買い物に行くと、「どれにしようか。」と迷うことが多くありました。例えば、自販機で、「どの飲み物を買うか。」「滅多に行きませんが外食時のメニューで、どれを選ぶか。」「パン屋さんのパンで、どっちのパンにするか。」など。
「自販機の飲み物に迷わない」ことから
実際は自販機の飲み物も、外食も、パン屋さんのパンも最近は滅多に買いません。けれども、日常の至る場面で「選ぶ」場面は存在します。そのとき、ついあれこれ迷ってしまい、いったんはAと決めたのに、「いや、やっぱりBかな。いいえ、やっぱりC。」というように、決定に至りにくいことがあります。
けれども、最近は、どうでもいいことの迷いは捨てることにしました。もちろん、重大な問題は時間が必要なことがあります。冷静さを失っていることがあるので時間を置いた方が良いものもあります。
けれども、自販機の飲み物や外食のメニューのような、失敗しても損害がない物には、「3秒で決める」としてからはラクになりました。ウーロン茶にするか、緑茶にするか、水にするか、日常の場面で、どれを選んでも結果はたいした違いがありません。仮にあとから「ああ、今はダイエット中だからウーロン茶の方が脂肪を落とせて良かったかも」と気付いても、その一本がすぐ影響を起こすことはありません。
無駄に迷うことそのものが損失
それよりも無駄に迷う事の方が損失です。その間にうっかり電車を一本乗り過ごすかもしれないし、気が付いたら、後ろに順番待ちの行列ができているかもしれません。
「どうでもいいことは3秒で決める」習慣を持てば、他の事の決断も早くなります。
普段、「迷う」気持ちが起きるのは「Aを選んだあとでBの方が良かった」場合を恐れているからです。
けれども世の中の様々な出来事は、予測不可能です。良いと思ったことがそうでない結果になることも、良くないと思ったことが良い結果に繋がることもあります。だから、「どっちを選んでも実は大きな違いがない。」ということはあります。また、いずれはどちらかを選ばなくてはいけないので、早く決めたならば、あとはそれに突き進むだけ迷うという余計な思考をするよりも、早く決断して前進する方がずっと建設的です。