我が家の食卓に欠かせないのはトレイです。一人に付き1枚ずつあります。これがあると食卓の準備と後片付けのラクさが全然違うのです。
トレイを使っていなかった頃、食卓の用意、後片付けではこんな困りごとがありました。
台所とテーブルを何度も往復していた
いわゆる配膳用の来客用の和風の四角いお盆がありました。これを使って台所から食卓に料理を運んだり、直接手に持って運んでいました。食卓に着いたら、また並べます。二度手間でした。
そして食べ終わるときにまた台所に戻します。そのあと、テーブルには料理の汚れがついているのは当たり前でした。片付けが終わったらテーブルを入念に拭く作業も必要でした。
食事のセルフサービス化。ヒントは学校給食
けれども、ある時考えたのです。少しでも私がラクしてテーブルを汚さないためにどうすれば良いかと。それで思いついたのはセルフサービス方式です。それから学校給食の光景をヒントにしました。
セルフサービスに必要なのはトレイ
セルフサービスに必要なのは一人ずつのトレーです。各自が自分の分を乗せて食卓に着きます。そして食べ終えたら、そのままトレーを持って台所に行き、シンクに食器を置きます。
トレイの上で食事をすればテーブルが汚れない
各自、トレイは軽く拭くかさっと洗って定位置に戻してもらいます。こうすれば、食卓のテーブルは料理で汚れることはめったにありません。また、私が何度も運搬のために往復しなくて済みます。
うっかり、汁ものをこぼしても被害はミニマム
トレーの上で食事をすると、うっかり汁物をこぼしても安全です。テーブルから流れ落ちずに、とどまってくれます。熱い汁ものの時、やけどを回避できたこともあります。(その代りトレーごと落下する危険もありますので、十分注意してください。)
食器を重ねずに移動できるので洗い物が楽になる
トレイがない場合、食べ終わった食器を戻すために、たいていはある程度食器を重ねます。けれども場合により、食器の外側がより汚れてしまい、洗物の手間を増やすことになります。もちろん食器の外側は必ず洗うものですが。汚れがついている場合とそうでない場合とでは手間が違ってきます。
必要な条件を考えてじっくりさがした
まず、サイズは実際に普段、食器を並べる様子を再現してみました。そして最適なトレイの面積をメジャーで計りました。サイズは縦、横、それぞれ最低何センチ以上、何センチ未満という要領で、許容できるサイズの範囲を決めました。
次は形状です。角がなく、角が丸くなっている者を探しました。理由が汚れがたまりやすいからです。
それから色を決めました。色は、妥協して良い範囲の色を決めました。
白、ベージュ、黒、茶の無地としました。
素材はプラスチック製としました。素材は主に木製かプラスチックです。木製は重く、頻繁に水洗いするのに適さないからです。
できれば滑り止め加工しているものを理想としました。
ある時、偶然条件をクリアするトレイを発見
それは近所のスーパーで、ワゴンセールで半額で売られている中で発見しました。
サイズはクリア
素材もクリア
角がなく丸みがある形でクリア(長方形です)
木目の茶色系でクリア
滑り止め加工でクリア
半額なので価格もクリア
というわけで、現在家族の人数分のトレー3枚を5年ほど使い続けています。
家族のセルフサービス化もほぼ定着しています。
朝は夫と子供のトレイにそれぞれ、おかずのお皿を乗せて、お椀、茶わん、箸などをセットしておきます。あとはそれぞれ各自が茶碗にごはんを持って食卓に持ってって食べます。食べ終わったらトレイごと台所に戻し、食器はシンクの中に置いてもらいます。
あとは私がまとめて食器洗いと片付けをします。
麺類など、汁が跳ねるようなメニュー以外はテーブルが汚れることもなく快適です。