簡単に暮らせ

ちゃくまのブログ。女性ミニマリスト。合理的な家事、少ない服で暮らす、家計管理、お金、捨て作業のコツ。好きな事をして生きる暮らしの追及

今は「結婚指輪は要らない」と思う。



こんにちは ちゃくまです。このブログは暮らしに関することをつづっています。

・ミニマリスト的な暮らし方 ・家事を簡単にする工夫 ・お金に関する管理方法(筆者はFPです) ・世間に惑わされない生き方 ・・など。お役に立てたらうれしいです。

 

私は既婚ですが、現在、結婚指輪を数年前からしていません。理由は、その方が快適だからです。

既婚の方、結婚指輪を持っていますか?持っている方は指にはめていますか?

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(イメージです)

独身の方、これから結婚する意思のある方、結婚するにあたり、結婚指輪を買いますか?そして指にはめますか?

バブルの名残のある時代の結婚

私が結婚したのは20数年前です。まだ、バブルの名残があり、婚礼ダンスを買うのも割と普通だった最後の世代です。仲人さんを立てるのが普通だったときでもありました。

 

婚約指輪、結婚指輪、両方を夫となる人から受け取るのは当然と思っていました。そして指輪をはめることが喜びでもあったのです。

 

左手の薬指に指輪があれば「この人は既婚なんだ」とすぐにわかります。例えば独身の時に、ちょっと気になる人がいて最終的には「結婚もできたらいいかも」とうっすら思ったとします。そのとき気になるのは「そもそも、この人は独身なのか、既婚なのか?」ってことです。これは既婚の有無を確認するために不自然な誘導尋問をしなくて良いので、結婚指輪の存在は大いに役に立ちます。

 

また、仕事をしている中で、指輪で既婚とわかると、漠然とですが信頼性が増す(独身の人の信頼性が薄いというわけではありません。)こともあります。例えば家を買おうと思っているときに、若い営業マンの手に結婚指輪があるのとないのとでは、同じセールストークでも、不思議に信憑性が違って聞こえたりするから勝手なものです。

 

夫も結婚当初は仕事の出先で「あら、○○さんって、結婚してるのね。」と言われたりもしたそうです。(指輪を見て)若い時は、仕事関連で、何かと相手が若いことで不安を覚えることがあるのですが、結婚しているとわかることで安堵する人も数の中にはいるのが現実です。このように、以前は、結婚指輪の存在は、それなりに役にたっていました。

 

けれども、夫の本音は窮屈なのでできれば指輪はしたくなかったみたいです。けれども、私は強要はしませんでしたが、それとなく無言の圧力っぽいものをかけていました。

 

ところが、数年前のある時、うっかり引き戸を閉めたときに指輪をした指を挟んでしまいました。その勢いで指輪が変形しました。急いでペンチを使って外して、以来修理にも出さずそれっきりです。私が指輪を外すと、夫も待ってましたとばかりに便乗して指輪を外しました。

 

ところが、実家に行くと母が私の手にひとつも指輪をしてないのを見て、「指輪くらいしていなさい。」と言うのです。なぜに「指輪くらい」なのか?母は、なんだかんだいって、普通に世間体とかを気にする性分です。ですが、私は指輪をしないことのデメリットは感じないので、そのまま指輪をしない生活を続けました。

 

しいていえば、美容院で美容師さんが私が独身か既婚かで話題の振り方を迷っている気配を感じることがあります。せいぜい、そのくらいのものですが、私が困るわけではありません。

 

むしろ、調理をするにも衛生的だと思います。余計なものがないので、開放的です。もう、指輪をする気にはなれません。

 

あくまで個人の好みなのですが、私は指にはなにもないのが一番落ち着きます。

 

 

当時はステイタスのように大いなる勘違いをしていましたが、指輪は元々の意義は「夫の持ち物である印」である気がしています。もちろん、夫はそんなつもりは全くありません。多くの人もそうです。結婚の記念になるものという意味が大きいのだとは思います。

 

本人同士が「指輪をしたい」と思うならば従来通り指輪をはめるのことを否定するつもりは全くありません。けれども、「結婚したら結婚指輪をするのは当たり前」というように「みんながするから私も」という選択ではなくなりつつあるのではないかと思っています。

 

そもそも、若い頃はただでさえ収入が少ないし、新生活にはたくさんのお金がかかるのに指輪に多額の費用が必要というのは男性側の負担が多すぎると思いますね。(もしかしたら今は必ずしも男性側が贈るものとは限らないのかもしれませんが)それよりも暮らしに役立つものを優先させた方が良いと思います。