「ときめき」の度合いで服の取捨選択をするのも良いですが、もうひとつの方法を提案します。
それは「やくわり」で判断する方法です。
そのやり方とは、
一枚も「ときめく服がない」時は「やくわり」で判別
一枚の服を手にします。
「服」と、ひとくちに言いますが、実はそれぞれの服にはそれぞれの「やくわり」があります。
「やくわり」と言っても、単に普段着、お出かけ用、行事用・・といった分別ではありません。
例えば、ある一枚の服を手にしたとしましょう。
その服が持つ本当の「やくわり」は何なのかを確認するのです。
一枚のワンピースがあるとします。
そのワンピースの本当の「やくわり」は何ですか?
家の中で家事をしても動きやすい汚れても洗濯しやすい「実用」という役割ですか?
もしくは、ママ友とランチをするときに「オシャレね」と思われるための「ちょっとした見栄」という役割ですか?
それとも、今は必要ないけれど、良い思い出があり、見ると素敵な気分になれる「良い思い出」という役割ですか?
はたまた、保護者会等、子供が通う学校に行き「常識のあるお母さん」を表現するための役割ですか?
・・と、一枚のワンピースであっても、実は本当の役割は様々なのです。
取捨選択、手放すか否か・・の判断基準は、「真のやくわりを果たしているかどうか?」です。
「ときめくか、ときめかないか?」の感覚で「やくわりを果たしているか、いないか?」で判断します。
このように見据えて行くと、「ときめかないけれど、やくわりは果している必要な服」であったりします。
また、「ときめくけれど、何の役割も果たしていない、いわは『ときめき』自体が役割である」という事もあり得ます。
なかなか洋服を頻繁に買い換えられるものでもありませんので、「ときめき」での判断をしたけれど、「どれもときめかなかった」と言う場合は本当に困ってしまいます。
そんなときこそ「やくわり」に注目してみましょう。