像ですが、全体の半数くらいの人はPCを持っておらず、主婦や女性はもっと持っていないかもしれません。
「スマホがあれば事足りる」
という理由でPCを持たないのかもしれませんが、PCとスマホの圧倒的な違いは、能動的か、受動的かにあります。
つまり、多数の人が持っているスマホは、情報閲覧するには適していますが、スマホを使って情報発信をするには効率が良くないということです。
情報収集の際も画面が限られるスマホは限界があります。情報イコールお金です。
もっとも、エックスやインスタグラムはスマホ発信が効率よいのでしょうが、それ以外の手段はPCのほうが勝ります。
また、スマホは画面が限られているので、全体の情報を俯瞰しにくい欠点があります。
スマホとPC、両方を使い分けることが今の時代は必須です。PCが高いと思うかもしれませんが、iPhone最新機種は12万~15万円しますが、PCは国内メーカー品にこだわらなければ、そこそこのスペックでもそれ以下で買えます。
7・格安SIMを使う
スマホ端末がある程度の価格なのは仕方がありませんが、通信契約は節約可能です。最近の格安SIM利用者は増加していて全体の3割強の人が格安SIMを使っています。
とはいえ、裏を返せば、半数以上の人は3大キャリアを使っています。3大キャリアを使い続ける理由としては
「わからないから」
という理由があるでしょう。確かに格安SIMは基本的に設定その他を自分でしないといけません。こうした複雑な段取りをすることがわずらわしいので、3大キャリアを使い続ける理由となりそうです。
ただ、クレジットカードが使えない人や(格安SIMは原則クレカ利用必須。ただし引き落とし可能な事業者もあり。)高齢者などをのぞき、わからないことはネットをググれば出てきます。
一部、設定サポートを有料で行う事業者もあるようです。
筆者も、数年前初めて格安SIMに移行したとき、はじめはわからない用語だらけ。何度も調べて実践。今はスイスイ自力で乗り換えも機種変も難なくできます。
8・iPhoneは最下位機種を使う
スマホの通信費はキャリアを使うと莫大ですが、端末もばかにできません。iPhone上位機種は最高15万円くらいします。
それ以下の機種でも10万越えです。PCならいざ知らず、高すぎます。それでも今の時代、仕方がありません。
けれども、最新機種や上位機種にこだわらないことでiPhoneを使うことは問題なくできます。
今回、iPhone7のサポートが終了したので、アップルからiPhoneSE(第3世代)を買いました。iPhone16の一番安い機種の約半値でした。
夫婦で2台買っても最新機種の1台分です。それでも高いと思いますが、4~5年使う前提なので、まあ仕方ありません。
一方で、筆者のように最下位機種を使う人はおそらく少数派です。ただしこの場合のコストの差額を考慮すると、無頓着ではいられません。
大手3キャリアの利用平均(通信費、通話、端末代)月額合計平均は約9,500円です。筆者宅の利用コストと比較すると、その差額はなんと 月額6,800円です。
1年では81,600円の差額、10年で816,000円の差額です。さらに夫婦2人分なら1,632,000円の差額で、家族4人分なら3,264,000円もの差額です。
4人家族の場合、10年で320万円の節約ができるというとただ事ではないと思いませんか。裏を返せば何も考えずにスマホを使うと、10年で4人家族では320万円くらいの余計なお金が余計に出るということです。
9・ふるさと納税をする
ふるさと納税利用は、最新情報によれば6人に一人しか実践していません。最近は節約志向が高まっているせいか、以前より利用が増えました。
けれどもまだまだ利用していない人が多数派で、ふるさと納税の恩恵を受けている人は少数派です。
ふるさと納税は、節税手段が少ないサラリーマンでも返礼品を受け取ることで実質節税効果があるシステムです。
本来は自分が住む行政に納付する税金を、寄付という形で任意の自治体に納税することでお礼の品が返礼品として受け取れます。
返礼品は、米、野菜、フルーツ、日用雑貨等多岐にわたります。当ブログでは過去に受け取った返礼品を紹介しています。
10・公共交通機関、カーシェアリングの活用
暮らしは移動と深くかかわっています。通勤は通勤手当が支給されるのが一般的ですが、プライベートな移動や通学は自力で出す必要があります。
このとき、自家用車を利用する人も多いですが可能だと判断したら、思い切って公共交通機関移動に移行することをおすすめします。
自家用車は、所有していると税金、駐車場代、保険料、車検、メンテナンスなど多大な費用が掛かります。
また車の所有は事故と紙一重の危険があります。もちろん公共交通機関もゼロではありません。けれども運転する疲労、気遣いなどと比較すると圧倒的に安全です。
たまに車が必要な時はカーシェアリングやレンタカーで補えます。必要な時だけピンポイントで使えば無駄がありません。
まとめ
- はじめに
- 1・事前と事後にに調べる習慣を持つ
- 2・勉強を趣味にする
- 3・歩く習慣を持つ
- 4・読書を習慣にする
- 5・レジャー先の選択
- 6・PCを持つ(使う)
- 7・格安SIMを使う
- 8・iPhoneは最下位機種を使う
- 9・ふるさと納税をする
- 10・公共交通機関、カーシェアリングの活用
- まとめ
- さいごに
さいごに
今回は「節約術・やっている人が少ないけれど効果絶大10選」という話をしました。参考になればさいわいです。