はじめに
日々、の買い物ですが、価格はピンからキリまであります。その場合、高い物を買うか、安い物にするか、迷ったことはありませんか。
高い、安いどっちがいいかと迷わないための判断基準
以前は、ああでもない、こうでもない。と、ものすごく迷ったものでした。けれども、あるときからは、判断基準を決めることで以前より迷わなくなりました。 迷わないための判断基準は、使用する期間と頻度です。
使用する期間と頻度が長い、多い
もちろん、「高くても」と言っても、限度はあるので先に予算の上限は決めます。その範囲で選びます。たとば、台所用品の中でも、ザル、ボウル、おたま、フライ返しは、案外、劣化しにくいので少し高くても気に入った物を買います。反面、フライパンはどんなに良い物を買っても(鉄製はのぞく)結局、劣化するとわかったので、2,000円~3,000円くらいの手頃なものを1~2年で買い換えます。
入学式、卒業式のスーツなどは安い物で十分です。子供が幼稚園くらいだとか、子供が2人以上いる場合は、七五三などもあります。スーを着る頻度が多いので少し値の張る良い物を買っても元が取れます。
けれども、子供が中学生、高校生くらいになると、体型が激変したり、前に着た時から、だいぶ間が開いているので流行が変わっていたり、着る機会が激減したとします。そういう場合は、安い物で十分です。
また、子供が小さいうちは、母親も若いので、まだまださりげなくお互いにチェックが入っていたりしますが、子供が成長するにつれてそれほど気にしなくなります。突飛な服でさえなければOKです。
例外は家具と家電
ただし、例外に家具、家電があります。我が家でも以前は「一生使える物」としてできるだけ良い家具を買おうと思った時期があります。けれども、ライフスタイルや家族構成は数年たつと変化します。好みも変わります。住居が変わることもあります。そういうときに、処分しにくい高品質の家具を持っていると、フットワークが良くありません。そのため、最近は家具も、必ずしも高品質のものを選ぶ必要はないと思うようになりました。
家電も同様です。家電は性能が変化しています。例えば我が家では、結婚して最初に買った洗濯機は約15年使用しました。けれども、2台目の洗濯機は5~6年で買い換えました。そのときに驚いたのは、価格が安い物を選んだのに、作動音が低く改善されていたことです。
さいごに
このような買い換えサイクルは「持たない暮らし」の本質と矛盾します。その詳細は別の機会に書きたいと思いますが、物を買い換えるタイミングの最善も時代の変化により変化しているのを認めざるを得ません。