簡単に暮らせ

ちゃくまのブログ。女性ミニマリスト。合理的な家事、少ない服で暮らす、家計管理、お金、捨て作業のコツ。好きな事をして生きる暮らしの追及

「物が多くて家の中が散らかる」を改善するコツ



こんにちは ちゃくまです。このブログは暮らしに関することをつづっています。

・ミニマリスト的な暮らし方 ・家事を簡単にする工夫 ・お金に関する管理方法(筆者はFPです) ・世間に惑わされない生き方 ・・など。お役に立てたらうれしいです。

「物が増えて散らかり放題になってしまう人」と、「いつもスッキリ片付いている人」とでは何が違うのでしょうか。

それは習慣です。「いつもスッキリ片付いている人」は、「その都度すぐに片付ける」が徹底しています。それに対して「物が増えて散らかり放題になってしまう人」は、「あとで」「そのうち」と、出したものを元に戻す習慣が曖昧なのです。

物が散らかる、片付く人の行動習慣の違い

 

その他、例えばリビングからキッチンに向かうとします。そのとき、ついでにテーブルの上にあるものをいくつか持って台所に向かう事が習慣になっている場合と、両手が空っぽのまま台所に向かう場合とでは片付き具合が違ってきます。

帰宅して玄関に入ったら、靴をそろえる、しまう、が徹底している場合は玄関のたたきに靴があふれません。ですが靴を脱いだらそれっきりが習慣の場合は、たたきの上は靴だらけになります。

コートを脱いだらその場でハンガーにかけて、ブラシをかけておけば、コートはしかるべきところにあります。ところがきちんとハンガーにかけず、ソファの背もたれに掛ければ、そこに服の吹き溜まりが出来ます。

バッグの中身を整理しつつ、定位置に戻せばバッグは収まっています。けれどもダイニングテーブルのいすの上に放置すれば、バッグが散らかりのひとつになります。

読み終えた雑誌を収納場所に戻せばテーブルの上はスッキリしますが「また読むから」と置きっぱなしにすれば、その下に定期入れが置いてあるのに気付きにくいために、明日の朝、慌てるかもしれません。

つまり、部屋が散らかる、片付くの違いは、行動する都度、その場でこまめに方を付ける習慣の有無の違いなのです。

片付けと断捨離は集中して一気に行う

それぞれの動作はささいなことでも積み重なると物の吹き溜まりが出来ます。吹き溜まりが出来るのは日々の小さな積み重ねですが、片付けるときには一気にしないとラチがあきません。

片付ける習慣がある人は、こまめに少しずつ何か行動するたびにチョコチョコとその場で方を付けます。けれども、片付けがうまくいっておらず、物をあふれさせてしまった人が「片付け」や断捨離を決心したときには一気に集中して行う必要があります。

少しずつの片付けでは結果が見えにくい

日々、散らからないように、余計な物が増えないようにするコツはこまめな小さな行動の積み重ねです。けれども物を大量にあふれさせてしまい、乱雑になってしまった場合は、「少しずつ」ではいつまでも結果が出ません。

そもそも物が多いのですから「ちょっとずつ」ではいつまでたっても結果が見えないのです。あげく、自分が片付けや断捨離を始めた事を忘れてしまいます。当初の決心も薄れてしまいます。仮に続けられたとしても長い長い時間がかかります。

「片付けたい」「物を減らしたい」と決心したのなら、近日中に結果を出したいですよね?そうであれば、その意志が何より大事です。

このような場合は、いったん、荒療治が必要です。気付いたとき、決心した時の勢いを利用することが肝心です。いったん、物を厳選したあとは、こまめな片付けの習慣のキープが必要です。片付いた状態をキープするには「こまめに少しずつ、その都度」がコツです。

世の転勤族の人たちは短期間に荷物を整理している

「そんなの無理」と思うかもしれませんが、そんなことはありません。例えば転勤族の人はある日、辞令を受けてわずかな期間に引っ越しを手配して決められた間に全てを完了させなくてはいけません。

当初は「できるかな?」と思いますが、期限を決められれば人は出来るのです。実際に我が家も何度もそのような引っ越しを経験しています。

しかも子供がまだ幼くて、荷物の選別などをする時間も限られていたときが何度もありました。おまけに夫だけ先に赴任先に行ってしまうという事が多数。

実家は離れているし、結局、自力で荷物の選別を勢いに乗って何度もやりました。だからこそ、「勢いが大事」と自信をもって言えるのです。

断捨離、片付ける物の順番

ブログに何度か書いていますが、断捨離や片付けの順番のコツは

処分しにくい物→処分しやすい物

大きい物、重い物、かさばる物→小さい物、軽い物、かさばらない物

・・です。

処分しにくい物とは、たとえば

 

一般ごみには出せない物

家電リサイクル法対象の物

人手を借りないと移動できない物

危険物

処分費用がかかる物

 

・・などです。

 

初めに、面倒なものを完了させておけば、後は一人で処分や片付けをできます。すでに面倒なものの処分が終わっていれば、それに頭を悩ませずに済みますし、空間も開いているからスムーズに行きます。

そして処分費用が必要でも、ちゅうちょしない事も必要です。初めにリサイクル店に来てもらい、値段が付かなくても持って行ってもらえるものは、持って行ってもらえば、ゴミ処分のために運搬する手間が省けます。

 

まとめ

あまりに時間をかけすぎては、いつまでたっても片付かない状態は改善しません。そもそも、物があふれていることを自覚した以上、ずるずると先延ばししていたのでは何も変わることができません。

  • あふれ過ぎたものの片付けは一気に、勢いよく。
  • 片付いた後のキープはその都度こまめに。

・・がコツです。何より早く片付けを終わらせれば、本来やりたいことに集中できます。時間をかけ過ぎると、いつの間にかそれ自体が趣味のようになってしまうことがあります。

決心したなら今すぐ始めませんか?そのほうがずっと気分がいいですよ。そして完了した後は「やればできる」と自信も出ます。短期間に集中した実践は確かに大変です。けれどもトータルで見ればそのほうが断然効率が良いのです。