本気で服を減らしたいのなら、まずはハンガーを統一しましょう。今回は、なぜ、ハンガーを統一することが服を減らすことにつながるのかをまとめてみました。まず、恐れ入りますが、今回の話は、すでにハンガーを統一しなくても服を厳選している方は読むのをご遠慮下さい。というのは、ハンガーを統一しなくても厳選出来た方は、既に結果を出しているからです。
え?「ハンガーをそろえることと、服の数を減らすことは関係ない?」はい。確かにそうですね。ハンガーをそろえなくても、厳選した服でスッキリ暮らしている方はいます。けれども、この記事を読み始めたということは、どうしても減らせなかったから、本当はハンガーを統一してみたいけれど、お金もかかるし無駄な気がするから躊躇しているのではないですか?
結論から言えば、ハンガーを統一しなくても服は減らせるし、整理もできます。けれども、それが出来ない人は、あえて「形から入る」ことが結果を出すことに繋がることもあるのです。その理由として、ハンガーをそろえるためには、新たに買わなくてはいけません。お金も必要です。なるべく支出を抑えたいと思うのが普通です。となれば「できるだけ少ない数のハンガーにしたい。」という思考に至ります。同時に、「買うためには、何個のハンガーが必要なのか?」と具体的に数を吟味しなくてはなりません。つまり、ハンガーを買いそろえることで、おろそかになっていた「正確に客観的にハンガーを買う費用に値する服を厳選する」ということを半強制的に自主的に行うことになるのです。
だいたいは、なかなか減らせない方というのは、どれもこれも思い入れが出来てきて処分する決断が付かないから困っているのです。しかもい、いるかいらないかは他人が判断できません。だから何時までも減らせないんです。ところが「ハンガーを新たに買う」ことにすると自動的に「本当に必要な服」を選び出す行動につながります。
また、最終的にはハンガーがそろうことで見栄えが良くなります。すると「この見栄えを維持しよう」という心理が働きます。なので「ハンガーがバラバラでも服を減らす事とは無関係」と思っているのなら一度騙されたと思って試してみてはいかがでしょうか。