「なかなか物が捨てられない。」と言う人は、もしかすると常に誰かと一緒に行動してはいないでしょうか。
お店に入るのでも、洋服を買うにも、いつも自分で決断せず、誰かに意見を聞いて決断を他人にゆだねてはいないでしょうか。
1人の行動は「自分で即断」の習慣が付く
確かに、複数で行動するのは楽しいことです。
迷ったとき、客観的意見を聞くことは大いに参考になります。
けれども、このようなことを繰り返していると、最終的判断を自分で決められなくなる恐れもあります。
例えば、部屋をスッキリしようと思い、いらないものを選びたいのに、選べない、食事をするときにも周囲の様子を見て何となく選んでしまう。そんな感じです。
新しくできたお店が気になるのなら、いつもはお友達を誘っていっていたところと、一人で行ってみることからスタートしてみませんか。
些細な事で良いのですが、一人で行動することを繰り返すうちに、判断のスピードが格段にアップします。
お店に一人で行くのはちょっと・・と言う場合は図書館や本屋さんなどからスタートすると良いですよ。
多くは、複数で行動することで過剰に物を買い、お金を多く使う傾向にあります。
なので、大人である私たちは、そんなことは気にせず毅然と行動してみましょう。
そして、自分で判断する機会を増やせば物の取捨選択も早く的確にできるようになります。
例えば複数の場合、あるカフェが目に入り、入る、入らないをどうする?と立ち止まってしばらく経過しても不自然ではありません。
ところがお一人様の場合、一人で立ち止まって無言で迷うと不自然です。なので素早く決断する必要に迫られます。
洋服などを買いに行く場合もそうです。複数の場合は、ああでもないこうでもないと会話してその場にいる分には少し時間が長めに経過しても不自然ではありません。
ところが一人で買い物に行くと時間が長くなればなるほど不自然さが増します。なのでできるだけ素早く買うか買わないかを決断してレジに向かうか、店を出るかと無意識に判断することになります。
こうした積み重ねが案外馬鹿にできません。
決断の有無の全てに反映されていきます。