帽子は風に飛ばされにくい物を選びましょう。お店の中は風が吹いていません。なので、つい見た目だけで選びがちです。でも、それは洋服と同じように「肥やし」の危険があります。
では、どんな帽子が飛ばされにくいのか?今回は、それについてのお話です。
まず、風に飛ばされやすい帽子とは、誰でも想像が付くと思いますが、第一に「ツバの広い帽子」です。お店で試着するとセレブな雰囲気に自分に酔ってしまいがちですが、我に返りましょう。
次に、風の問題とは別ですが、ツバのラインに注意しましょう。ツバのラインにウェーブがかかっているものがありますね。あれは、はっきり言ってイライラするのでやめた方が無難です。ウェーブの下の下がっている部分が直しても直しても目をふさいで前が見にくくなります。
もっとも、これは「自分が外部を見えにくい」ということは、裏を返せば外側から自分の顔が見えにくいということです。自分の顔の左側が美しいと思う人は、そのウェーブの垂れ下がったツバが右側にかかるようなかぶり方が出来る帽子を選ぶと、ベターです。人は見えない部分は実際より良く想像しやすいので、見えている左側が美しければ右も同じように美しいと思ってもらえます。
ただし、私のように右も左も美しくない人間にとっては、この垂れ下がるウェーブは邪魔なだけです。特に子育て中で公園にかぶっていくつもりの若いママ様は、子供の姿が見えにくいと危険なので注意が必要です。
「じゃあ、一体どんな帽子が飛ばされにくくて邪魔にならなくていいの?」風に飛ばされにくい帽子といって某通販の帽子を思い出した方もいることでしょう。あの帽子を試したことはありません。ですが、見た目的にどうなんでしょうね?私は正直、微妙だと思うので買おうと思ったことがありません。
私がこれまで数々の失敗を重ねながら遂に到達した帽子の形状はこうです。
ツバの長差6~8㎝前後まで
素材 メッシュ(編んであるタイプです。)
色 ブラック~ネイビーなど濃いめ暗めの色(理由はのちほど)
このタイプだと日常の風であれば自転車に乗ってもクリップなどなしでも風に飛ばされません。(例外があったらご容赦ください。)理由は自分なりの解釈ですが、まず・・
全体がメッシュ状なので、間から風が通り抜けます。なので無理して某通販の帽子を買わなくても風が通り抜けるので飛ばされにくいのだと思います。
ただし、いくらメッシュ状でもつばの長さがありすぎると目の前を覆ってしまいます。さらに風の抵抗もメッシュの通気性を発揮しても難しくなるのでつばの長さは6~8センチくらい、目元が隠れるかどうかくらいまでがベターです。
暗めの濃いめの色を選ぶのはハッキリした理由があります。正直、見た目ではありません。万が一、自転車に乗っていて両手がふさがっていて
風でツバが目を覆ったとしても暗い濃いめの色の場合、ツバの向こうの景色がメッシュの穴の間から見えるんです。ところが仮に白っぽい明るい色の場合、メッシュの間から向こうの景色は見えにくいのです。だから黒っぽい濃い色が良いというわけです。
実はこの手の形と色の帽子の条件を満たすものはなかなかありません。数年前にある割と有名な雑貨店で偶然購入した帽子がそうだったんです。以来、毎年初夏にはそのお店で帽子をチェックしますが、その年によって、微妙にデザインが違います。条件を満たす帽子が見つかるときとそうでない時があります。
そんなわけで、かなり帽子選びにはどちらかというと実用性を重視しつつ見た目にも注意して選んでいます。