我が家にはテレビボードはありません。「え?あるでしょ。」と思った読者様。いつも訪問頂きありがとうございます。
少し前に掲載した我が家のリビングの画像ですが、「テレビボードあるでしょ!」と思いましたか?あれは違うんですよ。土台になっているのは元々ダイニングテーブルセット(手前に映っているテーブルと同じシリーズです)のベンチシートなんです。(使いまわしの写真なので、矢印の位置が違いますがご容赦!)
そして、その上に乗っかっているのは、無印のパルプボードです。子供部屋の立地が良くないせいか、息子が本やらなにやら私物をリビングに持ってきます。それで、それらを仮置きできるようにしたわけなんです。
使いまわしのきくシンプルな家具を持つ
我が家にテレビボードはありません。正確に言えばテレビを置いている代用品はあります。それは、元々、ダイニングテーブルと一緒に購入した木製のベンチシートです。
便宜的にベンチシートであると書きましたが、実は「シート」と限定されているわけではありません。形状はシンプルなこの字型です。そのため、これまで多様な使い方をしてきました。
これまでの多様な使い方
ある時にはリビングのソファの前に置きました。そしてセンターテーブルとして使用しました。それからしばらくして、別の住まいに越した時には、ダイニングテーブルとともに「ベンチシート」として使いました。そして今の住まいではテレビを置くための台として使っています。
引っ越し業者さんは「テレビボードは必ずあるもの」と思っている
ただ、越した直後は、現在の小さなテレビではありませんでした。と言っても30インチ程度のブラウン管で重量がありました。そのため、初めは直接床に置いていたのです。引っ越しの時、引っ越し業者さんが「あれ?そういえばテレビボードをまだ運んでいませんよね?」と、確認をされました。「テレビボードはないんです。テレビは床に直接置いて下さい。」と言いました。そのくらいに、どこの家にもテレビボードはあるものなのでしょう。
地デジ化を機に小さいテレビに買い替え
当時「近いうちにテレビが地デジ化になる」ということは知っていました。そのため「買い替えの時には出来るだけコンパクトなテレビを選ぼう」と計画していたのです。ですからテレビボードを買うつもりは初めからありませんでした。第一、テレビボードとは、大きさの割に収納力も用途も限られます。そのようなものを一度部屋に置いてしまうと、テレビだけを小さくしても意味がありません。
シンプルな家具はライフスタイルの変化にも困らない
「テレビボードがない」ということに、引っ越し業者さんは、ちょっと驚いたようでしたが、余計なものを持っていなくて良かったと今でも思います。このように、シンプルな家具はライフスタイルが変化しても多様な使い方ができて無駄がありません。それに対して一つの用途に限られている家具、例えばテレビボードのような家具は、テレビのサイズを小さくしても家具がその場に鎮座し続けるのです。