最近100円ショップで買ったおすすめ品を2点紹介します。私は時々、100円ショップに「コンパクトさ」を求めて買い物に行きます。
はじめに、スーパーやホームセンターや通販ではなく、100円ショップで買い物するのはどんなときですか?
普通は「出来るだけ安く買い物をするため」の理由ではないでしょうか。確かに、「え?これが100円?」とびっくりするようなものが結構あります。
その他にも100円ショップならではのメリットはたくさんあります。その中でも今回は見過ごしがちなメリットの話です。
簡単に使いきれないものは100円ショップのコンパクトサイズを買う
100円ショップの商品にはコンパクトサイズで売られているものがあります。例えば通常のサイズでは、もっと大きいサイズしか商品化されていません。ところがおそらく100円で売ることが可能にするためでしょう。「100円ショップ仕様」ともいえる、通常よりコンパクトにした製品があります。
そうしたものは「通常サイズでは、なかなか使いきれない」「滅多に使わない」様な時に重宝します。特に我が家で100円ショップから調達する物の一例が今回購入した2点です。
防水スプレーと円滑スプレーです。
容量あたりのお得さではなく、「使い切れる量」を選ぶ
こちらはどちらも容量は70mlです。通常の商品は300ミリットル~400ml、500円前後で販売されています。
ですから、100円ショップ品だからお得というわけではありません。大容量で安い物を買ったほうが容量あたりの価格は安いです。大量に使う方は、100円ショップ品よりも通常品を買う方が安上がりです。ただ、「どうせ腐るものでもなし」と容量あたりのお得差を重視する買い方は考えものです。
容量あたりの価格が安くても使用頻度が少なく、いつまでも使いきれない物は保管場所の問題、安全性の問題など様々な注意点を伴います。
スプレー製品は処分しにくいから、できるだけ買わない
スプレーの製品は、処分をするのが非常に難しい品です。ですから我が家では基本、「購入禁止令」を発しています。どうしても買う必要のある物は、今回のように100円ショップからコンパクトな物を買うようにしています。
割安に買うことよりも、「管理できる期間内に使い切られる量」を買う方が結局はお得です。多すぎる量は腐らなくても年々、ほこりがかぶってきます。あることを忘れてしまいます。
大容量の防水スプレーは使い切れない
防水スプレーは、靴やバッグ、洋服などに吹き付けます。10年前位に、スポーツ用品店で2個セットの大容量サイズをうっかり(たくさんあって安い)とうっかり買ってひどい目に(?)あいました。使っても使ってもなくなりません。
考えてみれば3人家族ですから、そんなに防水スプレーはそんなに減らないのです。大家族ならすぐなくなるかもしれませんが。結局。それを使い切るのに何年かかったでしょうか。5年くらいかかったような気がします。
100円ショップなら少量サイズが手に入る
やっと使い切った後は、100円ショップのミニサイズを買う事にしました。使用頻度にもよりますが、このくらいのサイズの場合、だいたい1シーズンに1本くらいのちょうどよい感じで使い切れます。なくなったら買いにいけばいいだけです。
円滑スプレーの使い勝手
それから円滑スプレーですが、これは「絶対必要」とも限らない品です。ですが、「あって助かる」という場面が不定期にあります。例えばドアの蝶番がキーキー音を立てた時や、カバンの金具のおさまりが悪くなったとき、これをちょっと注したらあっという間に元の調子に戻ったという事は数知れず。
自転車などを自分でマメに手入れしている方にはこれでは物足りないのでしょうが、我が家ではこのサイズがちょうどいいです。だいたい一本を使い切るのにこれでも2~3年かかります。もっと小さいサイズが見つかればそちらのサイズでも良いくらいです。
さいごに
100円ショップのイメージは「安い」「節約」ですが、それだけではありません。「使い切れる、ちょうどよいコンパクトな容量の物を買いに行く」場所でもあるのです。
大容量サイズや二個セットなどは使用頻度が高い人には確かにお得です。でも、そんなに使わないものならば、短いサイクルで使い切る方が適切な管理ができます。
特にスプレー製品は、処分をしたくても簡単にはしにくい品です。「捨てられない、困った」とならないように普段から必要な量だけを買う方が結局はお得です。