地図や路線検索アプリを使わないほうが断然良いです。第一、迷いません。さらに他の選択肢などを素早く判断できます。何度か繰り返すと、普段、利用しないや場所でも迷いにくくなります。仮に迷ったとしても素早く判断できます。そして、何より面白いです。
子供が好きな迷路やスタンプラリーのように
子供って、迷路とかスタンプラリーが好きですよね。子供が成長し、自分も大人になってから、そういう物とは無縁と思い興味も抱きませんでした。ところが最近、地図ナビや路線検索アプリを使うのをやめてからというもの、ずっと便利に暮らせると気づきました。そしてとにかく迷路やスタンプラリーのようで「面白い」のです。さらに面白いだけではなくて、もっと利便性の良いルートに気づける確率がずっと多いと気づきました。
地図ナビや路線検索アプリは最終手段
地図ナビや路線検索アプリを使うのは最終手段です。現在は、初めて行くエリアは事前に地図を眺めます。必ず地図をコピーして、出かけます。更に路線図は常に定期入れに折りたたんで携帯しています。出かける前にアプリを開かずに地図と路線図を眺めて乗り換えと道筋を決めます。
地図や路線図を直接眺める方が効率的
するとアプリでは決して表示されなかった、もっと利便性の良いルートに気付くことがしばしばあります。アプリでは検索窓に入力したものしか結果が出ません。つまり自分が気付かないものはアプリも気づかないのです。アプリは万能と思っているかもしれませんが、実はそうではありません。まだまだ人間の能力の方が高いのです。
アプリは検索した範囲でしか表示されない
アプリは万能と思うかもしれませんが、そうではありません。皆さんも経験があると思いますが、検索の仕方が良くないと、笑っちゃうようなあり得ない遠回りのルートを表示することがあります。
地図と路線図を直接眺めて気づけること
それは極端な例ですが、反対に、実は一駅先まで行けば、実はスムーズであることが多々あります。駅を出てから少しだけ歩くものの、駅構内や地下通路を歩かなくて良い分、トータルではかえって楽なことがあるのです。こういうことはアプリだけを利用していると気付くことが出来ません。
臨機応変な判断は人間の頭でしかできない
路線図と地図を眺めていると、思いもかけないルートに気づいたりできることがあります。そしてその日の時間的余裕などを考慮しながら、試験的に試しに新たなルートで移動してみたりもします。地図と路線図を見る限りでは効率良さそうでも地下通路や駅構内の移動時間の程度は行ってみないとわからないことがあります。
また、トイレに行くタイミングや、混雑の具合など、様々な要件を総合的に判断してどれが一番最善かと考えるのはある意味ゲームとも言えます。
選択と工夫の余地をアプリにゆだねるのはもったいない
このように、面白くゲーム感覚で楽しめて選択と工夫の余地があるものを、アプリにゆだねてしまうのはもったいないことです。それからアプリはピンポイント的な情報には強いですが、全体を広く俯瞰する事には弱いのです。
人間の能力の活用は判断を他者に丸投げしないことにつながる
自分が人間として持っている能力を失わないように活用することは、一見平凡な日常にも活力を与えます。そして判断を他者任せにせず、自分で判断する事の訓練になります。アプリは「このように進めば良いですよ。」と提案してくれます。けれども、それが本当に正しいかの最終判断は自分で確認しつつ判断することが大事です。
常にアプリの指示待ちをすることが普通になってしまうと、効率が良くない指示にも疑いを持たずに従うだけの子供のようになってしまいます。アプリはあくまで最終的に補佐的に使う物です。主体はあくまで人であるべきです。