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「厳選した少ないものを持つ」とは、即断することです。「素早く決める」ことです。複数の選択肢があって、どちらにしようか迷った場合は、こう考えます。「どっちを選んでも大きな違いはない。」と。
迷うのは後悔したくないから
それでも迷うとすれば、理由は「後で後悔したくないから。」です。その時は、こう考えます。「別の選択肢を選んだとしても、予想と反することはある。」と。仮に後悔したとしても、それに対処する方法は必ずあります。つまりは、どちらを選んでも劇的な違いというのは起きないというのが普通です。
迷って良いのは娯楽だけ
迷っても支障がないのは、「迷い自体を楽しんでいる場合」です。例えば、最近はスイーツを自分で選んだものをトッピングできる・・などの「選べるスイーツ」などをテレビで見かけます。これなどは、迷うこと自体が娯楽です。
どれを選んでも大きな違いはない
この場合、トッピングをチョコチップにしようが、コーンフレークにしようが、ナッツにしようが、大した違いではありません。「チョコチップを選んだけれど、実際に食べてみたらたいしたことなかった。ああ、ナッツにすれば良かった。」と「後悔」したとして、それは大した問題ではありません。チョコチップを食べても体に害はないし、ナッツを選ばなかったとしても、人生に影響などないからです。
持ち物の取捨選択も「スイーツのトッピング選び」と大差ない
ところが、「スイーツのトッピング選び」については、失敗を恐れずに何を乗せるか決められるにもかかわらず、持ち物の取捨選択を迷うのはなぜでしょうか。大きさは違いますが、実はどちらを選択しても(処分するかしないか)結果は「スイーツのトッピング選び」のように多大な影響はないのです。
結果が違っても、次のステップに進めばよい
ところが、二度と替えが効かないかのように、重要な選択として、考えすぎなのです。エイッと思い切ってどちらかに決めてしまえば、結果がどうでも次のステップに進めば良いのです。
さいごに
物事は簡単に考えれば、答えは出ます。それよりも「いつまでも決めない」ことの悪循環がずっと問題です。同じことを繰り返し考え続けるはめになるからです。迷いは疲弊します。だからこそ、どちらかに決めてしまう方がずっと良いのです。