「手放すか、手放さないか」と、迷ったときの判断方法を紹介します。
判別は難しくない
物を手放そうとするのは、変化を求めることです。ということは「より変化が大きい方」を選択すればよいのです。結論は「手放す」です。だから判別は難しくありません。「え~、でも~、そんな~・・」と、反感を覚えるならば、本心は変化を望んでいません。この場合は「手放さない」結論を出してかまいません。けれども何も変わらないことを覚悟する必要があります。
持ち物を見直す根本的理由は「変化」
持ち物を見直す気が起きるのは、発端は変化を求める気持ちです。当然ながら、変化を望むには多少の荒療治と、一度ではうまくいかないかもしれない手間を覚悟しなくてはいけません。例えば、手放した後に後悔するかもしれないリスクなどです。新たに事を起こすのですから、想定外の出来事もあります。
直感を無視してはいけない
そして、このときに、あまり深く「意味」を考えると何もできません。ある程度、直観に働きかけて従う方がスムーズです。人の直感は、決して無意味ではありません。多数の情報を瞬時に処理した結論です。言語化できないだけです。
直感は、段々薄れる
例えば、初めて訪れた場所では、直感で「素敵な場所だな」と思う事もあれば「何となく長居したくない」と嫌な気持ちになる事があります。ところが不思議な事に、2回目以降にその場所を訪れると、段々、最初に抱いた「直感」が薄れます。そして3回目には、良いとも悪いとも感じなくなります。ところがしばらくしてから、「最初の直感が正しかった」と判明することは割とあります。
言語化できる情報量は限りがあるが直感は無限
人が抱く直感は馬鹿にできません。言語化できる情報は扱う量が限られます。ところが直観は、瞬時に大量の情報を高速で処理した状態です。だから無視するのではなく、受け入れるようにしたほうがうまくいきます。
「物を手放そう」という直感も、理由を言葉で考えすぎるとわからなくなります。直感は、怪しげなスピリチュアルなどの現象と置き換えられる誤解があるので無視する人もいます。そういう意味ではなく、やはり人が抱く、何かの感じは、見過ごせない基準があるのです。
「手放した方が良い」と、理由はわからないけれど、「何となく」そう感じるのは、同じ理由なのです。だから直感を無視してはいけません。
さいごに
直感は情報量が多数なので、うまく言語化できないというだけであって、理由がないものではないのです。「手放す」事を一瞬でも脳裏をよぎったものは、そうするのが最善であると、自分が持つ情報の一端が、そのように発信しています。だから、そう感じたら、思い切って手放してみることをお勧めします。(もちろん、家族のものを勝手に処分してはいけません。)