秋冬のコートの最適な選び方のコツを紹介します。
ライフスタイルを把握する
コートは外を歩くときに着る防寒着です。つまり、第一に必要なのは自分のライフスタイルを知る事です。それによって最適なコートは違います。
- 主な移動手段は何か
- 屋外にいる時の時間帯はいつごろか
- どのくらいの時間を屋外で過ごすのか
- 住んでいる地域の気候はどんなものか
- 主な服装のスタイルはどんなものか
-
主な移動手段は何か
- 電車、バス
電車やバスを通勤に利用する方は、ある程度きちんとした雰囲気のコートを着用するでしょう。あまり個性的な色柄ではいつも同じ時間帯に顔を合わせる人に覚えられます。そのため、ベーシックな色を選ぶ方が無難でしょう。
- 自家用車
車で移動する場合は、本格的なコートは不要です。ポンチョ、大判ストールで間に合う場合もあります。またはショート丈のコートが適しています。
- タクシー
上記同様です。
- 徒歩
歩いているうちに暑くなってくることがあります。そのため、分厚いものよりも、いくらか薄手の方が勝手良い事があります。ただし雨天や雪の場合はコートが湿気を吸うと重くなります。撥水加工のあるタイプが良いです。丈は長めを選べば身体が冷えません。
- 自転車
徒歩同様に撥水加工の物が適しています。丈は短めを選べば足さばきが良いです。ただし雨や雪が降るとわかっている時には利用しないことでしょう。代替の移動手段に合わせたコートを用意する必要があります。
-
屋外にいる時の時間帯はいつごろか
- 朝晩の通勤時間
- 朝8~9時と14~15時の幼稚園の送り迎え
- 夕方~夜間の塾の送り迎え
朝晩の冷え込みが厳しい時間帯に移動する方と日中に移動する方とでは適するものは違ってきます。見た目や店頭での印象だけではなく、移動する時間帯に合わせたものを選ぶと無駄がありません。
冷えやすい時間帯に移動する事が多いならば、ダウン、ウール、カシミヤなど保温性の高いものが適しています。反対に昼間の暖かい時間帯が移動の中心ならば、薄手のコットン系やキルト系などのコートでも間に合います。
-
どのくらいの時間を屋外で過ごすのか
- 電車とバスの待ち時間
- 徒歩なので外出時はほとんど
- 車なのでほとんどない
冷え込みが厳しい時間帯に移動するといっても、待ち時間が少ない場合や車で移動するのであれば、それほど本格的なコートの必要はありません。反対に屋外にいる時間が長いのであれば、保温性と吸湿性のある物、ウール、カシミヤ、ダウンなどが適しています。
-
住んでいる地域の気候はどんなものか
- 真冬には雪が積もる
- ほとんど雪はふらない
冬には雪が頻繁に降る、積もる地域であれば、フード付きが適しています。本格的な雪が降ったときには傘の出番も必要ですが雪が舞う程度ならフードを被れば両手があきます。また、顔周りの保温が効きます。
反対に、ほとんど雪が降らない地域の場合は、フード付きコートは邪魔になるだけです。保温性やデザイン的に必要であればこの限りではありません。
-
主な服装のスタイルはどんなもの
- カジュアル系
- コンサバ系
- その他
自分の服装の傾向に合わせたものを選びます。
さいごに
コート類はいろんな素材、デザインがあります。何となくデザインの好みで選んでいると「あるのに着るコートがない」という事になりかねません。
普段の自分の服の傾向、移動の時間帯、移動手段を考慮して選べば無駄がありません。