簡単に暮らせ

ちゃくまのブログ。女性ミニマリスト。FP。合理的な家事、家計管理、少ない服で暮らす、お金、節約、捨て作業のコツ。好きな事をして生きる。

以前の自分に教えたい。人生を有意義にラクに生きるにために必要な10のこと



当ブログ「簡単に暮らせ」の訪問者になっていただき、ありがとうございます。

こんにちは ちゃくまです。このブログは暮らしに関することをつづっています。

・ミニマリスト的な暮らし方 ・家事を簡単にする工夫 ・お金に関する管理方法(筆者はファイナンシャルプランナーです) ・世間に惑わされない生き方 ・・など。お役に立てたらうれしいです。

はじめに

タイムマシンに乗って以前の自分に会えるなら「これを教えたい!」ということを10紹介します。

これまで四苦八苦したことは多々ありますが、案外その方法は目の前に転がっていたのです。

ところが当時の自分は、そのことに全く気が付けていませんでした。方法は難しくないのにもかかわらず、方法はないと思い込んでいたのです。

1・結婚時に多額の金を使うな

筆者が結婚したのは平成4年(1992年)。バブル崩壊による不況が深刻化していましたが、それでもバブル期の名残が色濃く残っており、結婚式は盛大に行うのが当たり前でした。

結婚時に余計な家財は不要

夫の実家の方針により、かなり古風な「タンス運び」のお祝いの席が設けられました。これは、新婦側が持参した家財を目録に記し、招かれた人々が閲覧するというものです。そのため、新婦側は見劣りしないよう見栄を張らざるを得ませんでした。

今振り返ると、無理に付き合う必要はなかったと感じます。さすがに現代では「タンス運び」をする人はほとんどおらず、そもそもタンスを購入する習慣自体が廃れているのではないでしょうか。

結婚式は質素でいい

当時の流れに乗り、特に疑問を抱くことなく、結婚式を盛大に行いました。新郎新婦が金屏風の前に座るという形式も、深く考えず「これが普通」と思っていました。

結婚費用はもちろん自分で負担しましたが、正確にいくら使ったのかは覚えていません。ただ、筆者の負担分だけでも相当な額だったことは確かです。

結婚式に招かれる側も負担が大きく、家族や親しい人たちだけで質素にお祝いする程度でよかったと感じています。

ただ、結婚式は多くの場合、女性が「やりたい」と思うもの。男性側はこだわりがなく、本音では「やらなくてもいい」と思っていることが多いでしょう。

結婚式にお金をかけるなら、新婚旅行など別のことに使うほうが有意義です。たとえ式を質素にしても、写真を撮っておけば十分思い出は残ります。

「若い頃はただでさえお金がないのに、最初からそんなに使ってどうするんだ?」

今の自分なら、当時の自分にそう言いたいです。

2・洋服は半分でいい

今でこそミニマリストよりの思考で暮らしているので、多くの服を持たずに暮らしています。

けれども現在に至るまでの間に、どれほど多くの服を買いムダにしたでしょう。少なくともこれまで買った服は半分で十分間に合うでしょう。

実際は半分どころか、一割でも間に合うと感じています。

3・ガーデニングはしなくていい

かつてガーデニングが大好きでした。自然に触れるガーデニングはメンタル的な良い効果があるとされます。

確かにガーデニングは楽しいのですが、問題は費用がかなりかかることと、引っ越しなどで結局廃棄になることです。

環境によさそうなガーデニングも、実は個人が行うと相応の負荷がかかるということです。

さらに現在の首都圏は温暖な気候が災いして害虫が蔓延するため、結局ガーデニングは封印しました。

代わりに公園などの草花や庭園を楽しんでいます。

4・もっと眠れ

若い頃からひどい頭痛に悩まされていました。原因はいくつか考えられますが、最も大きな要因は睡眠不足だったと思います。

十分な睡眠が取れなかったことで頭痛を引き起こしていた可能性が高く、一度発作が始まると丸三日間動けないほどの激しい痛みに襲われました。そのせいで、人生の貴重な時間を無駄にしてしまったと感じます。

当時は「睡眠の重要性」があまり注目されていませんでした。しかし、現代では「睡眠不足はあらゆる不調の原因」と言われるほど、健康との関係が指摘されています。

5・もっと水を飲め

頭痛のもう一つの原因として、水分不足も考えられます。筆者はもともと飲み物をあまり飲む習慣がなく、その結果、慢性的な脱水状態に陥っていたのかもしれません。

今では意識的に水分をこまめに摂るようにしています。

6・もっと歩け

筆者が歩く習慣を持ち始めたのは、今から20年ほど前です。きっかけは夫の転勤による引っ越しで、マイカーを夫婦で2台から1台に減らしたことです。

以前は外を歩いて移動するのは通学中の子供と、高齢者しかいない環境でした。けれどもある程度の街になると移動は車より徒歩や電車が効率的なので、歩いている人は珍しくない環境に変わったことにあります。

今にして思えば、それ以前にもっと歩けば良かったと思います。

7・月5千円でいいから投資を始めろ

新NISAが始まる前に旧NISAの制度がありましたが、当初の筆者はそれを見て見ぬふりをしていました。

しかし、よく調べてみると、それ以前でも少額から積み立て投資を始めることができたのです。

「投資は博打」

と思い込んでいた筆者は、投資そのものをギャンブルと誤解し、考えることすら避けていました。

確かに投資にはリスクがあります。しかし、そもそも生きていくうえでリスクをまったく取らずにできることなど、ほとんどありません。

月5千円程度の少額なら、大きな負担にもならず、気軽に始められます。

※投資は自己判断で行ってください。

8・もっと旅をしろ

筆者はこれまで、旅をあまりしていません。けれども体力がある若い時にもっと旅をして、様々な価値観に触れることは不可欠だと思います。

よく「老後に旅を楽しめばいい」と思う人がいますが、その時に思うような健康体でいられる保証はありません。

若く体力があるうちに、様々な行動をとっておいたほうが良いと考えます。

9・他人の視線を気にするな

他人の目線を気にしすぎて、以前はウォーキングにすら行くのを躊躇していました。ところが思い切って朝歩いてみたら、同じように歩いている人はけっこういるし、誰も気にしていません。

元々住んでいた出身地の田舎では、朝ウォーキングなどしていたら目立って仕方がない。そのような考え方、感じ方の癖が染みついていて何年も損をしました。

10・早く実家を出ろ

筆者は結婚するまで実家にいました。仕事も地元で実家から通っていました。もっと早くに実家を出るべきでした。

もちろん実家暮らしは親の干渉を受けそれが相当ストレスになることもあります。けれども実家にいることが当たりまえすぎて、実家を出るという発想がまるでありませんでした。

今にして思えば幸い結婚で実家を出ましたが、地元に住んでいるうちはまだまだ親の影響から抜け切れていませんでした。

それが変わったのは、夫の勤で物理的に地元を離れたことです。都会では社会人になれば親元を離れるのが普通ですが、田舎では逆に、親と暮らすことは褒められることで、逆に親世帯だけが住んでいると非難される空気があるのです。

いずれにしても、固まった価値観から抜けるには物理的な距離を置くことが不可欠です。それは親子双方に必要なことです。

まとめ

さいごに

今回は「以前の自分に教えたい。人生を有意義にラクに生きるにために必要な10のこと」という話をしました。参考になればうれしいです。