GWの「お出かけ」は、混雑に遭うからと敬遠していませんか。実は、シンプルな原則に沿う事でこれらは回避できます。その方法とは人の行動の裏をかくことです。
具体的には、普通の人が 出かけそうな時間 混みそうな時間 定番のルート を外せば良いのです。 例えば、観光で超有名な鎌倉があります。その中でも大仏観光なんてド定番です。普通にGWに行けば周辺は渋滞しているし、周辺の狭い歩道は人だらけです。
ですが、私はここに昨年のGWには、がらんとした静けさの中、悠々とゆったりとした気分で過ごし全く混雑あわずに帰宅しました。
当初、 「GWに鎌倉の大仏に行くなんて自虐行為かも?」 と思いました。でも、実際に行ってみるとそんなことはありませんでした。どうしてそんなことが可能だったか?ですが、 朝早く出かけたからです。
その日は、朝早くに家を出て北鎌倉駅に電車で降り立ちました。そこからウォーキングコースを経由してゴールは大仏というコースを歩いたのです。北鎌倉駅に降りたのは確か朝の7時過ぎくらいでした。
周辺を走る車はほとんどなく、あたりはシンと静まりかえっています。コースに入ると小鳥の鳴き声がさえずり、タイワンリスの姿も見かけ、地元の散歩中の方とすれ違う程度で観光客とはほとんど出会わず。
ゴールの大仏に到着すると、ちょうど開館時刻くらいでした。掃除をする女性が合掌をしてからホウキを使い始めた姿が印象的です。そしてゆっくりと大仏を見学して、「さあ、そろそろ帰ろう」と思った頃にはぞろぞろと人が増え始めました。
この一件でたとえ超がつく有名な観光地でも、人が来る時刻を外しさえすれば混雑には遭わなくて済むことを学びました。他にも例えばもうひとつ「超」がつく有名な観光地も、可能な限り朝早く到着したり、通常と反対のルートで回るなどすればかなり混雑や行列に遭わなくて済みます。
このシンプルなパターンで鎌倉以外でも都内の人気の観光地でも、「朝早く行く」ことで人が増えて来た頃には今、到着した人の流れに逆らってガラガラの電車に乗って悠々と帰宅できています。
なんと言っても朝早く行動すると、気温が高くなく空気がすがすがしいので気分が良いです。早く家を出れば早く行動が終了します。そういうとき「まだ時間があるから他を回ろう」などと、欲張らないことがコツです。
遠くから来ている場合などは「せっかく来たから」とあれこれ回る場所を詰め込みがちです。けれども、詰め込みすぎるとそれぞれの箇所の印象が薄いですし身体も疲れます。
一度に色々回ろうと欲張らずに気に入った場所であれば、再び同じ場所を訪れる未来に託して早々に切り上げます。すると早く帰宅すればまだ時間も早いので家事をするエネルギーも残っています。早めに入浴してゆったりするのも良いです。
以前であれば、普通に朝の9時頃に何となく家を出て、案の定人の混雑に巻き込まれていました。帰宅すると暗くなっているので疲れました。
けれども、朝早く行動するようにしたところ、普通は大混雑するはずの場所もそうでなはい姿を発見したり、要領の良い行動をするための練習にもなります。
混雑、渋滞は避けたいものですが、ある意味、多くの人が好んで集まる場所というのは、それなりの魅力があってのことです。人がたくさん集まる場所は活力がありエネルギーにあふれているような印象を受けます。
同じ混雑しそうな場所に行くにしても人の行動パターンを推測して、そのパターンを外しさえすれば、混雑も渋滞も回避できます。行きたい場所がたまたまそういう場所だったならば、人の行動の裏をかけば良いのです。
GWでも混雑や渋滞に遭わないコツ
朝早く行動する 一般的なルートの反対回りをしてみる 食事の時間を1時間早めにする(飲食店は12時頃~13時頃がもっとも混雑する)
この3つ、もしくはいずれかを実行するだけでかなり混雑などの回避に役立ちます。
簡単すぎる原則ですが、意外にGWは混雑するものと思い込みがジャマをして気付かないことがあります。GWは寒くなく暑くなく新緑が美しく外出には最適です。
必ずしもお出かけしなくてはいけない、なんてことはありません。ケースバイケースです。個人の好みにもよります。ですが、私に限れば、機会があれば、可能な限りいろんな場所に行ってみたい性分です。「お出かけ」は広い意味で固定概念が払拭されたり視点の変化があります。
もちろん、自宅にいてもそういう機会は作れるのかもしれませんが、やはり物理的に現実的にいつもと違う場所に身を置いてみる効果は大きいと感じます。